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天才を殺す凡人 要約

アニメでわかる本のまとめシリーズ、第34回、今日は北野唯我さんが書かれた、天才を殺す凡人を紹介します。

この本は世の中には天才と凡人がいて、凡人によって天才はその才能を殺されているということを言っている本ではありません。

実際にそういう面はありますが、あなた自身が自分の才能を理解することで、あなたが輝く手助けをしてくれる本です。

北野唯我さんは神戸大学を卒業後、博報堂を入社し、ボストンコンサルティンググループに転職され、現在はワンキャリアという会社で働かれている方です。

そんな北野さんが書かれた本書は現在10万部を超えるベストセラーになっています。

この動画ではあなたの才能の生かし方を3ステップで紹介します。

早速行きましょう!

 

この本では人を3パターンに分けます。

天才タイプ、秀才タイプ、凡人タイプです。

天才タイプは独創的な考えや着眼点をもち、人々が思いつかないプロセスで物事を進められる人です。

秀才タイプは論理的に物事を考え、システムや数字、秩序を大事にし、堅実に物事を進められる人です。

凡人タイプは感情やその場の空気を敏感に読み、相手の反応を予測しながら動ける人です。

あなたはどのタイプが一番しっくりきますか?

 

この3者の関係はじゃんけんみたいな関係になっています。

凡人は天才に対しては排斥しようとします。なぜなら理解できないからです。

一方で天才は凡人に対して理解してほしいと思っています。

次に凡人は秀才に対しては天才と勘違いしています。

一方秀才は凡人を心の中で見下しています。

最後に秀才は天才に対して妬みと憧れの感情を持っていますが、天才は秀才に対しては興味がありません。

じゃんけんみたいな関係ですよね。

 

この関係を見た上で、天才が凡人に殺される理由を見ていきます。

一番大きな理由は天才の考えを凡人が理解できないことにあります。

というのも、天才、秀才、凡人はそれぞれ判断の基準が違います。

天才の判断基準は創造性です。独創的な考えをもち、人が見えていない視点で物事を考えることができます。

これは幽霊が見える人と同じで、天才にしか見えていない景色があるのです。

世の中を民主主義で物事を決めるときに多数決がよく使われます。

天才の考えは多くの人には理解できないので、ここで天才がよく殺されてしまうのです。

秀才はどうでしょうか?秀才の判断基準は再現性です。

論理的に考えて筋が通っていれば正しいという基準です。

これは説明されれば誰でもわかりやすいので、人に受け入れられることが多いです。

凡人の判断基準は共感性です。

みんなやっていることが正しいという基準ですので、これも受け入れられやすいです。

こうして判断軸がそれぞれ違うことがタイプ間でのコミュニケーションを難しくし、とくに天才がその被害を被るのです。

 

 

自分は天才型だけど、やっぱり人にわかってもらいたい、秀才型だけど、天才型になりたい、凡人だけど、秀才や天才に勝ちたい。

自分がどのタイプかを見極めたうえでもそう思っている人がいるのではないでしょうか?

それこそが自分の才能を活かすための3ステップのうち1つ目、自分の才能を理解し、活かす、です。

2ステップは相反する才能の構造を理解し、活用する、です。

説明していきます。

あなたが何をやろうとするときに自分と違うタイプの人は基本的に話が合いません。

しかし、あることをすれば自分に協力してもらうことが可能になります。

それは相手と主語を合わせることです。

これによって交わらないはずのタイプ同士での会話が可能になります。

一般的に凡人タイプは主語を人メインで語ります。私とか、あなたとかですね。

次に秀才タイプは組織やルールなどの善悪で物事を語ります。会社のルールではこうなっているので良いとかですね。

最後に天才タイプは世界や心理など、超越した何かで物事を語ります。なんか宇宙はこういう法則で成り立っていると思うとかですね。

これを理解して、相手がどんな主語を使っているかを注意深く見てみてください。

そして、自分もできるだけ同じ主語を使って話すと交わらないはずの人と会話することが少しできるようになると思います。

これによって違うタイプの人に協力してもらうことも可能になるかもしれません。

 

最後の3ステップ目は武器を選び抜き、リミッターを外すです。

天才、秀才、凡人にはそれぞれ特徴にあった武器があります。

自分の特徴に武器を合わせることで、人から認められる成果になります。

例えば天才タイプなら創造性を発揮できる、アートや起業、音楽などですね。

秀才タイプは再現性を生かせる科学やマネジメント、法律が武器です。

凡人タイプは共感性を生かせる言葉やマーケティングSNSが武器になります。

この才能と武器を掛け合わせることで、成果ができ人に認知されるものになっていくのです。

ここで大事なことは武器を持っていない才能もあなたはあなたの中に持っているということです。

どういうことかというと、あなたが自分のことを凡人だと思っていてもあなたの中には秀才も天才もいるということです。

あなたが適切な武器を持って才能を磨いていけばその才能は開花していきます。

ということはあなた自身があなたの才能を殺していることがあるということです。

自分にはこれができない、ほかの人より秀でたものがない、そう思うこと自体があなたの才能を殺しています。

 

これは世間で天才が殺される状況に極めて似ています。

世間では天才が思いついたことを再現性を大事にする秀才がそれは論理的にできないといって、共感性を大事にする凡人ができない方に加担します。

これが自分の中でも起こっています。天才の自分が思いついたアイディアを秀才の自分ができないと論理的に判断してしまい、凡人の自分が世間の目を気にしてその判断に拍車をかけるのです。

自分の才能を自分で殺していることがあることを認識して、自分が思いついたアイディアを殺さないだけでも、あなたの行動を少しずつ変わっていくと思います。

 

では、動画をまとめます。

まず、世のなかには天才、秀才、凡人のタイプに分けられ、タイプ間でのコミュニケーションは難しいということ。

次に会話の主語を相手に合わせることで、タイプ間のコミュニケーションが可能になるということ。

最後に自分の中にも天才、秀才、凡人がいることを理解することが自分で自分を殺さないためには重要ということ。

 

世の中に対して新しい見方を提示してくれる本書。

自分の中に自分が殺していた違う自分がいるとわかっただけでも、これから新しい自分に出会えると思って楽しくなりますね。

ここまでみてくださったあなたも、違う自分と出会えることを期待して生活してほしいと思います。

 

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