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Give and Take 与える人こそ成功する時代 のYouTube原稿

こんにちは。

今日はアダムグラントさん著 GIve and Take 与える人こそ成功する時代という本の要約をアニメでお伝えします。

この要約ではなぜ、与える人が成功するのか、そして与える人になるためにはどうしたら良いのかのポイントをお伝えします。

 

日本には情けは人のためならず、ということわざがあります。

これは人のためになることをすれば、それは回り回って自分のためになるということです。

この本はこの言葉を多くの調査をもとに証明している本です。

著者によれば、現代では昔よりもさらに、与える人が成功すると言っています。

 

この他人のために行動できる人のことを本の中ではGiver与える人としています。

ほかにも自分の利益を取ろうとする人をTaker、あげたら欲しいし、もらったら返したいと考える人をマッチャーとしています。

この3種類の人が本の中に登場しますが、どうしてGiverが成功するのでしょうか。

 

その理由を3つ紹介します。

それはGiverが緩い繋がりを生かすことができるから。自分の取り分だけではなく、全体のパイを大きくできるから、そして人を育てられるからです。

一つずつ見ていきましょう。

 

一つ目ですが、Giverと呼ばれる人たちは弱いつながりを生かすことができます。

強いつながりと弱いつながり、どちらがみなさんの利益になるかというと、弱いつながりであることがある調査からわかっています。

その理由は、弱いつながりを持つ人というのは、普段は自分と全く違った経験をしていることが多いからです。だから自分が知らない情報を知っていることが多いのです。

一方で自分と強いつながりを持つ人は自分と同じ時間を共有していることが多いです。だから絆は強まっても利益を生み出すことは難しいのです。

与える人というのはこの弱いつながりを上手に生かすことができます。

常に人に与えているので、久しぶりに会った人から「あ、あの人はこの前色々自分のためにやってくれたな」と思われ、良い情報を教えてもらいやすいのです。

一方でTakerは普段から自分が有益な情報を取ることしか考えていないので、久しぶりに会った時に、あんまり良い印象を持たれないのです。

結果として有益な情報を取ることができません。

著者が現代において、さらにGiverが価値を高めているという理由はここにあります。

みなさんも普段お使いになっているSNSです。

あれこそまさに弱いつながりを示すものですよね。さらに人が人生でいくつもの転職を経験する世の中では、弱いつながりがさらに多くなっていきます。

この弱いつながり生かし、有益な情報をもらえるGiverはとても強いですよね。

 

二つ目ですが、Giverは周りの人たちの力を頼ることができます。

これまで天才と呼ばれていた人たちの中には1人で業績を出した人も多いかもしれませんが、これからは1人で何かをやることなんてほとんどありません。

基本的には人のてを借りないと、仕事を成功させることはできないのです。

これを証明する調査があります。外科医に関する調査です。外科医は多くの病院で手術を行いますが、患者の死亡率は基本的には変わらなかったそうです。

しかし、唯一患者の死亡率を下げるパターンがありました。

それは同じ病院で何回も手術を経験することでした。つまり、特定の看護師や麻酔医と顔なじみになり、その人たちのクセや流儀がわかるようになると患者の死亡率が下がったのです。

1人の力ではなく、みんなの力を合わせることが成功のかぎだということです。

みんなの力を必要とするときにGiverは何をするかというと、このチームで最高の成果を出すためには自分は何をすべきかと考えます。

だからこそ、チームが円滑に動き、全体の成果、パイが大きくなるのです。結果、Giverの取り分も増えます。

一方Takerは自分の取り分を増やすためにはどうするかを考えます。結果、自分の取り分は増えるかもしれませんが、チームの成果が増えるわけではないので、周りの人の取り分は減ります。

結果、周りの人から妬まれるようになります。先ほども述べたように成果を出すためには周りの人の協力が必要なので、Takerはどんどん協力してもらえなくなり、成果を出しにくくなっていきます。

 

3つ目は人を育てられるからです。

Giverは人を輝かせることがとても上手です。

その理由は人の良いところを見つけて、そこを伸ばすことに長けていることです。

実は能力を開花させるのに大事なことは才能ではなくやる気であることがわかっています。

世界一流の音楽家についての調査では、彼らの多くは生まれつきの才能に恵まれているわけではありませんでした。

それどころか、専門の音楽の先生に教えてもらっていない人も多かったのです。

ただ、彼らは圧倒的な時間を音楽に費やしていました。

そして、圧倒的な時間を音楽に費やすことができたのは先生が寛容で、思いやりのある親切な先生だったからということがわかったのです。

一流の音楽家たちはGiverな先生によって音楽への関心に火がつき、その能力を開花させて行ったのです。

これと同じ理由でGiverな人は周りの人の関心を引き出し、能力を開花させることができます。

結果として、多くの才能豊かな人を育てた人ということで、そのGiverも評価されることになるのです。

 

Giverがとても多くの恩恵を受けられることがわかりました。

でも、自分はどちらかというとTakerだな、とか見返りを求めるマッチャーだな、と感じている人もいると思います。

ここからはGiverになれる方法を解説します。

 

ポイントは認知的不協和と呼ばれる心理学の効果です。

これは自分の行いと心理が一致していないと不快になる心理のことです。

よく、女の子が男の子のお世話をしているうちに好きになってしまうということがありますが、これはこんなに自分の労力をかけているのだから、私はこの人のことが好きに違いないと自分で思ってしまっているのです。

これも認知的不協和の効果です。これを使います。

まず、自分がGiverになったつもりで振る舞うのです。

人が困っていたら助けてあげたり、何かしてあげて見明りが返ってこなくても、気にしないようにします。

最初は大変かもしれませんが、どんどん認知的不協和が働いて、それが普通になっていきます。

そうすればいつの間にかGiverになっているというわけです。

まずはできなくてもGiverとして行動してみることが大切です。

 

最後にGiverになって、行動するときのコツをお伝えします。

時間の使い方が大切になってきます。

例えば、一日1時間を5日間人のために使う人と、一日5時間を1日間人のために使う人では人のために使う時間は同じです。

ただ幸福度が違います。どちらが幸福感を得られるかというと、まとめて時間を人に使う人です。

これは毎日の生活と人のために使う時間をはっきりと分けることで、自分が人のやくに立っているという実感を強く持つことができ、自分の幸福につながるからです。

 

まとめです。

Giverになることで、多くの成功を得ることができます。

GiverになるためにはまずGiverとして振舞ってみることが大切です。

人のためだけに使う時間を決めることが幸福感を得るポイントです。

 

いかがだったでしょうか。

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では、また。