Third Door 要約編
こんにちは、あさとです。
今日はアレックスバナヤンさんが書かれたサードドア 精神的資産の増やし方 をアニメで要約したいと思います。
アレックスバナヤンさんは19歳でシリコンバレーの投資家になった、世界最年少ベンチャーキャピタリストです。
あのフォーブス誌「30歳未満の最も優れた30人」にも選出され、現在はアップル・グーグル・ディズニーなど著名な企業で講演を行なっています。
そんな彼がこの本で伝えていることは成功への抜け道です。この抜け道のことをサードドアと呼んでいます。
著者によると、人生、ビジネス、思考、どれも常に3つの入り口が用意されているということです。
ファーストドア、これは正面入り口です。長い行列が弧を描いて続き、入れるかどうかきを揉みながら、99%の人がそこに並びます。
セカンドドア、これはVIP専用の入り口です。億万長者やセレブ、名家に生まれた人だけが利用できます。
そして、いつでもそこにあるのに誰も教えてくれないドアがあります。これがサードドアです。
行列から飛び出し、裏道をかけんけ、何百回のノックをして窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先に必ずあるといいます。
そして今では若くして多くの者を手に入れている著者アレックス・バナヤンもサードドアをこじ開けた1人です。
彼自身の生き方からサードドアの見つけ方を紐解いていきます。
サードドアの見つけ方は、1行列から飛び出す、2チャンスを掴むための努力をする、3インサイドマンを見つける、4ぬかるみを歩くです。
一つずつ見ていきます。
1つ目は行列から飛び出す、です。
著者が大学1年生だった時は、どこにでもいる普通の大学生でした。
いつもテストの点数を気にしていいたそうです。でも、退屈で退屈で、成功者の自伝を読めば自分のやる気が出るのではないかと思って、自伝を呼んでいました。
でも、そこには、成功者が最初の一歩をどのように踏み出したかについては全く書かれていませんでした。ならいっそ自分で書くのはどうかと思いました。
でも、それを書いたり、インタビューするためのお金がありません。お金を得る方法を考えていたら、商品の正しい値段を当てるゲームをして、勝てば賞金がもらえるというテレビ番組があることを知りました。
でも、それに勝てる確率は0.3%、ほぼ無理だったのです。しかも、期末テストを間近に控えていました。
普通ならここで諦めるところですが、著者はなんとこのゲームに参加することにします。
参加することにしてから期末テストの勉強をせずに、このテレビ番組のことを調べていくと、普通に行けば勝てる確率は0.3%ですが、しっかりと筋道を立てて行動していけば、格段に勝てる確率が高くなることがわかったのです。
そして、最終的に彼はテレビ番組から賞金をもらい、軍資金を手に入れたのです。価格は3万ドル、だいたい300万円です。
人生でやってみたいと思ったら、みんながやっていることではなく、その行列を外れて自分の意思に従うことがまずサードドアを空けるための一歩ということです。
2つ目はチャンスを掴むための努力をする、です。
著者はインタビューしたい人のリストを作りました。
その中にはハリウッドで史上最年少の監督になったスティーブンスピルバーグさんいました。
そして幸運にも彼に会うチャンスはすぐに訪れます。著者が通っている大学にスティーブンスピルバーグが来るというのです。
そこでスティーブンスピルバーグの伝記を呼んで勉強しました。そしてスティーブンスピルバーグに会ったその日、なんと話しかけることができたのです。
しかし、周りの人に止められてインタビューの約束を取り付けることはできませんでした。
そうして、落ち込んでいる中で知ったのがチー・ルーという人でした。
彼は中国人で、電気も水道も通っていないような村で育ちました。
そんな中からヤフーで検索エンジン作りの指揮をとったり、マイクロソフトのオンラインサービスのプレジデントに就任したりと登り詰めている人です。
彼はありとあらゆる時間を削り、勉強して輝かしい実績を残しています。
彼はチャンスに乗るためには努力が必要と言っています。チャンスは自分のところにきて、すぐ去っていくので、きた時に捕まえられるように努力をしていないといけないということでした。
著者は努力しなければいけないと思い、何人もの人にインタビューのお願いのメールを出していました。
しかし、返ってきたのは断りのメールばかりでした。
3つ目はインサイドマンを見つけるです。
著者は多くの人にメールを送って断られる中で、これまで著名人を集めたことのある人からアドバイスをもらおうと考えました。
そしてメールを送ったのが、エリオットという人でした。
彼はこれまで多くの著名人を集めたパーティーを主催しており、著名人を集める秘訣を知っているのではないかと著者は考えました。
そして会いたいとメールを送ると、なんとオッケーの返信をもらいました。
そこからエリオットに会いに行き、仲良くなりました。
エリオットは著名人を集めたパーティーを数多く主催していることもあり、たくさんの人と知り合いでした。
エリオットは多くの人に著者を紹介しました。
それによって著者は多くの人から著名人をインタビューしてその本を書きたいという願いを応援してもらえるようになりました。
決して著者1人ではここまでいくことはなかったでしょう。
著名人に応援してもらうことで、自分の会いたいと思っている人に会える確率がぐんと上がったのです。
エリオットが著者を次元の違うステージまで引き上げてくれたのです。
これが3つ目のインサイドマンを見つけるです。
自分の願いの中に関係ある人に引き上げてもらうことで、自分の願いは叶いやすくなります。
4つ目はぬかるみを歩くです。
インサイドマンに引き上げてもらったことで、著者はあのウォーレンバフェットの会社の株主総会でバフェットに質問できる権利を得ます。
バフェットは世界最高の投資家の1人で、誰もがバフェットと話したいと思うような人です。
しかし、株主総会で聴きたいことを聞いたのに、バフェットにはぐらかされてしまいます。
とても悔しい思いをした上に、同時期に信頼していた人にも裏切られてしまいます。
この成功まであと少しのところで、いつ抜けるかわからないぬかるみがあり、これに耐えて歩き続けることができるかどうかが成功できるかどうかの鍵になるのです。
著者はこのように苦しいことがあった中でも著名人に会ってインタビューをして、その本を書くという夢を諦めませんでした。
そして行動していく中で、世界で最も有名なインタビュアーの1人、ラリー・キングとたまたま奇跡的に出会い、インタビューのコツを聞くことができます。
それはありのままの自分でインタビューをすること、インタビューのお願いをするときはメールではなく、会いに行って、自分のことを知ってもらうことでした。
これが著者にとってサードドアを開ける最後の鍵でした。
このあと、著者はビルゲイツ、スティーブウォズニアック、クインシージョーンズ、レディーガガなど錚々たる顔ぶれの人にインタビューすることになり、このサードドアという本を出版します。
まとめです。成功への抜け道サードドアを開けるためには行列から抜け出す、チャンスを掴むための努力をする、インサイドマンを見つける、ぬかるみを歩くことが必要です。
1人の何者でもなかった大学生の成功譚ですが、本を読めば著者が本当に努力して、本当に人に助けられ、本当に苦労して現在の成果を成し遂げたことがわかります。
もし、今回の要約で興味がわいたら、実際に本を読んでみることをお勧めします。
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では、また。