セミリタイアへのロードマップ後編 - あさとの月収100万円を達成したら閉鎖するブログ

まず、労働者の働き方をしている人、つまりサラリーマンがすべきこと、それは貯金です。これはどの本でも言われていることで、超基本でありながら、めちゃくちゃ大事なことです。給料の 4 分の1は絶対に貯金するとか、家族がいる人でも 10 分の1は絶対に貯金するとか決めてやってください。この貯金ができるというのがセミリタイアできるかどうかの一つ目のポイントです。

なぜ、労働者のときに貯金をすることが大事なのかというと、その貯金を用いて次のステップである自営業を始めないといけないからです。自営業を始めるときにはまずお金が必要です。例えばパソコンを使った事業をしようと思うとパソコンが必要ですよね。良いパソコンを買おうと思うと 30 万円くらいかかります。仕事に使うパソコンなので、やはり良いものが必要になります。それを買うことができるくらいの貯金は必要です。

ラーメン屋さんをやろうと思ったら店を借りたり、作り直したりするお金もいりますし、お客さんにきてもらうための広告宣伝費も必要です。そのためには数百万円かかるでしょう。そしたらその数百万円をサラリーマンの給料から貯金で作っていかないといけないのです。

これが意外とできない人が多いです。会社で飲み会に誘われたり、周りが良い車に乗っていると乗りたくなったりして、使わなくても良いものにお金を使ってしまうのです。これがあなたをセミリタイアから遠ざけます。

貯金をするというには自営業を始めるお金を貯めるということ以外にも大事な役割があります。それは生活レベルをあげないということです。生活費をあげるということは出ていくお金が増えるということです。出ていくお金を減らすということは労働者だけに限らず、どの働き方をしていても大事です。

あなたがサラリーマンであれば貯金するということをまず頑張ってみてください。

次に自営業の働き方をしている人がセミリタイアするために必要なことについてです。この働き方をしている人が目指すべきはビジネスオーナーです。つまり人やビジネスモデルを使ってお金を稼ぎ、自分の時間を作るということです。自営業とビジネスオーナーの違いは自分が働いているかどうかです。自分が働かないようにするためには事業の自動化が必要になってきます。自営業の人がしないといけないのはここです。

でも、これには前提条件があって、まず事業で十分な売り上げがたっている必要があります。売り上げがないのにビジネスを自動化しても意味ないですよね。つまり、自営業の人はまず売り上げを大きくすることに集中します。売り上げが大きくなっ

てきたところでビジネスオーナーになるために事業の自動化を考えるのです。事業の自動化で一番手っ取り早いのは外注です。外注が上手くなれば、ほぼセミリタイアを達成できているようなものです。

例えばあなたが動画編集の副業をしていたとします。動画編集だって立派な事業です。最初は自分で動画を切って、貼って、テロップを入れて、BGMを入れてと全て自分でやっていたとします。動画編集が全部自分でできるようになり、あなたに動画編集を定期的に依頼してくれる人も多くなって、一応ある程度稼いでいくことができるようにはなりました。ここであなたが考えるべきなのが自動化です。自分の名前で仕事をとり、その仕事をあなたがまた誰かに発注するのです。このときにあなたはあなたがもらっているお金より安く動画編集を発注します。こうすることであなたは動画編集をすることなく、もらっているお金と外注費の差額でお金を稼ぐことができるのです。これが事業の自動化の例です。

他にも、僕がやっている地方での戸建て投資も自動化がしやすい事業の例です。住む家を決めるときには内見にいきますよね。不動産を持っている人はその内見には基本的に行きません。不動産会社の人が行ってくれます。他にも人が入ったあとに何らかのトラブルがあってもそれを管理してくれる会社があります。本当ならそれらも自分で対処しないといけないのです。でも自分が働かなくてもお金を払えば、それらの仕事を代わりにやってくれる環境があるのです。これも自動化の例です。

こんな風に事業を自動化できれば自然に自分の時間ができるので、お金からも時間からも自由になっていきます。

そして、そんな感じでビジネスオーナーになったらお金がどんどん貯まるようになっていきます。そのお金を貯めておくだけなのはもったないので、それを使って投資をするのです。これはお金を使ってお金を稼いでいることになりますよね。これで最後の投資家になることができます。労働者から投資家にはなれず、しっかりと順序があるのです。この順序で投資家になるメリットは、自分で一度事業をしているので、サラリーマンと比べて企業経営についてわかるようになることです。副業をすることも事業をすることと同じです。それを回すという経験をすることで、他の会社の事業についても分かるようになるのです。分かった上で投資をするとうまくいきやすいのは当然ですよね。お金を貯めて、そのお金を使って事業を作り、事業を軌道に乗せたら自動化する、これがセミリタイアのためのロードマップです。

では、動画をまとめます。まず、セミリタイアするためには決まった道があるということ。次に、その道は労働者、自営業、ビジネスオーナー、投資家の順番に歩くことだということ。最後に、そのためには貯金、事業作り、事業の自動化が必要だということ。

このロードマップを頭の中に入れて、自分がどこにいるかを考えて、その場所に応じた行動をしていけばセミリタイアに近づいていきますよ。

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それではまた次回の動画でお会いしましょう。