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危険物の性質6

こんにちは、あさとです。

今日も危険物の勉強をしていきましょう。

今日は第四類以外の危険物についてお話ししていきます。

第四類以外の危険物には第一類、第二類、第三類、第五類、第六類がありますので、

それぞれの性質と消火方法について消火します。

 

それではまず第一類危険物からです。

第一類危険物は酸化性固体です。

性質としては、まず第一類危険物自体は不燃性ですが、酸素を多量に含んでおり、分解などによって酸素を放出します。そのため、可燃物と混ぜて熱や衝撃を加えると、

酸素供給体となり、激しい燃焼を起こさせます。

酸素を放出することが危険に繋がるんですね。

次に、常温で固体であり、ほとんどが無色の結晶や白色の粉末です。

無色の結晶もしくは白色の粉末というのは覚えておくといいです。

次に、潮解性を持つものがあり、木材や紙に染み込んで乾燥したものには爆発の危険があります。

潮解性というのは、結晶が水分を含んでドロドロになることです。

それが紙などに染み込むと危ないんですね。

それでは第一類危険物の消火方法を説明します。

主に水、強化液、泡消化剤による冷却消火が有効です。

水と反応して酸素を生じるものには、粉末消化剤や乾燥砂による窒息消火を行います。

水を使って酸素ができてしまうと、その酸素がまた燃焼につながってしまう恐れがあります。

だから一般的な第一類危険物の消火には水を使ってもいいですが、水を使って酸素ができる場合には他のものを使いましょうということです。

 

それでは、第二類危険物についてです。

第二類危険物は可燃性固体です。

可燃性固体の性質は、まず、比較的低温で引火しやすい可燃性の固体です。

低温でも引火しやすいということがポイントです。

次に、酸化されやすく、燃焼速度が速い傾向があります。

燃焼速度が速いのも危ないですよね。

次に、硫黄などのように燃焼すると有毒ガスを発生するものもあります。

危険ですね。

それでは第二類危険物の消火方法を説明します。

一般に冷却消火が有効です。冷やすことが良いということですね。

次に、水と反応する物質は乾燥砂で、引火性固体は泡消化剤などで窒息消火します。

水と反応する物質の消火に水を使わないのは、水との反応が起きると、熱が発生し、それがさらなる反応に繋がることがあるからですね。

 

それでは第三類危険物についてです。

第三類危険物は自然発火性物質および、禁水性物質です。

自然発火性物質は空気に触れると自然発火する物質で、禁水性物質は、水に触れると、発火や可燃性ガスを発生する物質です。

これらの物質の性質はまず、常温で固体の物質と液体の物質があります。

固体と液体の両方があるということですね。

次に、ほとんどが自然発火性と禁水性の両方の性質を持っています。

例外として、黄リンは自然発火性のみ、リチウムは禁水性のみです。

例外を覚えておきましょう。

次に、黄リンは空気中で自然発火し有毒ガスを発生するため、水中保存します。

黄リンは自然発火性のみしか持っていないので水中に保存しても大丈夫です。

それでは第三類危険物の消火方法を説明します。

第三類危険物は禁水性のため一般に水、強化液、泡消化剤は使用できません。

炭化水素塩類等を用いた粉末消化剤や、乾燥砂などによる窒息消火を行います。

第三類危険物では、水を使わない消火を行うということですね。

 

次に、第五類危険物についてです。

第五類危険物は、自己反応性物質です。

自己反応性物質の性質は、まず、酸素を含んでいる可燃性の物質ということです。加熱などによる分解反応によって、発熱や発火、爆発を引き起こします。

ここは覚えましょう。

次に、常温で固体の物質と液体の物質の両方があります。固体の物質も液体の物質もあるんですね。

それでは、第五類危険物の消火方法について説明します。

第五類危険物は、もともと酸素を含んでいます。

だから周りから酸素の供給を止める窒息消火には効果がありません。大量の水による冷却消火が効果的です。

 

最後に第六類危険物についてです。

第六類危険物は酸化性液体です。

酸化性液体は、多量の酸素を含み、ほかの物質を強く酸化させる性質を持つ液体です。

性質は、まず酸化性液体自身は不燃性ですが、有機物や可燃物と混ぜると激しい燃焼を起こさせます。

第一類危険物と同じような性質ですね。

次に、水と激しく反応し、熱を発するものがあります。

例としては三フッ化臭素などがあります。

次に、腐食性があるため、触れると皮膚をおかします。また蒸気は有毒です。

触れると皮膚が炎症を起こすなど悪影響があります。これを皮膚をおかすと言っています。

それでは第六類危険物の消火方法について説明します。

第六類危険物には決まった消火方法はなく、燃焼物に応じた消火方法で消火します。

例えば水と激しく反応する三フッ化臭素だと水を使った消火はできませんよね。

物質に合わせて消火方法を選びます。

逆に言えばここが問題に出されることはほとんどないでしょう。

 

危険物の性質についての動画は以上です。

みなさんが乙4の試験に合格できればと思っています。

 

ご視聴いただきありがとうございました。

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それではまた次回の動画でお会いしましょう。