理系大学院生が留学先を見つけるためのたった一つの方法
みなさん、こんにちは!あさとです。
今日は理系大学院生が留学先を見つけるためにするたった一つのこと、というテーマでお話しします。
僕は大学院生のときにスイスに研究留学をしていました。
その経験からどうやったら留学先を見つけられるかを紹介します。
結論から話すと、大学の先生を頼りましょう。
その理由はだいたいの大学の先生は留学経験があり、そのつてで留学先を紹介してくれることが多いからです。
実は大学の先生になることはとても難しいです。
今の日本の大学では教授と呼ばれる人は定年まで雇用されることがほぼ決まっていて、今の時代に教授や准教授になることはとても難しいです。
大学の教授になるためにはまず、博士過程に進むことが王道ですが、ここまで進める学生はそう多くはありません。
いずれ他の動画でも解説しますが、博士課程に進んだ後、安定した収入を得られる職につくことのできる人は本当に一握りです。
だから、だいたいの日本の理系学生は修士課程に進んだ後、企業に就職します。
一方、現在教授や准教授になっている人たちは、そのいばらの道である博士課程に進み、なおかつ安定した職に就いているスーパーエリートです。
そんなスーパーエリートなので、世界に関する見聞が広い人たちも多いです。だからこそだいたいの先生は若いとき半年から1年、長い人はもっとですが、留学しています。
留学に行きたいと思ったときに、自分でどこの研究室が良いのかを決めて、その教授に英語で自己紹介や、自分を研究室に入れてくれというような文を書いても、だいたい断られるか無視されます。
相手の立場にたって考えると当然ですよね。誰かもわからない人から急に連絡がきて、研究室に入れてくれという話をされても普通は受け入れられません。
一方、大学の教授にお願いすると、その大学の教授が学生だったときに行っていた研究室を紹介してくれたり、そのときに一緒に仲間として研究室にいた人が大学の先生になっていてそこに紹介してくれたりします。
そうすると、相手からしても知っている人からの紹介なら受け入れやすいですよね。
いきなりナンパしても普通は断られますが、友人の紹介だと不思議と相手を受け入れやすいのも同じです。
信頼している人からの紹介に人は弱いものです。
さて、この留学先の紹介ですが、日本の教授にもメリットがあります。それは海外の研究室と繋がれることです。
現代の研究環境はグローバルなので、研究をグローバルに展開していると政府からお金がもらいやすいことがあります。
また、共同研究を行うきっかけにもなり、研究室が大きくなるための起爆剤となる可能性があります。
だからこそ、積極的に先生も海外に行かせてくれることが多いです。
ここまで話すと、自分の研究室の先生は海外に行ったことがないという人もいると思います。
でも、心配ありません。
学部や学科に1人は留学している先生がいるはずです。その先生に留学先の斡旋をお願いすれば良いのです。
自分の留学していた先に、学生を留学させてみたいという先生は多いので喜んで紹介してくれると思います。
留学生を増やしたこと自体も先生の評価につながり、学内政治をうまく回せると考える先生もいるかと思います。
紹介してくれるなら、それくらい利用してもらっても全然良いですよね。
今日は、理系大学院生が留学先を見つけるためにするたった一つのこと、というテーマでお話ししました。
先生に紹介してもらうというこの方法が最も早く、最も良質な研究室に留学する方法だと思います。
最後に一つだけ行っておくと、先生の中にはあなたの留学に反対する先生もいるかもしれません。
ただ、留学に行きたいならその研究室をやめてでも行くべきです。研究室をやめても拾ってくれる研究室はあります。
また、お金を払って大学院に行っている以上、あなたは教授の駒ではありません。
その環境でしかできないことを一生懸命やって欲しいと思います。
留学することできっと、これまでにはない景色があなたの前に広がると思います。
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では、また!