知識と資産のどちらに投資すべきか後編

逆に知識を入れると、それが利益に繋がることももちろんあります。

僕がやっているボロ戸建ての場合、知識を一つ持っているかどうかで平気で100万円くらい得をすることがあります。

例えば、家を買う時には指値という方法があります。

これは不動産取引の特徴をうまく生かした方法です。

指値とは、簡単に言えば家を安くしてもらうことです。

不動産を買う時は１対１の取引です。

いくつも同じ商品があってそれを多くの人に売っていくわけではなく、買ってくれる人が一人でもいればその不動産は売れるのです。

だから、売る側が好きに不動産の値段を決めることができます。

最初に家を300万円で売り出していたけど、全然売れない、ということがあったとします。

そんな時にある人が来て、この家が200万円なら買いますよ。と言ってきたとします。

もしあなたが、家を売る側の立場だったとして、早く売りたかったらこの申し出をOKしてしまいませんか？

その値段でOKしないと、今後全く売れない可能性もあるからです。

十分にあり得る話ですよね。

これが指値です。300万円のものを200万円でどうですか？ということです。

不動産を値切れるということを知らない人もいっぱいいるんじゃないでしょうか？

この知識があるだけで不動産を安く買うことができるのです。

しかも、不動産は取引の価格が大きいので、100万円くらいは十分値引きの範囲内です。

100万円の値引きが成功すれば、それまで知識に投資した分なんてすぐに回収できますよね。

これって宝くじの話と一緒です。

いくら資産を作っても、その資産の使い方を知らなければ必ずぼったくられて、その資産を維持することができなくなります。

そうすると、せっかく積み上げてきた資産をなくすことになるんですね。

逆に知識がある人というのは、最初はお金を持っていなくても着実に資産を積み上げていき、最終的にはセミリタイアすることができます。

セミリタイアするためには絶対に商品が必要です。

そして商品を作るためには貯金が必要になります。

ただ、商品を作る前には、知識に投資する段階が必要です。

すぐにセミリタイアしたいので、まずやってみるという気持ちもわかります。

むしろ、すぐに行動を起こせるのは素晴らしいことだと思います。

ただ、行動を起こすとともに知識に対してしっかりと投資するということを忘れないでください。

しっかりとした知識がつけば、必ず利益という形で投資を回収することができます。

では、動画をまとめます。

まず、商品を作る前に知識に投資することが大事ということ。

次に、知識がないと損失を出すということ。

最後に、知識があると利益につながるということ。

もちろんあなたを自由にしてくれる資産は大事です。

ただ、何があってもいつでもやり直せるという自分に対する自信をつけさせてくれる知識こそが一番の資産かもしれません。

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それではまた次回の動画でお会いしましょう。