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セミリタイアできないサラリーマンの思考法中編

商品を作れないサラリーマンの思考法は、人に勝とうとすることです。

サラリーマンになっている人、特に高学歴の人というのは、人に勝とうとする癖みたいなものを持っています。

それは昔から染み付いてきたものです。

 

中学生の時に偏差値の高い高校に行こうと思ったら、学校で成績が上から何番目かということを気にします。

その次に自分の都道府県で自分がだいたいどのくらいのところにいるかということを考えて、自分はこのままいけば大丈夫とか、もう少し点数を上げないとと考えるわけです。

これは大学に行くときも同じです。

大学に行くときは、勝負する相手が全国に広がります。

全国で自分がどのくらいの位置にいるかを考えて、そこで戦って勝つように頑張るのです。

これは就活でも同じです。

就活ではどれくらい自分が大学の時に頑張ったか、会社に入ったあと会社にどれくらい貢献できるかということを競い合っています。

それで会社に選ばれたら勝った、選ばれなかったら負けたというように言っているのです。

さらに、この人に勝つという意識はサラリーマンとして会社で働くようになったあとも変わりません。

会社に入ったあと、出世競争というものがあり、そこでは上司からどれだけ気に入られたか、会社に利益をどれくらいもたらすことができたかが大事になってきます。

比べる相手は同じ会社の人です。

同じ会社にいるあの人よりもいい成果を出せば、次に役職につくのは自分だみたいな考え方をするんですね。

 

今見てきたように中学生の時代、もっと早い人は小学生や幼稚園の時代から、サラリーマンになって大人になるまで、多くの人は自分と他人を比べ、他人に勝つように頑張っています。

これ自体は悪いわけではありません。

人と比べることで頑張ることができるということもあるでしょう。

ただ、商品を作るという点に関しては、人と勝負して勝ちたいという考え方ではなかなかうまくいきません。

 

その理由は、商品を作る時に勝ちたいという思考では、どうしても作る商品が二番煎じになってしまうからです。

例えば、すでにポテトチップスというお菓子があるのに、ポテトチップスみたいなお菓子を作れば売れると思ってしまうのです。

これは極端な例ですが、すでに市場にある商品に、後から遅れて出てくる商品が勝つということはなかなかないです。

あなたも経験があるかもしれませんが、同じような商品が後から出てきても、先に出ている商品を買いたくなりませんか?

そんなものです。

 

サラリーマンというのは、商品を作れと言われても、なかなか独自の商品を思いつくことができません。

それは、これまで生きてきた中で独自性を求められたことがないからです。

人と同じ教科を勉強して、その教科でどれだけ人より優れているかを競い、その勝負に勝つためにトレーニングしてきているのです。

だから商品を作れと言われた時に、考えることはまず、今ある商品にどうやって勝つかということなんです。

すでにあるものに勝とうとするので、二番煎じにならざるを得ません。

二番煎じになるということはすでにある商品と戦うということなので、不利です。

さらに、同じような考えをする人はたくさんいるので、あなた以外にもその分野に競争相手がきて、すぐに価格競争になります。

商品を安く売らないといけない状況になるので、もしその競争に勝ったとしても利益はほとんど残りません。