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どうしてサラリーマンはお金持ちになれないのか?中編

ここで、あなたはあなたの給料の出どころについて考えたことがありますか?

当たり前ですが、サラリーマンが給料をもらっているのは、会社が給料を払えるだけの売り上げを上げているからですよね。

売り上げということはお金をもらっているわけですが、あなたの会社は労働力を売ってお金を稼いでいるわけではないと思います。

薬会社なら薬を売ってお金をもらっていますし、飲食店ならご飯を売ってお金をもらっていますよね。

薬も、ご飯も商品です。会社はこういう労働力以外の商品を市場に持ち込み、それを売ってお金をもらっているわけです。

 

この会社のように労働力以外の商品を売っている人を経営者と言います。

経営者は自分の労働力を売らなくても、お金を手にいれることができます。

労働力以外の商品からお金をもらう時にはサラリーマンのように足元の生活を見られることがないので、適正な価格で売れます。

だから、労働力以外の商品を持っているとお金がどんどん入ってきてお金持ちになることができるのです。

さて、商品を売るためには当たり前ですが、商品を作らなくてはいけません。

そして、商品を作るには設備が必要です。

例えば、多くの会社は工場を持っていますよね。

工場というのは商品を作るための設備です。

この設備を持つことが商品を持つには大事です。

設備を持つにはお金がかかりますよね。

工場を作るには莫大なお金がかかることは素人でもわかります。

まず、大きいですし、安全面でも普通の建物よりも色々守るべき項目があります。

 

さて、勘の良い人は気づいていると思いますが、ここで厄介のことがわかります。

お金をたくさん得るには、商品が必要で、商品を作るためには生産設備が必要、

そして、生産設備を作るにはお金が必要、つまりお金をたくさん作るにはお金が必要だということになります。

これでは、お金をたくさん持っている人は生産設備を作って商品を作れるから、さらにお金もちになり、

お金を持っていない人は生産設備を作ることができず、商品を持つことができないからお金持ちになることはできない、ということになります。

残園ですが、これが資本主義の現実です。

 

実際にこれを確かめた人がいます。

トマピケティさんという人です。

名前を聞いたことがありますか?

名前を聞いたことがなくても、この人の書いた本の名前を知っているのはないでしょうか。

題名は、21世紀の資本です。

この本は世界的に大ヒットしました。

この本は分厚くて読むのは難しいですが、言いたいことはなんと1行の式にできます。

それがこの式 r>g です。

Rは資本収益率でgは経済成長率です。

この式が言っていることは労働するよりも、資本を持つことによって得られる富の方が、労働によって得られる富よりも大きいということです。

つまり、お金を持って資本を持つことができる人の方が、一生懸命働いている人よりもお金がたくさん持てますよ、ということです。

この結果は過去200年以上以上のデータを集め、分析していることです。

トマピケティさんは、このデータを集め、分析するのに15年の歳月を使っています。

たった1行の式に15年の労力がかかっています。

お金もちがよりお金を持つ、というのは今の世の中を見ても納得ですよね。

例えば、マイクロソフト創業者、ビルゲイツや、アマゾン創業者、ジェフベゾスなどは何十兆というお金を持っています。

もう想像できないですよね。一方でアメリカでは貧困で苦しんでいる人も多いのです。

格差が広がっているということですね。

 

統計的にも実感としても、お金もちがよりお金持ちになるというのはこの資本主義で生きている以上受け入れざるを得ません。

では、お金を持っていないサラリーマンは諦めるしかないのかというとそんなことはないです。

ここからはとはいえ現代はお金がない人もお金もちになることができやすい世の中だということをお伝えします。