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【大学院生就活】面接で落ちないためにアピールするべきこと

こんにちは、あさとです。

 

今日は大学院生で就活をする人に向けて、

面接で落ちないためにアピールするべきことというテーマでお話しします。

 

僕自身は大学院を出て上場企業で研究職として働いています。

僕自身、就職活動のときに受かったり落ちたりしたんですけど、どの企業もここを大事にしているなと感じるポイントがありました。

このポイントについて面接官を納得させられたら合格しましたし、納得させられない時は落ちました。

今日はそのポイントをお話しします。

同じ様に就職して研究職として働きたいと思っている人には役立つ内容になっているので、ぜひ見ていってください。

 

大学院生の就活ってなかなか難しいんですよね。

大学院に行って研究をしていると、ホームページを見て会社のことを調べたり、人に会って就活について情報を得る機会もなかなか作れないです。

研究室でホームページを見てたら、教授が研究室に入ってきて、何してるの?

会社調べてるの?ふーん、みたいな感じで、なんとなく調べてるのが悪い様な雰囲気を出してくることもあるかもしれません。

 

かといって調べないと就活不安だし、みたいなこと、ありますよね。

自分の強み、学生時代頑張ったこと、色々考えてエントリーシートに書かないといけません。

 

自分は部活のキャプテンをやっていたからリーダーシップがあります。とか、

学生時代ずっとバイトをやっていて人とのコミュニケーション能力に優れています。とか、色々考えますよね。

 

でも研究職に就く場合、大体の面接官が見ているのは、あなたが研究ができるかどうかです。

これが当たり前の様でなかなか抑えられていない人が多いです。

僕もそうでした。

 

僕自身は留学経験があります。

日本の研究室に在籍しながら海外の研究室に行って研究をしていました。

海外の研究室って普通に大学院生をしていたらなかなか行かないじゃないですか。

だから僕は留学から帰ってきて、就活をするときに留学の経験をメインに話そうと思いました。

人と違うことをやっているから、これで目立つことができて採用してもらえると思っていたんですね。

でも、これが失敗でした。

いくら海外で研究するという経験をしていても、それは就活ではほとんど武器になりません。

どうしてかわかりますか?

 

これは相手の立場、つまり企業の立場に立ってみるとよくわかります。

日本の会社の研究所って日本にあることがほとんどです。

中で働いている人も日本人ばかりです。

だから海外で生きていけるかどうかなんて関係ないんです。

それよりも、研究をしっかり自分で考えながら行うことができるのか、期限を守って研究できるのかという実務面が問われます。

研究がしっかりできれば、会社としてはその研究をもとに売り上げを作ることができるからですね。

ここ、すごく大事なポイントですよ。

 

企業はあなたが研究をしっかりできる人かどうかを見ているので、エントリーシートとか面接とかでは研究ができることをしっかりと伝えることが大事です。

学生時代一番頑張ったことは?という質問には研究です。と答えるのが一番良いでしょうし、長所はなんですか?と聞かれたら研究で培った粘り強さです。

みたいなことを言えば受かりやすいと思います。

 

僕自身も最初に受けた企業で留学のことをアピールして落ちたので、そこからは研究のことを主に話す様にしました。

そうすると、受かりました。

やっぱり企業が研究職に求めていることは研究なんですね。

ここを覚えておいて欲しいと思います。

 

研究のことをしっかりとやっていることを会社に伝えるために一番有効なのは自分の研究についてしっかりと解説できることです。

研究職の面接では必ず技術面接があります。

技術面接は会社の研究の人に自分の研究をプレゼンして、そこで質問を受けて答えるというものです。

正直この技術面接さえクリアすれば大体受かります。

技術面接以外で落ちたら、その企業は相性が合わなかったと諦めて問題ないと思います。

技術面接では、その技術のことがわかっている人もいれば、わかっていない人もいます。

どちらの面接官が来ても対応できる様にしておかないといけません。

わかっている人には専門的に、わからない人にはわかりやすい様に説明しないといけないんですね。

説明した後には、もちろん質問をされます。

 

その時のために、どんなことを質問されるかということを想定しておかないといけません。

質問は、実験方法のこと、結果のこと、今後の展望のこと、いろいろあります。

この質問をしっかり答えるために、大学の教授と相談したり、大学の同期と相談したりしてどうやって質問に答えるかを詰めていく必要があります。

いろんな人の意見を聞くと、だんだんどんなことを聞かれるかわかる様になってきます。

そうすると、技術面接でも大体の質問に答えることができる様になるます。

そこまで来れば面接でもうまくいって、就活がうまくいくと思います。

 

僕もすでに上場企業の研究職として働いていますが、研究職はだいぶ楽ですし、好奇心も満たされます。

それでいてある程度の給料をもらうことができるので、今大学院で研究をしている人にとっては良い職業だと思います。

 

ぜひ、自分の研究をしっかりと説明できる様になって入りたい企業に就職できる様に頑張ってください。

 

最後に、とは言っても教授とか知り合いに聞きにくいし、実際に企業にいる人に面接練習をしてもらいたいという人もいると思います。

確かに企業にいる人に面接の練習をしてもらった方が、質問も本番さながらですし、緊張感もあって良い練習になりますよね。

そこで、上場企業で研究職として働いている僕が面接練習にお付き合いします。

就活が不安だけど、研究職として働きたい、と思っている人はぜひ概要欄をチェックしてみてください。

 

それではまた次回の動画でお会いしましょう。

チャンネルの運営について

こんにちは、あさとです。

研究職として働きながら不動産賃貸業も行っています。

 

今日はこれからのYouTube活動についてお話しします。

 

以前まで商品づくりの過程を共有しますという企画を行っていました。

商品というのは、誰かにお金を出して買っていただけるもののことです。

誰でも作ることができるデジタルコンテンツに絞って商品づくりの過程を共有しようと思いました。

デジタルコンテンツは情報や知識を売るということです。

これは誰にでもできますよね。

 

商品づくりで大事なことは、もちろん買ってくださる方がこの商品を買ってよかったと思うことです。

自分の知識を売って人に喜んでもらうためには、自分がその分野に詳しくないといけません。

僕は、化学系の大学院を卒業してメーカーに研究職として就職しているので、この分野に関しては専門的な知識があります。

この分野でたくさんの人に喜んでももらえることは何かなと考えた時に出てきたのが、危険物という資格試験でした。

危険物の資格試験は、化学系に就職する多くの人が受けることになる試験です。

 

この試験に関して勉強する動画を作ると勉強が捗って勉強以外に使う時間が増えるので、人の役に立てるのかなと思いました。

そこで、次の動画から30本程度は危険物の対策動画を出します。

最初はYouTubeで全部見られるようにします。

それらの動画が人の役に立っていてお金をいただけるレベルだと判断できたら、それらの動画を商品化しようと考えています。

 

その約30本の動画を出し終わったら、またセミリタイアに関する動画を出していこうと思います。

チャンネルの運営方針を少し変えていきますが、この段階で僕の動画を見ている方は動画で言っていることだけでなく、

チャンネルの運営方針から僕の考えていることがわかるような人ばかりだと思うので、ぜひそのまま見ていただいて、何か役に立てていただければと思います。

 

今回の動画は以上です。

それではまた次回の動画でお会いしましょう。

危険物の性質6

こんにちは、あさとです。

今日も危険物の勉強をしていきましょう。

今日は第四類以外の危険物についてお話ししていきます。

第四類以外の危険物には第一類、第二類、第三類、第五類、第六類がありますので、

それぞれの性質と消火方法について消火します。

 

それではまず第一類危険物からです。

第一類危険物は酸化性固体です。

性質としては、まず第一類危険物自体は不燃性ですが、酸素を多量に含んでおり、分解などによって酸素を放出します。そのため、可燃物と混ぜて熱や衝撃を加えると、

酸素供給体となり、激しい燃焼を起こさせます。

酸素を放出することが危険に繋がるんですね。

次に、常温で固体であり、ほとんどが無色の結晶や白色の粉末です。

無色の結晶もしくは白色の粉末というのは覚えておくといいです。

次に、潮解性を持つものがあり、木材や紙に染み込んで乾燥したものには爆発の危険があります。

潮解性というのは、結晶が水分を含んでドロドロになることです。

それが紙などに染み込むと危ないんですね。

それでは第一類危険物の消火方法を説明します。

主に水、強化液、泡消化剤による冷却消火が有効です。

水と反応して酸素を生じるものには、粉末消化剤や乾燥砂による窒息消火を行います。

水を使って酸素ができてしまうと、その酸素がまた燃焼につながってしまう恐れがあります。

だから一般的な第一類危険物の消火には水を使ってもいいですが、水を使って酸素ができる場合には他のものを使いましょうということです。

 

それでは、第二類危険物についてです。

第二類危険物は可燃性固体です。

可燃性固体の性質は、まず、比較的低温で引火しやすい可燃性の固体です。

低温でも引火しやすいということがポイントです。

次に、酸化されやすく、燃焼速度が速い傾向があります。

燃焼速度が速いのも危ないですよね。

次に、硫黄などのように燃焼すると有毒ガスを発生するものもあります。

危険ですね。

それでは第二類危険物の消火方法を説明します。

一般に冷却消火が有効です。冷やすことが良いということですね。

次に、水と反応する物質は乾燥砂で、引火性固体は泡消化剤などで窒息消火します。

水と反応する物質の消火に水を使わないのは、水との反応が起きると、熱が発生し、それがさらなる反応に繋がることがあるからですね。

 

それでは第三類危険物についてです。

第三類危険物は自然発火性物質および、禁水性物質です。

自然発火性物質は空気に触れると自然発火する物質で、禁水性物質は、水に触れると、発火や可燃性ガスを発生する物質です。

これらの物質の性質はまず、常温で固体の物質と液体の物質があります。

固体と液体の両方があるということですね。

次に、ほとんどが自然発火性と禁水性の両方の性質を持っています。

例外として、黄リンは自然発火性のみ、リチウムは禁水性のみです。

例外を覚えておきましょう。

次に、黄リンは空気中で自然発火し有毒ガスを発生するため、水中保存します。

黄リンは自然発火性のみしか持っていないので水中に保存しても大丈夫です。

それでは第三類危険物の消火方法を説明します。

第三類危険物は禁水性のため一般に水、強化液、泡消化剤は使用できません。

炭化水素塩類等を用いた粉末消化剤や、乾燥砂などによる窒息消火を行います。

第三類危険物では、水を使わない消火を行うということですね。

 

次に、第五類危険物についてです。

第五類危険物は、自己反応性物質です。

自己反応性物質の性質は、まず、酸素を含んでいる可燃性の物質ということです。加熱などによる分解反応によって、発熱や発火、爆発を引き起こします。

ここは覚えましょう。

次に、常温で固体の物質と液体の物質の両方があります。固体の物質も液体の物質もあるんですね。

それでは、第五類危険物の消火方法について説明します。

第五類危険物は、もともと酸素を含んでいます。

だから周りから酸素の供給を止める窒息消火には効果がありません。大量の水による冷却消火が効果的です。

 

最後に第六類危険物についてです。

第六類危険物は酸化性液体です。

酸化性液体は、多量の酸素を含み、ほかの物質を強く酸化させる性質を持つ液体です。

性質は、まず酸化性液体自身は不燃性ですが、有機物や可燃物と混ぜると激しい燃焼を起こさせます。

第一類危険物と同じような性質ですね。

次に、水と激しく反応し、熱を発するものがあります。

例としては三フッ化臭素などがあります。

次に、腐食性があるため、触れると皮膚をおかします。また蒸気は有毒です。

触れると皮膚が炎症を起こすなど悪影響があります。これを皮膚をおかすと言っています。

それでは第六類危険物の消火方法について説明します。

第六類危険物には決まった消火方法はなく、燃焼物に応じた消火方法で消火します。

例えば水と激しく反応する三フッ化臭素だと水を使った消火はできませんよね。

物質に合わせて消火方法を選びます。

逆に言えばここが問題に出されることはほとんどないでしょう。

 

危険物の性質についての動画は以上です。

みなさんが乙4の試験に合格できればと思っています。

 

ご視聴いただきありがとうございました。

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それではまた次回の動画でお会いしましょう。

危険物の性質5

こんにちは、あさとです。

今日も危険物の勉強をしていきましょう。

 

今日は第四類危険物のなかで、第三石油類、第四石油類、動植物油類についてお話しします。

 

まず第三石油類について説明します。

第三石油類は引火点が70℃以上200℃未満の石油類のことです。

例としては重油などがあります。

まず、第三石油類の一般的な性質をお話ししてあとに、具体的な第三石油類の品名をあげてそれぞれの特徴を説明していきます。

第三石油類の一般的な性質としては、

まず、非水溶性のものと、水溶性のものがあります。

非水溶性のものは、重油クレオソート油で、水溶性のものは、エチレングリコールグリセリンがあります。

ここは覚えておきましょう。

次に、引火点が高いため、通常は加熱しなければ引火しません。ただし、燃え始めた時は既に液温が高くなっているので、引火点の低い物質より帰って消火が難しくなります。

燃えたら消火が難しいので、燃えないようにしないといけないですね。

次に、指定数量は、非水溶性のものが2000L、水溶性のものが4000Lです。

指定数量は大事なので、覚えておきましょう。

 

ここからは、第三石油類の代表である重油について説明します。

重油は、原油を上流した後の残りに軽油を混合してできる石油製品のことです。

ディーゼル機関やボイラーの燃料に使われています。

重油の性質を見ていきます。重油の性質は大事なので覚えてください。

まず、褐色または暗褐色の液体で特有の臭気があります。

褐色または暗褐色というところが特徴ですね。

次に、引火点発火点は種類により異なり、引火点は60℃~150℃、発火点は約250℃~380℃です。

種類によって異なるということを覚えておいてください。

次に、水には溶けません。また第三類石油類の中では唯一水よりも軽い液体です。

ここは重要です。第三石油の中では水よりも軽いのは重油だけです。

次に、不純物として含まれる硫黄は、燃えると有毒ガスを発生します。

重油の不純物として含まれる硫黄が危ないということですね。

次に、通常は常温では引火しませんが、一旦引火すると、液温が高いので、ガソリンより消火が難しいです。

火災には泡、ハロゲン化物、二酸化炭素、粉末消化剤が適しています。棒状放射の水や強化液は適していません。

この消火に関することも覚えておいてください。

 

それでは、重油以外の第三石油類に関しても簡単に説明していきます。

まず、クレオソート油です。

暗褐色の液体で、水よりも重いです。水には溶けませんが、アルコールには溶けます。木材の防腐剤などに使われています。

水には溶けないんですね。

次に、アニリンです。

無色または淡黄色で特異臭があります。水よりも重く、水には溶けにくいですが、アルコールには溶けます。

医薬品や合成樹脂などに使われています。

こちらも水には溶けません。

次に、ニトロベンゼンです。

淡黄色で芳香臭があります。水よりも重く、水には溶けにくいですが、アルコールには溶けません。

アニリンの原料です。

こちらも水には溶けないんですね。

次にエチレングリコールです。

無色で粘り気があり、甘みのある液体です。水よりも重く、水に溶けます。

PETの原料や自動車の不凍液などに用いられます。

エチレングリコールは水に溶けます。

最後にグリセリンです。

無色で粘り気がある液体です。

水よりも重く、水に溶けます。

医薬品や化粧品に使われています。

グリセリンも水に溶けるんですね。

以上が第三石油類についてです。

 

ここからは第四石油類についてお話ししていきます。

第四石油類は引火点が200℃以上250℃未満の石油類です。

代表的なものに、ギヤー油やシリンダー油などがあります。指定数量は6000Lです。

指定数量は覚えておきましょう。

次に第四石油類の一般的な性質についてお話しします。

まず、一般的には粘り気が大きく、揮発性は高くありません。

簡単には気体にならないということですね。

次に、一般的には、水には溶けず水に浮きます。

水に溶けないというところがポイントですね。

次に、引火点が高いため、加熱しなければ引火の危険はありません。ただし、燃え始めた時は液温が高くなっているため、消火が困難になります。

これは第三石油類と同じような性質ですね。

第四石油類に関しては以上です。

 

それでは最後に動植物油類について説明していきます。

動植物油類というのは、動物の脂肉や植物の種子・果肉などから抽出したもので、引火点が250℃未満のものをいいます。

例としてはヤシ油やアマニ油などがあります。

動植物油類の一般的な性質を紹介します。

まず、水よりも軽く、水には溶けません。

水よりも軽いんですね。

次に、引火点が200℃以上のものが多いので、加熱しない限り引火の危険はありません。

これは第三石油類や第四石油類と同じですね。

次に、自然発火することがあります。

この自然発火に関して少し詳しく説明します。

動植物油類は空気中の酸素と反応して固形化し、この時の反応熱が蓄積して自然発火を起こすことがあります。

動植物油類のうちヨウ素価の高いものは乾性油と呼ばれ、特に酸化されやすく、自然発火しやすい性質があります。

ヨウ素価の高いものほど自然発火しやすいということを覚えておいてください。

 

これで第四類危険物に関する詳しい説明は終わりになります。

特徴をしっかり覚えてぜひ、試験に合格してほしいと思います。

 

ご視聴いただきありがとうございました。

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それではまた次回の動画でお会いしましょう。

危険物の性質4

こんにちは、あさとです。

今日も危険物の勉強をしていきましょう。

今日は、第四類危険物に中のアルコール類と第二石油類について説明していきます。

 

まずアルコール類についてです。

アルコールとは水酸基と言われる酸素と水素からできたものを持っている化合物のことです。

その中でも第四類危険物のアルコール類は炭素の原子数が1個から3個までのものをいいます。

代表的なものはメタノールエタノールイソプロピルアルコール、n-プロピリアルコールがあります。

アルコール全般の特徴としては、水や有機溶剤によく溶けることが挙げられます。

だから消火の時には一般の泡消化剤では泡が溶けてしまい効果がないため、水溶性液体用の泡消化剤が必要になります。

 

ここからはアルコールの中でのよく試験ででるメタノールエタノールについてお話ししていきます。

メタノールエタノールは共通の性質が多いので、共通の性質を説明した後に異なる性質を説明します。

共通の性質はとても大事なので覚えてください。

 

メタノールエタノールで共通の性質ですが、

まず、無色透明の液体で芳香臭があります。

お酒の匂いとかエタノール消毒液の匂いを思い出してもらえればいいと思います。

次に、引火点が20℃よりも低く、常温で引火の危険があります。

メタノールの引火点は11℃、エタノールの引火点は13℃なので、常温でも引火する危険があるんですね。

次に、沸点は100℃よりも低く、揮発性があります。

メタノールの沸点は64℃、エタノールの沸点は78℃なので、簡単に気体になります。

次に、水によく溶けます。

ここは一般的な第四類危険物と違うところですね。

次に、比重は1より小さく、蒸気比重は1より大きい物質です。

これは一般的に第四類危険物と同じです。

次に、流動などによる静電気はほとんど発生しません、

ガソリンなどは静電気がたまりやすいという性質がありましたが、メタノールエタノールはほとんど静電気が発生しないんですね。

次に、燃焼している炎の色が淡く、見えづらいです。

ここはまあそうなのかくらいに思ってもらえれば大丈夫です。

最後に、泡消化剤は水溶性液体用を使用します。

メタノールエタノールは水に溶けるという性質があるので、それに合わせた消火器を使わないといけないということですね。

 

では、メタノールエタノールの異なる性質を見てみます。

まずメタノールには強い毒性があり、飲んでしまうと失明や死亡の危険があります。

メタノールは自動車のアルコール燃料や塗料の溶剤などに使われています。

次にエタノールですが、こちらには毒性がありません。

お酒の成分ですね。

溶剤や消毒剤として使われます。

以上がアルコール類についてです。

 

さて、ここからは第二石油類についてお話しします。

第二石油類とは、引火点が21℃以上で70℃未満のものをいいます。

まず、第二石油類の一般的な性質を見ていきましょう。

第二石油類には非水溶性のものと水溶性のものがあります。

非水溶性のものには灯油や軽油などがあります。水溶性のものには酢酸やアクリル酸などがあります。

次に、引火点が常温よりも高いので、常温では引火しませんが、加熱すると、非常に引火しやすいので危険です。

熱すると危険が増すんですね。

次に、比重は水よりも軽いものが多いですが、クロロベンゼンや酢酸は水よりも重いので、水に沈みます。

第四類危険物は基本的に比重が水よりも軽いですが、クロロベンゼンや酢酸は例外だということですね。

例外は覚えておきましょう。

次に、指定数量は非水溶性のものが1000L、水溶性のものが2000Lです。指定数量は大事なので覚えましょう。

次に、消化剤には泡、ハロゲン化物、二酸化炭素、粉末などの消化剤が適しており、水溶性のものは、水溶性液体用の泡消化剤が適しています。

ここも一般的な第四類危険物と同じですね。

 

さて、ここからは第二石油類の中の灯油と軽油の性質についてお話しします。

灯油は無色または淡い黄色、軽油は淡黄色または淡褐色です。どちらも特有の臭気があります。

灯油を使うストーブを使ったことがあればわかるかもしれません。

次に、引火点は灯油が40℃以上、軽油が45℃以上で、どちらも常温では引火しません。ただし、加熱すると非常に引火しやすくなります。

常温では引火しないということがポイントです。

次に、どちらも水より軽く、水に溶けません。

また蒸気比重は空気より重いという性質があります。

これは一般的な第四類危険物と同じ性質ですね。

次に、発火点はどちらもガソリンより低く、220℃です。

ガソリンよりも低いんですね。

次に、電気を通しにくく、静電kにがたまりやすい性質があります。

静電気がたまりやすいので、危ないんですね。

つぎに、ガソリンと混ぜると引火しやすくなるので注意が必要です。

これらが灯油と軽油の性質です。

 

最後に、灯油と軽油以外の第二石油類について簡単に説明します。

クロロベンゼンとキシレン、そして酢酸についてです。

まず、クロロベンゼンは、無色透明で特有の臭気があります。液体は水に溶けず、水よりも重いです。蒸気には麻酔性があります。

クロロベンゼンは水に溶けないということと、麻酔性があるというのがポイントです。

次に、キシレンです。キシレンは無色透明で芳香臭があります。液体は水に溶けず、水よりも軽いです。キシレンも水に溶けません。

最後に、酢酸です。酢酸は無色透明の液体で、酢の成分となる刺激臭と酸味があります。液体は水に溶け、水よりも重いです。

濃度96%以上の酢酸は氷酢酸と呼ばれます。

酢酸は水に溶けるんですね。覚えておきましょう。

 

以上がアルコール類と第二石油類の説明です。

覚えないといけないことが多いですが、動画を何回も見て覚えて欲しいと思います。

 

ご視聴いただきありがとうございました。

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それではまた次回の動画でお会いしましょう。

危険物の性質3

こんにちは、あさとです。

今日も危険物の勉強をしていきましょう。

今日は第四類危険物の中で特殊引火物と第一石油類についてお話ししていきます。

 

特殊引火物は、1気圧で発火点が100度以下か、または、引火点が-20℃以下で沸点が40℃以下のものをいいます。

特殊引火物は、第四るい危険物のなkでも発火点や引火点が特に低いです。

また燃焼範囲も広いです。

これらのことから第四類危険物の中では、最も危険性が高い危険物です。

指定数量は50Lです。

 

特殊引火物の例として二硫化炭素、ジエチルエーテルアセトアルデヒド、酸化プロピレンの4つがあります。

この4つについて詳しく性能を見ていきます。

 

まず二硫化炭素です。

二硫化炭素は、純粋なものは無色・無臭ですが、不純物は特有の匂いがあります。

次に、発火点が90℃と特に低く、水の沸点以下で発火します。

沸騰するよりも簡単に発火するのは怖いですね。

次に、水には溶けませんが、アルコールやジエチルエーテルに溶けます。

水には溶けないんですね。

次に、液体の比重は1.261で水よりも重いです。

ここは覚えておくと良いです。第四類危険物の多くは比重が水よりも軽いので、水に浮きます。

しかし、二硫化炭素の比重は水よりも重いので水に沈みます。

この性質を使って、水中に貯蔵して蒸気の発生を抑えることがあります。

ここが二硫化炭素の特徴なので、覚えておきましょう。

次に、揮発性が高く蒸気は有毒です。また、燃焼すると有毒な二硫化硫黄が発生します。

揮発性が高いとは気体になりやすいということです。

気体が発生しやすく、かつその気体が有毒なので危ないですね。

 

さて、次にジエチルエーテルの特徴を見ていきましょう。

まず無色透明で甘い刺激臭があります。

独特の匂いがするんですね。

次に、引火点が-45℃と低く、引火しやすい物質です。

次に、水には少し溶け、アルコールにはよく溶けます。

水に少し溶けるんですね。

次に、揮発性が高く、蒸気には麻酔性があります。

ジエチルエーテルは昔は手術をするときの麻酔に使われていました。

麻酔として効くからですね。

次に、空気と長く接触したり、日光に晒したりすると過酸化物が発生し、過熱や衝撃で爆発の危険があります。

空気との長い接触や日光にさらされることで化学変化がおきてしまうので、気をつけましょう。

 

さて、次にアセトアルデヒドの特徴についてです。

アセトアルデヒドも無色透明で、刺激臭があります。

ジエチルエーテルの特徴に似ていますね。

次に、沸点が20℃と低いために、揮発性が非常に高く、引火しやすい物質です。

引火性液体は液体そのものが燃えるのではなく、そこから発生した蒸気に引火することで燃えます。

蒸気が発生しやすいということは燃えやすいということですね。

次に、水に溶ける性質があります。

多くの第四類危険物は水には溶けませんが、アセトアルデヒドは溶けます。

水に溶けるので、通常の泡消化剤は適していません。

ここは例外なので、覚えておくと良いと思います。

次に、エタノールが酸化すると、生成され、さらに酸化すると酢酸になります。

エタノールを酸化するとアセトアルデヒドアセトアルデヒドを酸化すると酢酸になるのです。

 

それでは、最後に酸化プロピレンの特徴を見ていきます。

まず水に溶ける性質があります。

これはアセトアルデヒドと同じですね。

第四類危険物の中で水に溶ける性質というのは例外なので、こちらも覚えておきましょう。

水に溶けるので、こちらも通常の泡消化剤で消火するのは適していません。

次に、引火点や沸点は低いですが、発火点は449℃です。

発火点は高いので、発火する恐れは少ないですね。ただ引火点、沸点はそれぞれ-37℃、35℃と低いのでやはり注意は必要です。

次に重合する性質があり、その際に熱が発生して火災や爆発の原因になります。

重合というのはバラバラだった分子がずーっと繋がって一つの分子になることです。この反応が起きるときに熱が出るので気をつけないといけません。

ここまでが特殊引火物の特徴についてです。

 

ここからは第一石油類についてお話ししていきます。

第一石油類はガソリンやアセトンなど、引火点が21℃未満の引火性液体のことです。かなり低いですよね。

21℃って普通に生活していたらよくある温度です。

その温度になったら第一石油類はどれも引火する恐れがあるということです。

第一石油類の一般的な性質についてお話しします。この性質は重要なので、覚えてください。

まず、第一石油類は、ガソリン、ベンゼントルエンなどの非水溶性のものと、アセトン、ピリジンなどの水溶性のものに分かれます。

水に溶けるものと溶けないものがあるんですね。

次に、液体の比重は水よりも軽く蒸気は空気よりも重いです。

第一石油類は基本的に水に混ぜれば、水に浮き、空気と混ぜれば、空気よりも沈むということです。

次に、非水溶性のものは静電気がたまりやすいです。

静電気がたまりやすかったらそれで放電したときに火花が起こりやすいので、火災の危険性が高まります。

次に指定数量は非水溶性のものが200L、水溶性のものが400Lです。

非水溶性のものは静電気がたまりやすい分危ないので、指定数量が小さいんですね。

次に、消化剤には泡、ハロゲン化物、二酸化炭素、粉末などが適しています。

水は適していません。燃焼の原因の一つ、酸素供給体をなくす方法である窒息消火が適していることを知っておいてください。

ただ水溶性のものは、水溶性液体用の泡消化剤が適しています。

水溶性のものはまた適しているものが少し違うんですね。

 

ここからはガソリン、ベンゼントルエン、酢酸エチル、メチルエチルケトン、アセトン、ピリジンについてそれぞれの特徴を見ていきましょう。

まずガソリンです。

これが第一石油類の中でも代表的なものです。ガソリンの特徴は大事なので覚えてください。

まず、ガソリンは、無職で特有の匂いがあります。

ただし自動車ガソリンは灯油や経由と見分けがつきやすいようにオレンジ色に着色されています。

わざわざ色をつけて見分けやすいようにしているんですね。

次に、比重は0.65~0.75で水より軽く、水には溶けません。

ここは基本的な第四類危険物の性質と同じですね。

次に、蒸気比重は3~4で空気よりも重いため、蒸気が低所に滞留しやすい性質があります。

ここも基本的な第四類危険物の性質と同じですね。

次に、引火点は-40℃以下で氷点下でも引火します。

ここはガソリンの物性の中でも特に重要です。

次に、発火点は300℃でやや高めです。

次に、沸点は40℃~220℃で揮発しやすい性質があります。

燃焼範囲は1.4~7.6vol%で、範囲はそれほど広くありませんが、下限値が低いため、少量の蒸気でも引火する危険があります。

下限値が低いというところがポイントですね。

最後に、電気を伝えにくく、静電気がたまりやすい性質があります。

静電気がたまりやすいと火花が起こりやすいので発火しやすいです。

 

次にベンゼンについてです。

工業ガソリンをベンジンということがありますが、それとは別のものです。

ベンゼンの特徴は、まず無色透明な液体で、特有の芳香臭があります。

次に、水には溶けず、アルコール類にはよく溶けます。

水に溶けないのは一般的な第四類危険物と同じですね。

次に、比重は1より小さく、蒸気比重は1より大きい物質です。

水には浮いて、空気より沈むということです。

次に、引火点は-11℃なので常温dね引火の危険があります。

最後に揮発性が高く有毒です。蒸気になりやすい上に、その発生した蒸気が有毒なんですね。

 

次にトルエンの特徴についてです。

まず、無色透明な液体で、特有の芳香臭があります。ベンゼンと同じです。

次に、水には少し溶けず、アルコール類にはよく溶けます。これもベンゼンと同じです。

次に、次に、比重は1より小さく、蒸気比重は1より大きい物質です。

水には浮いて、空気より沈むということですね。

次に引火点は4℃で常温で引火の危険があります。

最後に、揮発性が高く有毒です。ほぼベンゼンと同じような性質を持っています。

 

次に、酢酸エチルの特徴についてです。

まず、無色透明な液体で、特有の芳香臭があります。

次に、水には少し溶け、アルコール類にはよく溶けます。

水には少し溶けるんですね。

次に、次に、比重は1より小さく、蒸気比重は1より大きい物質です。

水には浮いて、空気には沈むということですね。

次に引火点はー4℃で常温で引火の危険があります。

 

次にメチルエチルケトンの特徴についてです。

まず、無色透明な液体でアセトンに似た匂いがします。

次に、水には少し溶け、アルコール類にはよく溶けます。

酢酸エチルと同様に水には少し溶けるんですね。

次に、次に、比重は1より小さく、蒸気比重は1より大きい物質です。

水には浮いて、空気には沈むということですね。

次に引火点はー9℃で常温で引火の危険があります。

 

次にアセトンの特徴についてです。

無色透明な液体で、特有の刺激臭があります。

こちらは刺激臭なんですね。

次に、揮発性があり、蒸気は有毒です。

簡単に蒸気になって、その蒸気が有毒なのです。

次に、水に溶けます。ここが大きな特徴です。

さらに有機溶剤にもよく溶けます。有機溶剤とはアルコールやジエチルエーテルのことです。

大体のものには溶けることを覚えておきましょう。

次に、比重は1より小さく、蒸気比重は1より大きい物質です。

引火点は-20℃で常温で引火の危険があります。

 

最後にピリジンの特徴についてです。

無色透明な液体で、悪臭がします。蒸気は有毒です。

匂いが悪くて、さらに有毒です。

次に、ピリジンも水に溶けます。大きな特徴です。

また有機溶剤にもよく溶けます。

次に、比重は1より小さく、蒸気比重は1より大きい物質です。

引火点は20℃で常温で引火の危険があります。

 

特殊引火物と第一石油類について詳しく見てきました。

それぞれの化合物の特徴についても詳しく説明しました。

試験で出題されることも多いので、頑張って覚えて欲しいと思います。

 

ご視聴いただきありがとうございました。

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それではまた次回の動画でお会いしましょう。

危険物の性質2

こんにちは、あさとです。

今日も危険物の勉強をしていきましょう。

今日は第四類危険物の性質と第四類危険物の火災予防・消火方法についてお話ししていきます。

 

まずは第四類危険物の性質についてです。

第四類危険物は引火性液体のことです。

例としてはガソリンや灯油、アルコールなどがあり、火をつけると燃える液体のことです。

 

第四類危険物はさらに7つに分類されます。

それが特殊引火物、第一石油類、アルコール類、第二石油類、第三石油類、第四石油類、動植物油類です。

特殊引火物とは、第四類危険物の中で、特に引火しやすいものです。ジエチルエーテルや二硫化炭素などがあります。

第一石油類は引火点が21度未満の石油類です。ガソリンなどが例です。

第二石油類は引火点が21度以上、70度未満の石油類です。灯油や軽油などが例です。

第三石油類は引火点が70度以上200度未満の石油類です。重油などが例です。

第四石油類は引火点が200度以上250度未満の石油類です。ギヤー油やシリンダー油などが例です。

動植物油類は動植物を原料とする油類です。ヤシ油やアマニ油などが例です。

この分類は非常に重要なので、覚えましょう。

 

ここからは、第四類危険物に共通する性質についてお話ししていきます。

まず、第四類危険物は、全て常温・常圧で液体です。

第四類危険物は別名引火性液体なので、液体なんですね。

 

次に、引火点や沸点は低いものが多いです。

引火点は火をつけると燃え始める温度のことで、沸点は内部から液体が気体に変わる温度です。

引火点や沸点が低いものほど、引火しやすく危ないです。

 

次に、わずかな蒸気で燃焼するものが多いです。

引火性の液体は液面からで得る可燃性の蒸気が空気と混じり合って燃焼します。

第四類危険物は一般にごくわずかな蒸気でも燃焼するものが多いので危険エス

ちなみに燃焼可能な空気中の蒸気濃度の範囲を燃焼範囲と言います。

わずかな蒸気でも燃焼するというのは、この燃焼範囲の下限値が低いということを意味しています。

覚えておいてください。

 

次に、液体は水よりも軽く、水に溶けないものが多いです。

水よりも軽いというのは、水よりも比重が小さいという意味です。

しかも水に溶けないので、水に入れるとどうなるかというと水に浮きます。

ただし例外もあります。

水よりも比重が重いのは、二硫化炭素、グリセリン、ニトロベンゼンエチレングリコール、酢酸などです。

水に溶けるものは、アルコール類やアセトン、アセトアルデヒドなどです。

ここで挙げた例外を覚えておくと便利だと思います。

 

次に、液体から出る蒸気は空気よりも重いです。

第四類の危険物は蒸気の比重が1より大きいので、発生した蒸気は空気よりも重く、地面の近くにたまりやすいです。

液体は水よりも軽いものが多いですが、液体から発生する蒸気は空気よりも軽いんですね。

 

次に、電気の不良導体です。

不良導体とは、電気を伝えにくいということです。

この性質を持っていると静電気がたまりやすいです。電気を長sにくいので、静電気がたまるというのがわかると思います。

とくに非水溶性、つまり水に溶けないものは静電気がたまりやすいです。

以上が第四類危険物の性質です。

 

ここからは第四類危険物の火災予防と消火方法についてお話しします。

第四類危険物にある共通の性質は、可燃性の蒸気が発生し引火しやすいということです。そのため火災の予防では、

蒸気の発生を抑えること、そして点火源を近づけないこと、という二つが基本になります。

具体例を見ていきましょう。この例も覚えておくといいです。

まず、点火源となる火器や高温体を近づけないこと。

火元を遠ざけるということですね。

次に、みだりに蒸気を発生させないことです。

引火性液体とは、その蒸気が引火するので、蒸気をみだりに発生させないことが大事です。

次に、容器は密閉し、直射日光を避けて冷所に保存します。

容器を密閉することで引火の原因となる蒸気の発生を防ぐことができます。また日光などによって熱が与えられ発火する可能性があるので、それを防ぐために直射日光を避けたり、冷所に保存します。

次に、体膨張による体積の増加に備えて、容器の上部に十分な空間を取ることです。

容器パンパンに液体を詰めると、体積が増加した時に容器が壊れる可能性がありますよね。

容器が壊れると危険物が外に出て危ないです。

だから体積の増加も考えた上で、容器の中に危険物をパンパンに入れずに空間を残しておきましょうということです。

次に、排気設備は屋外の高所に排出し、通風・換気などを十分に行います。

第四類危険物の蒸気は空気よりも重いです。だから屋外の低いところに排出すると、蒸気が溜まってしまうかもしれません。だから排気した時も屋外の高いところに排出します。

また、風通しを良くして換気もしっかりと行いましょう。

次に、火花を発生させる機械器具を使用してはいけません。

また、電気設備は防爆性のあるものを使用しましょう。

第四類危険物は引火性液体なので、火花などによって引火します。

そうならないための措置をとりましょうということですね。

次に、配管の流速を小さくしたり、接地するなどの静電気対策を行います。

配管の流速が大きいと、その分静電気が発生しやすくなります。

静電気は火花が起きる原因になるので、静電気を抑えましょうということです。

また、接地、つまりアースを取ることで、静電気を大地に流すことができます。

 

それでは最後に消火方法についてお話しします。

燃焼が起きる3要素として可燃物、酸素供給体、点火源があります。

この3つが揃うと、物質は燃焼するのです。

第四類危険物の火災が起こった時は、燃焼の3要素の一つである酸素供給体を取り除くことで消火します。

名前は窒息消火です。

水を使った消火は良くありません。

第四類危険物は水に浮くものが多く、水に溶けない性質を持っています。

そのため水をかけると、危険物が水に浮いて広がってしまい、逆に火災がひどくなってしまうことがあります。

窒息消火に適した消化剤には、強化液、泡。ハロゲン化物、二酸化炭素、粉末消化剤があります。

これは覚えておきましょう。

 

ただ、アルコールなどの水に溶ける水溶性の液体では、泡が溶けて消えてしまうので、普通の泡消化剤ではなく、水溶性液体用の泡消化剤を使ってください。

 

今回の動画は以上です。

第四類危険物全般の性質と火災予防・消火方法について見てきました。

大事なところなので、ぜひ覚えてください。

 

ご視聴いただきありがとうございました。

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それではまた次回の動画でお会いしましょう。