21 lessons
こんにちは、あさとです。
今日は、ユバル・ノア・ハラリさんの21lessonsという本の中で大切だと思ったところについて解説したいと思います。
ハラリさんはサピエンス全史。ホモデウスという本を書いており、どちらも世界中で大ヒットしています。
とても広く、深い視点で書かれており、生き方について考えさせられます。
ハラリさん曰く、サピエンス全史ではこれまでの人間について、ホモデウスでは人間の未来について書いたそうです。
そしてこの21lessonsでは今、現在の私たち人間について書いたと語っています。
今回は21あるチャプターの中で大切だと思った2つについて解説します。
1つ目はインターネットの普及によっってAIがあなた以上にあなたを知っている状態になるということです。
インターネットの普及によって私たちはもうインターネットのない生活など考えられなくなっています。
分からないことがあったらgoogleで調べ、人と繋がるためにFacebookやTwitterを使い、欲しいものがあったらAmazonで買い、それをiPhoneを使って行なっています。
これらを使えば使うほど、その使った情報をそれらの企業が持っていきます。
そしてその情報を分析し、AIで今の自分に最適なおすすめを表示してくれます。
Amazonのおすすめがまさに自分が欲しいものだったという経験は多くの人がしていることかと思います。
そなると、最終的には自分の趣味嗜好がAIによってコントロールされることもありうるということです。
これが現在実際に起きていることなのです。
AIが進化すると、Aiがあなた以上にあなたを知ることになり、知らない間にコントロールされるということが実際に起きる可能性があるのです。
2つ目は、もしAIにコントロールされることなく、自分自身をコントロールしたいと思ったら自分がどんな人間かを深く知る必要があるということです。
これまで人間は自分がなぜ生きているのか、どんな人間なのか、という哲学的な問いを立ててきました。
そして著者曰く、この質問の答えはどの時代よりも必要になっていると言います。
そしてそれを知るための方法の一つが瞑想だそうです。
著者自身が瞑想を使うことで、自分というものを深く知ることができたということでした。
しかし、どんなことをすれば自分のことを知ることができるかどうかは人それぞれなので、人によっては音楽かもしれないし、人によってはスポーツかもしれません。
方法はともかく、自分という人間のことを知る努力が必要です。
ここからはこの本を読んで自分が感じたことですが、この自分を知る必要に迫られるというのはある意味ラッキーかなと思います。
というのも、世の中で本当に楽しそうに生きていたり、成果を出したりする人というのは自分なりの使命を持っていると感じるからです。
例えば、ソフトバンクの孫さんも、よく志を高く保てという話をしていますよね。
そして現代はインターネットを使って、有益な情報を無料で手に入れることができます。
SNSを使えば、これまでは連絡を取ることができなかった人にも連絡を取ることができますし、働き方も多様化しているので、多くのチャンスを掴むことができます。
好きなことをYouTubeで発信すればお金を稼げる時代を考えると、自己実現の方法を多様化しています。
なんでもできる現代だからこそ、何をやったら良いか分からない人が多いのかなとも思います。
そのなかで、自分はこういう人間だということを知って、自分がやるべきことを決めてしまえば、あとはそれを実現するために必要なものはインターネットで手に入ります。
そのために必要なことは自分のことを知ることなので、この本に書かれているように瞑想をしてみるも良いし、スポーツをしてみるでも良いので、何か自分というものを見つけられるような活動を始めてみるという一歩が大事だと思いました。
まとめです。
AIによって自分がコントロールされる可能性があります。
そして、それを防ごうと思ったらAi以上に自分のことを知る努力が大切です。
まず、自分を知るための行動をしてみましょう。
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