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奨学金は借りるべき!第一種奨学金を借りるべきたったひとつの理由

みなさん、こんにちは。あさとです。

 

今日は、大学院に進学する方向けに奨学金は借りるべきかというテーマでお話しします。

結論から話すと、第一種奨学金であれば絶対に借りるべきです。

奨学金には様々な形があります。お金を借りていずれは返さなくてはならない貸与型、お金をもらって返さなくても良い給付型があります。

一般的に給付型の奨学金は家計基準や学力の基準が非常に高く、採用されることは難しいです。

そこで、今回は比較的簡単に採用される貸与型奨学金、特に国からの奨学金に焦点を当ててお話しします。

多くの大学院生が借りているのがこの国からの奨学金だと思います。

そして、この国の奨学金には第一種奨学金と第二種奨学金があり、もう一度結論を述べると第一種奨学金を借りるべきです。

 

詳しくお話ししていきます。

国から出る第一種奨学金と第二種奨学金の違いですが、一般的な違いは利子があるかどうかです。

第一種奨学金には利子がありません。無利子の奨学金です。借りた分のお金を返せば良いです。

一方で、第二種奨学金には利子があります。借りた分よりたくさんのお金をいずれは返さなくてはなりません。

とはいうものの、利率は借りた年にもよりますが、概ね0%台なので、正直そこまで大きな問題ではありません。

 

本当に大きな問題は、第一種奨学金にのみ、返済免除の権利があることです。

これが第一種奨学金を借りるべき理由です。

 

つまり、第二種奨学金を借りた場合、借りたお金と利率分は将来にわたって、必ず返さなくてはなりません。

しかし、第一種奨学金は大学院で成果を残し、それをアピールすることで、借りた分の奨学金を返さなくてもよくなるチャンスがあります。

この違いはとても大きいです。

第一種奨学金は月々8万8千円もしくは月々5万円の貸与があります。このどちらにするかは自分で選ぶことができます。

もし月々8万8千円の第一種奨学金を借り続ければ、大学院に通う2年間で2112000円になります。

うまくいけば、この奨学金が無料になり、すべて自分の元に入ってきます。

 

第一種奨学金を貸与してもらい、最終的にそれが免除になる効果は本当に大きいです。なぜなら社会人になった時に返済するお金がないことで、手取りのお金が正味1万円から2万円増え、できることの幅が広がるからです。

投資やセミナーなど、お金があるからこそ始められることや勉強できることがあります。

奨学金を免除にならなかった場合、社会人になってから月々1万円から2万円ほどずつ返していくのですが、若手の時は基本的にお金がそこまで無いので、給料から引かれる1万円から2万円は非常に大きいです。

このお金が取られていくために、投資をしたり、様々な経験にお金を使えないということになります。

 

自分の経験を話すと、自分は大学院に進学した時に第一種の奨学金を借りました。

大学院では、研究をある程度頑張って、論文を出したり、学会に参加したりしました。

その成果が認められ、第一種の奨学金を免除になりました。

この奨学金を免除になる方法についてはまた別の機会に紹介したいと思います。

先ほども言いましたが、第一種の奨学金を2年間借りると、最大で2112000円手元に入ってきます。

僕はその中で1500000円ほど手元に残した状態で大学院を卒業しました。

その資金を元手に社会人になってから不動産投資を始めています。

 

このように、奨学金を免除になることで、お金を返す必要がなくなり、そのお金を自由に使うことができます。

研究をやりながらお金をもらうことができて、ほとんど就職した状態になっています。

 

さて、ここからは第一種奨学金の受け方について紹介します。

奨学金の多くは、家計基準と呼ばれるものがあります。

基準収入より下回っている収入の家庭でないと、奨学金を受けることができないというものです。

ここで問題なのは、この基準があるために奨学金を受けることのできない家庭が多いということです。

生活が苦しいから共働きしているのに、その共働きが原因で世帯収入が家計基準を上回り、奨学金を貸与してもらえないということが起きているのはある意味皮肉ですよね。

しかし、この大学院のための奨学金の家計基準は家庭ではなく「自分」なのです。

正確には自分の家庭、例えば配偶者がいた場合にはその配偶者と自分の収入の合算ということになります。

大学院生で配偶者がいる人は少ないと思うので、ここでは単身の大学院生を想定して話を進めていきます。

自分の収入が基本的には299万円を下回っていれば、第一種奨学金に応募できます。

ほとんどの大学院生は自分の収入は、あってもアルバイトくらいですから、ほとんどの学生は第一種奨学金に応募できます。

逆にこの基準以上にアルバイトをしてお金を稼いでいるなら、大学院には行かない方が良いと思います。

というのも、大学院というところは研究をするところですので、アルバイトのしすぎで、研究に時間を割くことができないのなら本末転倒だと思うからです。

 

さて、この家計基準が自分の収入だということからほとんどの大学院生が応募できることがわかりましたが、実際に第一種奨学金を貸与してもらえるかどうかは成績で決まります。

この成績の基準ですが、同じ学科で成績が上位半分以上なら十分に第一種奨学金を貸与してもらえると思います。

日本の大学は一般的に入るのが難しく、出るのは簡単と言われています。

そんなこともあってか、日本の大学生は世界一勉強しないとも言われています。

これは皆さんも大学に行って感じているのではないでしょうか。僕自身も感じていました。

だからこそ、少し勉強すれば成績で上位半分に入ることは簡単だと思います。

 

まとめです。

大学院へ進学するなら、返済免除の可能性がある第一種奨学金を貸与してもらいましょう。

家計基準は自分の収入なので、ほとんど人がクリアできます。

貸与してもらえるかは、学部時代の成績で決まります。同じ学科のメンバーで成績上位半分に入ることを目指しましょう。

 

楽しい社会人生活を送ることができるように、第一種奨学金を貸与してもらって、返済免除になるように研究を頑張ってみましょう。

奨学金返済免除になる方法については、次の機会にお話ししたいと思います。

 

では、また!