返報性の原理
みなさん、こんにちは!あさとです。
今、影響力の武器という本を読んでいます。少し前に話題になった本ですよね。今更感はありますが、手にとって面白かったので読むことにしました。
この本は人ば何によって動かされるのかを解説した本です。
その中でもとりわけ強力だとされている力が返報性です。返報性は言ってみれば「お返し」です。
してもらったことは返したくなる人間の性質のことです。
心理学の世界でも非常に有名な原理です。
例えば、友達が旅行に行った時にお土産を自分に買ってきてくれたら、自分が旅行に行った時にはその友達にお土産を返さないといけないような気持ちになりますよね。
それが返報性です。
返報性の原理は自分も知っていたとのですが、この本を読んで、返報性の原理に関する理解がさらに深まりました。
特に、返報性がお願いを譲歩した場合にも当てはまるというところが面白かったです。
どういうことかと言うと、例えばある青年が500円のアイスを売っていて、自分に買ってくれないかとお願いしてきたとします。自分は特にアイスが欲しいわけではないのでいらないと言います。すると、青年はわかった、なら200円のお菓子を買ってくれないかと再びお願いしてきます。すると、私は買ってしまうことが多くなると言うのです。
相手が、自分がアイスをいらないと言う拒否を分かったと譲歩してくれたら、200円のお菓子を買って欲しいと言う相手のもう一つのお願いに対して、自分もいらないけど、まあいいかと譲歩してしまうことがあります。相手の譲歩に対して、自分も譲歩してしますという返報性です。
こんなところにまで返報性が役立っているのだと思うと、非常に面白いなと感じました。
また、この返報性の原理が非常に強力で相手がこの返報性を使って、自分と交渉しようとした時にはなかなか逃れることは難しいとも述べられています。
確かに、相手が上手に返報性を使ってきたら、自分が上手に丸め込まれてしまいそうです笑。
さて、この返報性の原理から逃れる方法ですが、相手が返報性の原理を使って交渉してきていると気づくことだそうです。
そうすれば、自分に何か贈り物をされているわけではないので、返さなくても良いとのこと笑。文章力がなく、伝えきれていないと思うので、もっと知りたい方は影響力の武器を読んで欲しいと思います(すみません笑)。
とにかく、「知っている」ということは大切だということですね。知らないというだけで自分が不利になることはよくあることです。
色々な知識をしっかりつけていきましょう!
では、また明日!