セミリタイアのコツは人の真似をすること中編
あなたがセミリタイアするために必要なもの、それは商品です。
商品は資本主義の市場でお金と交換してもらえるもののことです。
例えばあなたが車を買いたいと思ったら、お金を出して車を買いますよね。
ここでの商品は車ということです。
あなたが車を買うことによって自動車メーカーはお金を手に入れているのです。
さて、あなたがセミリタイアのために商品をつくrとなると、基本的には独自性のある商品が良いです。
独自性があるということは、どういうことかというとまだ市場に出ていない、あなたしか作ることのできない商品ということです。
どうして、独自性のある商品を作るとセミリタイアしやすいかというと、価格をあなたが決めることができるからです。
逆に、独自性のない商品を作ったとしても、値段をあなたが決めることはできません。
例えば、あなたが自動販売機で飲み物を買うとなったら、1本いくらかかるか想像できますか?
だいたい150円くらいですよね。
でも、飲み物の中にはお茶もあれば、ジュースもあれば、コーヒーもあるのです。
どれも原価が同じということはないですよね。
多少、原価が違うわけです。
もちろん、その飲み物を作っている会社もいくつかあるので、作っている会社によっても、飲み物を作るのにかかるお金は変わらないですよね。
それなのに、どうしてどれも同じような値段で売られているのでしょうか。
それは、価格競争に巻き込まれているからです。
そもそも自動販売機で売られている飲み物が全部200円で売られていたら、多くの人は飲み物を買うと思います。
でも、ある会社が200円じゃなくて、150円でも利益が出るから150円にしようと思って150円にします。
すると、自動販売機で飲み物を買う側からすれば、自動販売機に150円の飲み物と200円の飲み物が売られているということになります。
もし、二つの会社が販売している飲み物がだいたい同じ味だったら、多くの人は安い方の自動販売機で飲み物を買いますよね。
すると、200円で飲み物を売っていた会社は全然売り上げが上がらなくなります。
だから、飲み物を200円で売っていた会社も150円に価格を下げるのです。
これが価格競争です。
価格競争が起こると、企業はどんどん疲れていきます。
当然ですよね。
売っても売っても、価格が安いので全く利益が出なくなってしまうからです。
利益が出なくなると、会社にはいざという時に使うためのお金が残らずあるとき急に会社ごとなくなってしまうということにもなるかもしれないのです。
こういう価格競争に巻き込まれないために大事なことは、商品に独自性を持たせることです。
独自性がある商品を価格競争に巻き込まれません。
ある会社が他のどの会社も売っていない飲み物を開発し、それを売り出したとします。
もし、その独特な味が好きで、その飲み物が飲みたいという人からすれば、その飲み物はその会社でしか買えないので、少々値段が高くても買うのです。
その結果、利益を残しやすくなります。
個人で商品を作るときも同じで、ほかの人がすでに作っているような商品を作ってしまってはなかなか利益は出ません。
利益が全く出ないわけではないですが、どうしても二番煎じなので一番初めに出した人には勝てないのです。
かといって、そんな簡単に独自商品は思いつかないと思う方もいるでしょう。
僕もそう思います、普通はそんな簡単に独自商品は思いつきません。
サラリーマンのように毎日同じような生活をしている人ならなおさら思いつきません。
でも、だからといって商品づくりを諦める必要はありません。
どんな商品を作れば良いかとというと、独自性がなくても、うまくいっている人と同じような商品を作れば良いのです。
うまくいっている人を真似するということですね。
これについて深掘りしていきましょう。