転職と副業の掛け算 要約
アニメでわかる本のまとめシリーズ、第33回、今日はmotoさんが書かれた転職と副業の掛け算という本を紹介します。
本によるとmotoさんは本業で年収1000万円、副業で年収4000万円稼いでいる方で、現在ではその年収がさらに増えて1億円を超えているそうです。
そんなmotoさん、どんな経歴なのかと思いますよね。
Motoさんの最終学歴は短大で、初めの就職先は地元のホームセンターだったそうです。その時の年収は240万円でした。
そこから転職と副業を使って、今の年収1億円までたどり着きました。
その転職と副業のやり方を発信されていてこの動画を作成している時点でtwitterのフォロワーは10万人を超えています。
今の会社にいることが不安、転職や副業で年収をあげたい、一度でもそう思ったことのある人はぜひ、見ていってください!
これまでの時代では一つの会社で定年まで勤め上げるという終身雇用が一般的な働き方でしたよね。
でも、これからは大企業ですらいつ倒産するかわからない時代に入っています。
とはいっても中小企業よりは安心という声も聞かれます。
確かに、その大企業自体は安心かもしれませんが、その中で働いている人はそうではありません。
実際に大企業と言われる企業の中で早期退職を募ったり、リストラされるケースがたくさんあります。
本当の安心・安定とはいつでも転職できる自分であること、また自分で稼げる状態になっておくことです。
これは自分自身を会社に見立てると、とてもわかりやすいです。
本業だけをしている人というのは、一つの収入源に頼っている会社と同じです。
何かの拍子にその収入源が途絶えてしまうと、たちまち困ってしまいます。
あなたは一つの収入源しか持っていない会社を見たら、きっと危ない経営をしている会社だなと思うでしょう。
これを多くの人はやってしまっているのです。
この動画では本当の安心を得るために、motoさん流の転職のやり方、副業のやり方の二つを紹介します。
まず転職についてです。
転職で大事なことは、社内での評価ではなく、市場での評価、つまり市場価値を意識することです。
市場で求められる人材になることが転職を成功させて、年収を上げるためには大事なことです。
市場で求められる人材とはどんな人材でしょうか。
それは会社の業績を伸ばす本質を見極めて効率的に行動する力を持っている人材です。
会社の問題点を見つけ、それを解決するために行動できる人が求められているのです。
そのためには業界としての視点、会社としての視点、自分としての視点を持つ必要があります。
この視点を持つようになれば、自分がなぜ、この行動をしないといけないかが明確になります。
また人に話す時にも説得力が出るようになります。
転職ではこの考えた上での行動経験値が評価されるので、まずは現在の仕事で自分に何ができるのかを業界視点、会社視点、自分視点で考えることをやってみてください。
それは会社にも自分にも利益が出る働き方になっているということです。
次に具体的な転職をする際のポイントです。
Motoさんが提唱しているのは軸ずらし転職という方法です。
これは年収は職種✖︎業界で決まっているという考え方で、転職するときはこの職種か業種のどちらかをより年収の高い方法にずらしていくという考え方です。
例えば営業をしている人ならIT業界よりも金融業界の方が年収が高いので、ITの営業から金融の営業へと転職するというやり方です。
これによって年収が上がります。
多くの人は転職をする時に、職種も業界も変えずに、役職だけをあげて転職をしようとしているそうです。
それではあまり給料は変わりません。
年収を上げることを考えると、軸をずらす方法が非常に有効です。
さらに細かく、職務経歴書の書き方と面接の対策についても紹介します。
職務経歴書にはついつい自分のアピールポイントを書きがちです。
自分は営業で成果を出し、社長賞をとりました、と書くとなんとなく評価されそうです。
しかし、職務経歴書に書くべきなのは、アピールポイントではなく、相手がしてほしいことで、自分ができることです。
実際の求人を見ると、仕事内容やほしい人物像などが書いてあります。
それを元に自分が求められていることにいかに応えることができるかをアピールしていきましょう。
次に面接です。
面接では、自分に何ができるかを言いましょう。会社の看板がなくても自分にできることです。
そして、それが転職先の会社での再現性があることを強調しましょう。
転職先の会社は自分の会社でのあなたがせいかを出すことができるかどうかを気にしているので、あなたがその会社でも成果を出すことができることをアピールしましょう。
面接では、自分ができることとその再現性をアピールすることを覚えておいてください。
ここまでが転職の方法です。
軸ずらし転職を意識して、今働いている会社で成果を出し、同じように成果を出せることを転職先の会社にアピールすることが大事です。
次に副業についてです。
Motoさんが言うサラリーマンができる副業は4つあります。
まず、コンテンツ作り、次にイベント運営、転売、そして投資です。
この中でmotoさんがオススメしているのはコンテンツ作りです。
その理由は労働集約型でなく、さらに元手がいらないからです。
労働集約型ではない、というのは自分で働かなくてもコンテンツが働いてくれるということです。
例えばブログなら、一度書いてしまえば、自分が寝ていてもその記事が読まれ、自分に収入が入ってくることがありますよね。
これが労働集約型でないということです。
一方で転売やイベント運営は労働集約型です。
自分が働かなければいけません。転売でものが売れた後にそれを梱包して発送するのは自分自身ですよね。
元手がいらないのも重要です。
記事を書くだけならお金は入りません。
投資の場合はどうしてもまず初めに元手が必要です。
この2点からmotoさんはコンテンツを副業にすることをオススメしているのです。
そしてなにを発信するかですが、これは自分の経験です。
Motoさんも自分の転職の経験をブログに書いて、それでお金をもらっています。
誰しも、何かを経験しています。
そして世の中にはその経験を知りたいと思っている人がいるのです。
そんな知りたいと思っている人に向けて、情報を発信することが副業につながります。
この本のタイトル、転職と副業の掛け算という題名もここから来ているのではないかと思います。
転職をすることで、その経験が副業になる、あなたも自分の経験をブログ、ツイッター、YouTube、など何かの形で発信してみると良いかもしれません。
そしてどんなジャンルが良いかはリクルートを見れば良いとのことでした。
これは私もなるほど、と思ったのですが、リクルートという会社はいくつもサービスを運営しています。
例えば、リクナビ、これは就職や転職について情報提供やマッチングを行っていますよね。
他にもスーモ、これは不動産について取り扱っています。
他にも恋愛や結婚・車など様々なことに関するサービスをリクルートは提供しています。
そしてこれは多くの人の関心ごとだから、そのようなサービスを行っているわけです。
リクルートのサービスを見てみて、どんなジャンルのことを行っているかを調べると、すぐにどのジャンルに人が集まっているかがわかります。
それについて自分の経験を発信すると効率が良いとのことでした。
では動画をまとめます。
まず働くときは会社にも自分にも利益になるような働き方を心がけること。
次に、転職で給料を上げる際には職種✖︎業種の軸ずらし転職がオススメということ。
最後に副業は自分の経験をコンテンツとして発信することがオススメということ。
いかがだったでしょうか、まさに時代にぴったりと合った働き方というよりも、むしろ新しい働き方を作っていると言っても過言ではないmotoさんが書かれた一冊。
この本で言われていることを少しでも実行してみると、人生が少しずつ変わっていくのではないかと思います。
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