20代でしておきたい17のこと前編
アニメで分かる本のまとめシリーズ、第25回、今日は本田健さんが書かれた20代にしておきたい17のこと、という本を紹介します。
著者の本田健さんはお金や成功、幸せについての本を数多く出版されていて、その多くがベストセラーになっている作家です。
そんな本田さんが悩める20代のために書いたのが、この本です。
20代の方は不安を抱えていたり、将来何をしたいかわからなかったりと、何かと考える時期ですよね。
そんな時期にどうやって過ごせばいいか、そんなヒントを与えてくれる本です。
本田さんの意見だけではなく、30代以上のたくさんの人生の先輩にもインタビューをして、多くの人の意見を取り入れてくれています。
20代にしておきたいこと17個全て紹介したいので、この本は前編と後編に分けて紹介します。
まず前編では1個のうち8個を紹介します。では、いきましょう!
まず1つ目は、人生最大の失敗をすることです。
いきなり失敗をすると聞いて驚いた人もいると思います。
年を重ねれば重ねるほど、失敗をすると立ち直ることが難しいです。
例えば事業に失敗したとしても20代で独身なら立ち直ることは比較的簡単です。
でも、40代で家族を持っていたとしたら失敗すると立ち直ることが難しいですよね。
また、20代での失敗はその後の人生の糧になります。
失敗できること、は20代でできる一番の財産だと本田さんは言っています。
また、その失敗がワクワクすることで失敗したならより良いです。
ワクワクすることをやっている人は魅力的です。
そんな人は夢のある人生を送ることができると本田さんは言っています。
ワクワクすることを思いっきりやってみた、それで失敗した。
それが全てプラスに働くのが20代です。
思いっきり何かワクワクすることをやってみま小。そして失敗しましょう。
二つ目は大好きなことを見つけることです。
20代のうちに好きなことを見つけると良いのは、単純にその方が長い間人生を楽しむことができるからです。
そして20代はまだ心の感度が高いです。
20代の方は昔、自分の好き嫌いがあったと思います。
食べ物に関しても、人に関しても、今よりも好き嫌いがはっきりしていたのではないでしょうか。
でも20代になって、あまり好き嫌いがなくなったという人も多いでしょう。
さらに30代、40代になっていくとこの傾向はさらに強まります。
これは心の感度が鈍くなっているということもできます。
自分の好き嫌いが自分でもわからなくなっているのです。
20代はまだこの感度があります。
20代のうちに自分の好きなことを見つけ、本当に楽しい人生を長く過ごせるようにしておきましょう。
三つ目は一流のものに触れるということです。
人生は自分が触れたものにしかなりません。
三流のものに囲まれていると三流になるし、一流のものに囲まれていると一流になります。
自分の環境をどう作るか、それで自分の人生が決まります。
20代という感性が鋭いうちに、一流の絵に触れたり、一流の場所に行ってみたり、一流の人を遠目でもいいので、眺めてみます。
そういう一流に触れることで、自分もあんな風になりたいという健全な欲求が湧き上がってきます。
4つ目は人生を100%楽しむ、です。
幸せな人の特徴として、100%楽しんで生きているというのがあります。
楽しんで生きるというのは、目の前のことを純粋に楽しんでいる状況です。
頑張ってやりきる、のではなく、楽しいから気がついたら張り切ってやっちゃったという感じです。
面倒だなと思うことでも、100%楽しんでやるという癖をつけておくことが大事です。
5つ目は死ぬほどの恋をする、です。
人間が本当に一生懸命になれるのは、自分以外の誰かのために頑張る時です。
それは子供のためかもしれませんし、親孝行のためかもしれません。
死ぬほどの恋をするということは損得勘定を抜きにして、その相手のことが好きということです。
それだけを考えることができるのは20代の時だけで、それができることは本当に幸せなことだと本田さんは言います。
そしてそれができる人は心がオープンな人です。ライフワークを持って生きることができる人、良い人間関係を築くことのできる人は心がオープンな人です。
一度、死ぬほどの恋を経験した人はその恋が叶わなかったとしても、他のことに本気で情熱を持って取り組むことができるのです。
それでも周りに良い人がいないという人のために本田さんがアドバイスをくれています。
それは多くの人に会うことです。
それもむやみに色々な場所に行くのではなく、自分がこんな人が素敵だと思う人を想像して、その人が行きそうな場所に行ってみることが大事だと本田さんは言っています。
例えば、料理が好きな女性に出会いたいと思ったら、そういう人は料理教室に行く可能性が高いので、自分も料理教室に通ってみるなどが良いかもしれません。
6つ目は一生付き合える親友を見つける、です。
一生付き合える親友を持つことは人生の中でも最も大事なことであると同時に難しいことでもある、と本田さんは言っています。
親友というのは自分が自分が持っている全てを投げ出しても、何かあったら助けたいと思える存在のことです。
そんな存在がいるだけでも幸せなことですが、このような親友を持っていると自分に厳しくなることができます。
あいつも頑張っているんだから、と自分を奮い立たせ、苦しい時に一歩を踏み出す力になってくれることでしょう。
7つ目は両親と和解する、です。
心理学によると、父親と和解できている人はキャリアを積んだり、人生で何かをやろうという時に感情的な抵抗が少なくなります。
また、母親と和解できている人は創造性を育んだり、人生を楽しんだり、楽しむということが自然とできるようになるそうです。
逆にいえば、和解できていない人は人生でどこか殺伐としたものを抱き続けることになります。
両親と和解できていない人は実は大勢います。
両親と和解すれば人生は劇的に変化していきます。
8つ目は自分のルーツを知ることです。
自分のルーツを知れば、自分の人生の軸を見つけることができます。
例えば、先祖代々教師をやっている家は自分がそのつもりがなくても教える才能があることが多いです。
自分のルーツというのは自分が想像している以上に自分に影響を与えているのです。
そして自分のルーツを知ることで、自分の軸が定まり、自分の人生に何かアクシデントが起きた時でも軸が定まっているので影響を受けることがありません。
これを20代のうちにやっておくと、自分はこのために生まれてきたのだという信念をもつことができるのです。
前編では20代でしておきたい17のことのうち8つを紹介しました。
後編では残りの9つを紹介していきます。
何か一つでもいいので、今日から始めると良いかもしれません。
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