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人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

みなさん、こんにちは。

今日はフロムダさんが書かれた、人生は、運よりも実力よりも、「勘違いさせる力」で決まっているを要約します。

この本は本当に面白い本で、悪魔の書とか、こんなに実用的な心理学の本は初めてだ、とか色々なところで話題になっています。

そんな本を書いたフロムダさんですが、何社も会社を作っており、そのうち一つは上場させているという経歴を持っています。

またブログも書かれていてそのブログは述べ数百万人に読まれている人です。

 

そんなフロムダさんの主張は、タイトルの通りで世の中は勘違いさせる力で決まっているということです。

もちろん実力の要素もあるのですが、フロムダさんがいうには実力も勘違いさせる力があれば後からついてくるということです。

勘違いさせる力はあまりにすごい力なので、この本では一つの資産として扱っています。名前は錯覚資産。この動画でもこの錯覚資産という言葉を使って説明していきます。

 

あまり納得していない人も多いと思います。

実力が人生を大きく決めているに違いないとか、世の中上手くいっている人はみんな実力があるとか思いますよね。私も思います。

でも、この本の目的はまさに、そんな気持ちと向き合うことです。

この世の中のほとんどは錯覚資産に基づく運によって決まっていることを理解して、その錯覚資産を上手く使えるようになること大事なのです。

 

この動画では、なぜ人は世の中実力で決まると思いたいのか、錯覚資産を持つ人が成功する理由、そして錯覚資産を使う側に回る方法について説明していきます。

まず、なぜ人は世の中が実力で決まっていると思いたいのか、です。

ある実験があります。

老人ホームで植物を育てることになり、職員が育てるのを見ている人と、自分で水をあげる人に分けました。

それを半年間続けた結果、職員が育てているのを見ていた老人の死亡率は30%だったのに対し、自分で水をあげた老人の死亡率は15%だったのです。

また、老人ホームで学生ボランティアがくる時間を自分で決めていた老人の死亡率は低かったのですが、その学生たちが来なくなってしまうと、老人の死亡率は上がっていたのです。

これらの実験からわかることは人間にとって、コントロールできること、というのはとても切実な欲求であるということです。

もし、世の中が実力で決まっているで決まっているなら自分の努力次第で実力はコントロールすることができますよね。

しかし、実力以外のもの例えば運で決まっているとしたら、自分ではコントロールできないと思いますよね。

人間にとってコントロールできるというのはとても大事なことなので、実力以外で決まっていると思いたくないのです。

まずこの本能ともいうべき気持ちに向き合いましょう。

 

次に錯覚資産を持つ人が成功する理由です。

一言で言うと、錯覚資産を持つことで実力もついてくるからです。

この錯覚資産ですが、心理学用語でいうと「ハロー効果」です。これはある一点が優れていると、それに引っ張られて他の部分もすごいだろうと思ってしまうことです。

例えば、あの人は社長だからすごい人だろうと考えることです。

社長とすごい人の間に因果関係はないので、だからという言葉はおかしいのですが、多くの人は同じような言葉遣いをしていると思います。

このような、すごそうとかできそうとか思われることを錯覚資産と言います。

まず、錯覚資産を持っていると、人から環境を与えられます。

「この人ならこれくらいの仕事はできる「だろう」」と思われることで立場が与えられるのです。

この段階ではこの立場に実力がついてきていないこともあります。

しかし、人間の実力は環境が作るものだとフロムダさんは言います。

そして環境が与えられるから実力がついてきて、結果として成果が出ます。

その成果がハロー効果になり、また錯覚資産が増え、より大きなやりがいのある環境が与えられ、それに見合う実力がついてきて、といった流れです。

このように錯覚資産はその人の実力をあげることにも役立ちます。

俺は錯覚資産なんかに頼らないと思っていても、この世の中の全ての人がこの錯覚資産に縛られている以上、それを使わないと圧倒的に不利になります。

わかっていても抜けることができないのが、この錯覚資産の特徴です。

 

では、この錯覚資産を使う側に回るためにはどうしたら良いのでしょうか。

それはたくさん実験をして、少し成果が出るものを探しましょう。

ここまでの動画でもお話ししてきた通り、成功の大部分は錯覚資産や運によって決まっており、実力はほとんど関係ありません。

錯覚資産であるハロー効果はある程度の実績があって初めて機能します。

では、その最初の実績はどうやって作るかというと運です。

たくさんのことを試してみて、その中から少し芽の出るものを探します。

そして芽が出たものに対して、時間や労力などを集中的に投下していきます。

こうすると、芽が一回出ていますからそこに錯覚資産の力が働き、かんきょうが整えられて、実力が上がり、成果が出安いといった流れになります。

この流れのすごいところは、錯覚資産により、大きな成果をあげると、より大きな錯覚資産になり、さらに大きな成果が得られるといった良いサイクルに入ることができる点です。

つまり、錯覚資産や運は複利で増えていくことになります。

この複利の効果はバカになりません。

例えば、子供が1ヶ月の30日間で最初の一日目は一円のお小遣い、次のひはその2倍の二円のお小遣い、三日目はその二倍の四円のお小遣いというよにもらって行ったとすると、30日間でいくらのお小遣いをもらえると思いますか?

約5億4千万円です。これが複利の力です。

こんな風に錯覚資産や運も大きくなればなるほど、そのなり方がすごい勢いで変わってきます。

この人生は運で決まるゲームだということを直視しつつも、しっかりと運を運用していくことがこの錯覚資産を使う側に回るためには大事なことです。

 

まとめます。

まず人間は、人生が実力で決まると思いたい生き物であり、人生の大部分が運で決まっていることを自覚することが大事だということ。

次に、錯覚資産を持っている人は環境を与えら得やすいために、実力がつき、結局成果が出るということ。

最後に錯覚資産を使うためには、初めに小さく色々なことに挑戦し、芽が出た分野で大きく時間や労力を投下することが大事だということ。

 

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