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才能の正体

今日は、才能の正体という本を要約します。 

この本はあのビリギャルを書かれた坪田さんの本で、数々のビジネス書をヒットさせた幻 冬舎の箕輪さんが編集された本です。

成果を出し、世間から才能があると言われている坪田さんが語る才能の正体を見ていきましょう! 

まずビリギャルとは偏差値が低い、いわゆる落ちこぼれと言われていた女子高生が、一念発起して慶應大学に合格するという話です。 

これは実際にあった話で、このビリギャルを合格に導いたのが坪田さんです。 

このビリギャルの話を聞くと、多くの人がもともとこの女の子は才能があった、とか地頭がよかったという話をするそうです。 

みなさんもそう思わないですか?私はそう思っていました。そもそも才能があったから坪田さんのような良い人と巡り会うことをきっかけにできて、慶應大学に合格したんだと。 

でも、坪田さんはそうではないと言います。 このビリギャルと呼ばれている女の子だけに才能があったわけではなく、人間はみんな才 能を持っているらしいです。 

そして坪田さんが言うには、世間が使っている才能という言葉は結果を出した人にしか使 われていないです。 

例を挙げてみます。 日本人がノーベル賞をとると、けっこう大きなニュースになりますよね。 

ニュースで、ノーベル賞を取った人の奥さんが出てくることがあります。 

そして、その奥さんのインタビューで「旦那さんはどんな人ですか?」と質問されると、「研究以外のことに興味がなくて、家では何もしません。」と言っているのを見かけます。 

そのインタビューを聞いて、私たちはやっぱり研究で大きな成果を出す人は研究だけに没 頭できないといけないんだ、ずっとひとつのことをやり続けられる才能をもっているんだ な。と思います。 

でも、同じことを普通のサラリーマンの奥さんが言っていたらどうでしょうか。 旦那は仕事以外興味がなくて、家では何もしません。と言っていれば、いまのような世の中 では批判されますよね。

奥さんばっかりに家事をさせて、自分は楽して。と言われてしまい ます。 同じことをしていても、それは才能だと言われる人と、批判される人がいるので す。

これはその人が結果をだしているかどうかで決まります。 人は結果から物語を作ります。

つまり、よく世間が言う才能とは、結果を出した人に与えら れる称号ということになります。 

才能があるから結果が出たのではなく、結果が出たから才能があると言われるというわけ です。 

ここからは結果を出すためにはどうすれば良いかを説明していきます。 まず才能という言葉を分解します。

才という字はもともと角という意味があるそうです。 とがっているということですね。つまり才能とはとがった能力という意味です。 

このとがった能力をもつためには正しいやり方を学び、その人に合った動機づけでコツコ ツと努力するしかないと坪田さんは言います。 

このとがった能力を持つために必要な正しいやり方は守破離と呼ばれる手順を踏むことで す。

 守とは真似ができること、破はアレンジできること、そして離が新しいものを作ることです。 

落語や漫才で考えると、まず先人がつくったネタをそのままできることが守です。 そしてそのネタの中に自分流のアレンジを加えることができると破です。 

そして、全く新しいネタを作ることができると離というわけです。

そして、順番はこのしゅ・は・りの順番でないといけません。

 型破りという言葉がありますが、これは型があるから破ることができるわけで、いきなり、 新しいものをつくってしまうと、それは形無しと呼ばれます。 

いきなり自分のオリジナリティを求めたくなってしまいますが、坪田さんはやはりまずは 完全にまねるべきだと言います。 

完全に真似たとしてもどこかにその人の特徴はでてしまうもので、逆に言えばそれがオリ ジナリティです。

まずはすでに結果を出している人たちを完全に真似しましょう。

 完全に真似をするときに大事なことは結果を出している人たちの言うことを聞くのではな く、行動を真似するということです。

結果を出している人というのは自分がなぜできている かをわかっていない場合があります。 

よくスポーツの世界で名選手と名監督が一致しないという話がありますが、これは名選手 であってもなぜ自分ができるかわかっていないので、人に教えることができないのです。 

だから行動を真似しましょう。

 ここでも例を挙げます。 仕事ができる人がいて、その人が取引先に毎回お土産を持って行っていたとします。 

そしたら、自分も同じように取引先にお土産を持って行ってみるということです。 

このように守破離の際には、まず結果を出している人の行動を真似してみましょう。 

つぎに、動機付けについてです。

 ここで質問です。 あなたはフルマラソンを走りたいと思っているとします。 

フルマラソンのゴールは 42km です。 まずあなたは 1 回目の練習で 30km 走ることができました。 次の 2 回目の練習では 35km 走ることができました。 しかし、3 回目の練習では 20km しか走ることができませんでした。 

これはあなたが退化したからでしょうか? この質問に退化していると答えた人は結果思考の人です。

結果を求めており、成果を出すことを何よりも喜びにしている可能性があります。

 一方で、20km しか走れなかったけど、それは走り方を変えてみたり、ペース配分を変えてみたりした結果だよね、と前向きにとらえ、次に活かそうと考える人は過程思考です。 

この結果思考と過程思考、結果が出るのは、過程思考の人です。なぜなら過程思考の人はコツコツ努力できるからです。

成功している人はみんなコツコツ努力している、と坪田さんはいいます。

なぜ、過程思考の人がコツコツ努力できるかと言うと、何かうまくいかないことがあっても、それは成長の過程と考えているからです。

結果思考の人はうまくいかないときにそれを失敗と捉えてしまうので、心にダメージを負い、なかなか努力を続けることができません。

努力する過程で、結果が出ない時期にコツコツ努力できる人だけが成功を手にいれることができるのです。 

そして、結果思考の人はやればできると言う言葉をよく使うそうです。

やればできるという人はできないことはやらないと言っているのと同じと坪田さ んは言っています。 

やればできるではなく、やれば伸びる、努力を続けることで、自分の能力を伸ばしていると 考えている人が最終的には結果を出しているのです。 

 

結果が出れば周りのみんなはそれを才能といいます。

 でも、あなたは結果が出る前でもあなた自身の才能を信じることができます。 

結果が出ないときに耐えて努力を続けた人だけが、能力を身に着けることができます。 

では、動画をまとめます。 

まず、才能とは結果を出した人の称号だということ。 

次に結果を出すためには守破離、特にうまくいっている人の行動を真似することが大事だ ということ。 

そして、最後に、結果をだすために必要なのは過程思考であり、やれば伸びると考え努力を 続けることが大事です。 

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