セミリタイア生活を続けるために意識すること後編

次に不動産を考えてみます。

僕も実際にやっているボロ戸建てを例にとってみましょう。

ボロ戸建てを資産として持つとすると、人に貸し出すことになります。

ボロ戸建てを人に貸し出すことで、家賃をもらうことができるようになるからです。

家賃はあなたのポケットに入るお金なので、それを生み出しているボロ戸建ては資産ということになります。

さて、ボロ戸建てはどれくらい資産として長くもつのでしょうか。

少し考えてみましょう。

ボロ戸建てといってもピンからキリまであります。

例えば、建てられてから４０年経った後に売りに出されている家もあれば、

建てられてから７０年たった後に売り出されているものもあります。

家の建築技術はどんどん上がっていて、建てられてから壊されるまでの期間というのは結構長いです。

そう考えると、住む人がいなくならない限り、五年間で建て替えということはなさそうですよね。

例えば築４０年の物件を買えば、あと３０年くらいは資産として働いてくれそうです。

アフィリエイトサイトよりは長く資産としてあなたのために働いてくれそうじゃないですか？

つまりボロ戸建てを持ってセミリタイアできると、何もしなくても良い期間が長くなるということです。

ただ、ボロ戸建てがアフィリエイトサイトよりも長く資産として働いてくれるからといって、ボロ戸建ての方が良いというわけではありません。

ボロ戸建てはアフィリエイトに比べて初期費用が大きいです。

アフィリエイトサイトはパソコン代とサーバー代だけで始めることができます。

一方でボロ戸建ては家を買わないといけません。

アフィリエイトサイトがパソコン費用込みでかかって数十万円に対し、ボロ戸建ては少なくとも100万円以上かかります。

普通は300万円くらいが初期費用としてかかってきます。

ここではじめやすさに違いがありますよね。

だから資産として長持ちするから良いという訳ではなく、資産がどれほどの期間働いてくれるかというのは、

あなたがセミリタイアのためにどの資産を築いていくかの一つの指標にすぎません。

そしてどの種類の資産を築いていったとしても、その資産をメンテナンスしないといけません。

アフィリエイトサイトを作ってセミリタイアするとしたら、一日は少しはアフィリエイトサイトを作ることに時間を割かないといけません。

アフィリエイトサイトを作る作業を外注して、あなたがほとんど作業しなくても良い環境だったとしても、何に関して記事を作るかはあなたが決めないといけないのです。

そのための情報収集や、作業の指示を出すなどはしないといけません。

ボロ戸建てをやるにしても、家の設備が壊れたら対応しないといけませんし、ボロ戸建てが資産として働いてくれる期間が長いといっても、ずっと働いてくれるわけではありません。

いつまでその物件を持つかを判断したり、新しく資産になってくれる物件を探したりとしないといけないことはどうしてもあります。

資産を築く時に、自分のやりやすい資産を築くことも大事です。

むしろ最初はそれに集中するべきだと僕は思います。

僕はボロ戸建てという資産を持っていますが、何も持っていないときにその資産がどれくらい長く続くかということは考えていませんでした。

だからある程度資産を築くことができたら、今度はその資産はどれくらいもつのか、それは自分の目指しているセミリタイアの形にあっているのかを考えるといいと思います。

もちろん最初から、その資産がどれくらいの期間働いてくれるかを考えて資産づくりを始めることができるなら、それに越したことはありません。

自分が目指すセミリタイアにあった資産を築いていってほしいと思います。

では、動画をまとめます。

まず、資産には働いてくれる期間があるということ。

次に、その期間は資産の種類によって大きく変わること。

最後に、自分が目指すセミリタイアの形にあった特徴をもつ資産づくりをすることが大事ということ。

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それではまた次回の動画でお会いしましょう。