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感染症の世界史 要約

こんにちは、あさとです。

今日は、アニメでわかる本のまとめシリーズ、第36回、石弘之さんが書かれた感染症の世界史を紹介します。

この動画でわかることは2つです。

まず、人類と感染症がどのような関係を持ってきたかがわかる。

そして、感染症が広まりやすい要因がわかる、です。

 

それでは早速行きましょう!

 

まず、人類と感染症は常に戦ってきたという事実があります。

ミイラの中から感染症にかかっていたことを示す証拠が見つかっていたり、日本の歴史を紐解いても平清盛の死因が感染症であると言われたりしています。

昔から感染症は人類の生存を脅かす敵だったんですね。

 

感染症との戦いはこれからも続いていくと思います。 人類は生きている限り感染症と戦っていかなければいけません。 

これは人類も感染症も自分の遺伝子を残していきたいと考えているので起こる戦いです。 

感染症は何かに寄生することで自分の遺伝子を残していきます。

 一方、人間は感染されることで自分の健康が脅かされれば遺伝子を残すことのできる確率が下がります。

 このせめぎ合いの中で人類と感染症は戦いをくりひろげてきました。 

昔は感染症に勝つには人類が感染症に勝つ免疫や遺伝子を持っている必要がありました。 

そのため、人間は遺伝子を変えてきました。 

 

一つの例が鎌形赤血球です。アフリカなどで見られる赤血球です。 この鎌形赤血球は普通の赤血球とは違う形をしており、この赤血球を持っているひとは貧血になりやすい です。 

しかし、この赤血球を持っている人はマラリアになりにくいのです。 

つまり、人類の進化の過程で、貧血で死ぬリスクよりもマラリアという感染症で死ぬリスクが高いので、 遺伝子が改変され、鎌形赤血球を持っていた方が良いとなったということです。 

このように感染症に打ち勝つために人間は進化してきたのです。 

 

しかし、最近になって人類は感染症に勝つための大きな武器を手に入れたのです。 

それが抗生物質に代表されるような科学の知識です。 

科学の知識によって、感染症に効果のある対策を打つことが可能になりました。 

この文明の進化によって、現代に生きる人類は昔ほど感染症で死ぬことはなくなりました。

 

 しかし、感染症がなくなったわけではありません。 現代においても感染症で命を落とす人はたくさんいます。 

なぜ、文明が進化しても感染症はなくならないのか? それは感染症もまた進化しているからです。 

人間は 20-30 年に一度、世代交代をします。これは人類として遺伝子を変化させる機会が 20-30 年に一度 あるということです。

 一方で感染症はそれに比べて遺伝子を変える機会が圧倒的に多いです。 ものによっては 20 分に一度、世代交代をします。 

その世代交代によって、感染症の遺伝子はどんどん改変されていき、人類の科学に打ち勝って人間に感染 することが可能になります。 

 

これは実際の例でも証明できます。 

あるウイルスが最初は動物でしか感染していなかったのに、いつの間にか動物から人へ、さらには人から 人へ感染が確認されたというニュースを聞いたことがあると思います。 

これは感染症の遺伝子がものすごい速さで自分の遺伝子を残すことができるように環境に適応しているのです。 

人間は科学を発展させ、感染症と戦い、感染症はそれに勝つために自分の遺伝子を変えていく。 

どちらも自分が生き残るためにやっているので、この戦いに終わりはないでしょう。

 ずっと、この競争が行われていくのです。 

 

とはいえ、この感染症を完全に防ぐことはできませんが、あなたが感染症にかからないためにできること はあります。

 それを教えてくれるのは戦争です。

 歴史上、戦争も繰り返し行われてきましたが戦争で亡くなった人のうち病気で亡くなった人はどれくらい いるでしょうか。 答えは 3 分の1です。

なんと亡くなった人の中で 3 人に一人は戦ってなくなったのではなく、病気でなく なっています。 

 

この理由は3つあると考えられます。

 一つは衛生状態の悪さです。

 不衛生は感染症を増大させます。

 実際に排泄物が原因で感染症が広がり、実際に死に至るというケースもたくさんあります。 

二つ目は栄養不足です。 

人間が感染症に勝つために、免疫力を持っていることは極めて重要です。

 そして三つ目、これは人が密集していることです。 戦争中は基本的にいつも同じ人と一緒にいます。 食べる時も、寝るときも一緒いたのです。

 そうなると、ある人が感染症になると、近くにいる人も感染症になりやすくなります。 

このように人が密集しているところで感染症は広がりやすいです。 

人が密集しているところで感染症が広がりやすいのはある意味当たり前です。 感染症にとってもある程度、人がいなければ自分の遺伝子を残していくことが難しくなるからです。 

 

これを現代にあてはめて考えてみると、現代の都会は感染症が広がりやすいです。 

なぜなら人がどんどん都市部に集まっている最近の現状では人口密度が高まっているからです。 

満員電車なんてすごい人口密度ですよね。 

さらに近代では移動手段も発達しています。 昔は人類の移動手段は徒歩だけでした。なので、感染症が広まるスピードも遅かったです。

しかし、現代 では飛行機、車、鉄道、あらゆる移動手段ができ、移動が速くなり行動できる範囲も広くなっています。 

これによって感染症の広まるスピードも速くなっているのです。 

こうみると、感染症の広がりは一種の人災と言えるかもしれません。 

人類が自分たちの行動で、感染症が広がりやすい状況を作っている面もあるからです。

その中で自分たちができること、人との距離を保ったり、清潔にしたり、栄養を取るなどを自分たちで考えて行動していくことが感染症に負けないためには大事です。 

 

では、動画をまとめます。 まず、人類と感染症は昔から戦ってきたということ。 次に、感染症の遺伝子改変スピードは速いので、科学が発展した現代においてもその戦いは続くというこ と。 最後に感染症が広まる原因は不衛生、栄養不足、人口集中など様々だがそれぞれができることをすること が大事ということ。 感染症については何度も歴史上繰り返されてきたことなので、ある意味冷静になってできることに集中す ることが一番の対策なのではないかと思っています。

 

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では、また。