環境に配慮しない企業が生き残れない理由
こんにちは、あさとです。
普段は企業で研究をしながら不動産投資を行っています。
今日は企業が環境に配慮しなくても良い時代は終わったという話をします。
だいぶ前の話になりますが、ウミガメの体にプラスチック製のストローが刺さって死んでしまうという写真が世界で議論を巻き起こしました。
また、最近日本では豪雨災害が続いています。この災害も気候変動によるものであり、地球温暖化を何とかしなければならないという議論が市民レベルまで落ちてきている印象を受けます。
このことから話題になっているのがSDGsという言葉です。
SDGsとはSustainable Development Goals の略で、持続可能な地球を守るための17の目標が示されています。
この中には環境を保つための目標もあります。
だから多くの企業がSDGsに取り組んでいます!と言っています。でも、多くの企業はそれが消費者に対してのアピールになるからしています。
だって、環境に良いことをしています、といえば印象良いじゃないでか。
でも、これからはそういう宣伝じゃなく、本気で環境に良いことに取り組んでいないとダメです。
その理由を二つ説明します。
一つはSNSの発達です。
これまでは発信できる人はある一部の人たちに限られていました。
だからテレビや雑誌などで、環境に良いことに取り組んでいます、といえば多くの人はそのように錯覚します。
でも、SNSが発達して社会のみんなが発信者になれるこの時代においてはハリボテで環境に良いことをしています。といのは難しいです。
環境に良いことをしています、と言っている企業の工場がある地域の人が異臭騒ぎに困っていたとして、これまではその地域以外の人はなんとなくごまかせたとしても、これからはそういうわけにはいきません。
すぐに世界中にそのことがわかってしまいます。
だからこそ、本当に環境に良いことをしていないと、環境に良いことをしていますといえなくなってしまいます。
二つ目はESG投資です。
このESG投資は聞き慣れない言葉だと思います。ESGとはEnvironment Society Governance の略で環境や社会に配慮している事業に投資をすることを指します。
このESG投資がここ数年間増加しています。
これは投資家が環境に配慮していない事業には投資しないことを表しています。
環境に配慮していない事業はそもそも資金を集めることが難しくなっているのです。
そして逆にいえば、環境に良いことをしていると投資家からお金が集まってくるということです。
環境に良いことをすれば、お金が集まってくるのです。
これまでは多くのNPO団体がお金に困っているように良いことをしても儲からないという時代でした。
でも、これからは良いことをすれば儲かる時代になりつつあります。
良い時代ですよね!
このSDGsはとても面白い考えなので、たまには発信していけたらと思っています。
今日は企業が環境に配慮しなくても良い時代は終わったという話をしました。
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では、また。