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マルクスが教えてくれるセミリタイアへの近道中編

マルクスが教えてくれる2つの価値の名前は交換価値と使用価値です。

まずは交換価値ですが、これはその商品の中にどれだけの労働力がこもっているかということです。

例えば、高い山があって、その山頂に自動販売機があると考えてください。

この自動販売機で売られているジュースと、平地で買うジュースだとどっちが高いでしょうか。

それは、自動販売機で売られているジュースです。

では、どうして山頂にあるジュースの方が高いのかというと、それは山頂にジュースを運ぶのに大きな労働力がかかっているからです。

山頂にジュースを運ぼうと思ったら、車では無理です。

途中まで車で運んで、そこから人がジュースを背負って山頂に行って自動販売機にジュースを補填するか、ヘリコプターなどで山頂までジュースを運ぶかですよね。

平地では、車でジュースを運んで、自動販売機にジュースを補填します。

どちらがより労力がかかっているかというと、山頂にジュースを運ぶ方ですよね。

この労働力がジュースの価格に反映されているので、山頂でジュースを買った方が高いというわけです。

このようにどれくらいその商品に労働力がかかっているかを考えているのが交換価値です。

 

次にもう一つの価値である使用価値についてです。

これはどれくらい人の役に立っているかという価値です。

今度は砂漠に自動販売機を置いたと考えてみましょう。

砂漠に自動販売機を置くと、変な話いくらであってもジュースが売れると思いませんか?

1万円でも10万円でもジュースを買いたい人はいると思います。

それは、砂漠という場でのジュースというのはめちゃくちゃ人の役に立っているからです。

役に立っているというより生き死にに関わりますよね。

これが使用価値が高いということです。

逆にジュースが飲み放題のところに、自動販売機が置かれていても誰も買いません。

それは、飲み放題の場では自動販売機で売られているジュースは人の役に立たないからです。

人の役に立っていないので、誰もそこでは自動販売機のジュースを買いません。

これが使用価値が低いということですね。

 

この交換価値と使用価値、つまり人の労働力がどれだけかかっているかという価値と人にとってどれだけ役に立つかという価値、この2つの価値の違いをわかっているとセミリタイアに近づける商品を作るときの基準になります。

セミリタイアできやすくなる商品、それは使用価値が高く、交換価値が低い商品を作ることです。

つまり、人の労力はかかっていないけど、人の役に立つ商品、これが一番セミリタイアに近づきやすい商品です。

 

あなたが一生懸命にデジタルコンテンツを作って販売しても、それを買ってもらうことができなければセミリタイアには近づいていないですよね。

作った商品を買ってもらって初めて不労所得を得ることができるのです。

その一生懸命に作る、つまり労働力を入れているという部分が交換価値です。

そして、買ってもらえるということは人の役に立っているということなので、使用価値の部分になります。

こういう商品を作れるかどうかが大事です。