FIRE 最強の早期リタイア術 要約

こんにちは、あさとです。

今日はアニメでわかる本のまとめシリーズ、第43回、クリスティーシェンさんのFIRE最強の早期リタイア術を紹介します。

クリスティーシェンさんは、30代で働かなくても、お金が勝手に入ってくるシステムを構築し、現在は1年中世界を旅している方です。

この本の題名でもあるFIREとは、financial independence retire earlyの略で、経済的に独立して早く引退しようということです。

クリスティーさんはまさにこれを体現しています。

お金から自由になれば、自分の好きなことに人生を使うことができます。

クリスティーさんが提案している生き方はこれで、まずはお金から自由になり、それから好きな人生を送りましょう。ということです。

もともと彼女の生まれがよく、いろいろなことに恵まれていたのだろうと思う人もいると思います。

しかし、クリスティーさんの生まれは中国の貧しい家庭で、決して生まれたときから恵まれていたわけではありません。

そんな彼女でも今回紹介する方法を使って経済的な独立を達成することができたのです。

そして、クリスティーさんの教えの大事なところは、彼女のやり方には再現性があるということです。

再現性つまり、行動さえ起こせば、私もあなたもクリスティーさんと同じように経済的に独立して、早く仕事を辞めることができるのです。

今、会社に行くのが辛いけど、お金は欲しいと思っているあなた、好きなことがあるけれど、とりあえず食べていくために働かないといけないと思っているあなた、

これから就職だけど、どんな会社に行けばいいかわからないからとりあえず適当に就職先を決めようと思っているあなた。

お金から自由になりたいと思っているあなたであれば、この動画でお話しすることを一つでも実践することで、確実に経済的独立、つまり働かなくても食べていける状態に近づくことができます。

それでは、行きましょう！

まず、クリスティーさんが言っているのは世の中で経済的に独立している人は稼ぐ、投資する、貯める、のいずれかが得意でないといけないということです。

そして、どれが得意なのかによって３種類の人に分かれます。

まず、稼ぐのが得意な人、これは事業を持っている人です。例としては金持ち父さん、貧乏父さんで有名なロバート・キヨサキ、他にもアップル創業者スティーブ・ジョブズが挙げられています。

次に、投資するのが得意な人、これはウォーレンバフェットが例としてあげられます。

最後に貯めるのが得意な人、この例がこの本の著者でもあるクリスティーシェンさんです。

この例から分かるように稼ぐのが得意な人、投資が得意な人は世界的に知られていますが、貯めるのが得意な人はそんなに知られていません。

世の中に出ているいわゆるお金持ち本は稼ぐのが得意な人、もしくは投資が得意な人によって書かれています。

だから再現性がないのです。

あなたが今アイフォンと同じものを作っても売れないでしょうし、ウォーレンバフェットと同じ銘柄に投資したとしても、同じように利益は出せないでしょう。

クリスティーさんも稼ぐのが得意という人にあった方法をいくつも試したそうですが、全くうまくいかなかったそうです。

それほど、事業を作るということは難しいのです。

しかし、貯めるのが得意という人に合った方法はあなたでもできる再現可能な方法です。

貯めるのが得意な人が取るべき方法は手元にたくさんお金を残し、そのお金を安全なリターンを得られるものにお金を投下するです。

この方法は、３ステップで行われます。

１ステップ目、費用対効果の高い職業に就く

２ステップ目、支出を減らす

３ステップ目、債券とインデックスを行う

です。

一つずつ見ていきましょう。

まず１ステップ目、費用対効果の高い職業につく、です。

多くの大学生が奨学金を使って大学に通っています。

大学に行ったあと、ついた職業の給料が低いと、大学でかかったお金を取り戻すのに時間がかかってしまいます。

貯めるのが得意な人がとるべき方法はまず手元にお金を残すことなので、よりかかるお金を少なく、得られるお金を多くできる職業に就くことが大事です。

そのための計算方法があります。

それがPOTスコアと呼ばれるのもです。

POTスコアは自分が就く職業の給料中央値から最低賃金をひき、その値をその職業に就くためにかかった金額で割ります。

この値が高ければ高いほど、費用対効果の高い職業であるということができます。

たとえば、アメリカにおいて、会計の仕事に就くとPOTは1.83なのに対し、コンピューターエンジニアリングの仕事はPOT値が2.81です。

アメリカは大学で何を学ぶかによって学費がそれなりに変わってきますが、日本では特殊な学部を除いて一律ですよね。

だから、単純に給料の高い職業を選ぶことが貯蓄の得意な人が取るべき戦略です。

次に２ステップ目、支出を減らすです。

当然ですが、貯蓄＝収入ー支出です。

支出を減らすことで貯蓄を増やすことができます。

クリスティーさんが提唱している支出の減らし方は４ステップです。

まず、あなたを幸せにしない基礎的な支出を削ることです。

これはあなたの支出を見直すだけでできます。

銀行の手数料など、削っても自分がなんとも思わないものをまず削りましょう。

次に痛みの伴う支出を削るです。

これを削ると嫌な気持ちになると思うものも少しずつ削りましょう。

たとえば、友達との飲み会、最初は飲み会にいかないことで周りを羨ましく感じて、行けばよかったと思うかもしれません。

でも、人間のすごいところは慣れることです。

慣れによって、最初は嫌な気持ちになっていたけど、いつの間にか飲み会に行かなくても全く問題ないというようになっています。

次に所有している高額なものを減らすです。

これは家や車などです。

高額なものはメンテナンスにお金がかかります。

車の保険や固定資産税など、お金がとてもかかってくるので、これを手放しましょう。

ローンなど組んでいてはいけません。

それは少しずつ、しかし確実にあなたの財布からお金をとっていきます。

つまり支出が増えているので、貯蓄が少なくなるのです。

最後に、少しだけご褒美を自分に与えるです。

支出を減らしたご褒美として少しだけ自分の好きなことをしましょう。

これをすることによって、支出を抑える習慣が身についていきます。

それではクリスティーさんが提案する経済的独立のための最後のステップ、債券とインデックスを行うです。

インデックスとはざっくり言えば市場全体に投資をすることです。

株が一つの企業に対する投資なので、その会社が倒産してしまえば、その株に価値は無くなります。

しかし、インデックスは市場に対する投資です。市場がなくなることはないので、とても安定しています。

しかし、安定というのはローリスクローリターンです。

投資した金額が何十倍にもなって返ってくることはほぼないです。

株は価値がなくなるリスクを負っているので、時に大きなリターンとなって返ってくるのです。

債券はインデックスよりさらに安定した投資です。ということは、インデックスよりさらに返ってくるリターンは少なくなります。

この安定しているインデックスと、さらに安定している債券を組み合わせて資産を作っていくのがクリスティーさんのやり方です。

では、どれだけ債券とインデックスに投資をすれば良いのかですが、この本では1年にかかる生活費の２５倍を投資すればあなたは経済的に独立できると書かれています。

1年に生活費が200万円かかるなら、5000万円を投資すればあなたは経済的に独立することができます。

結構無理な金額だと思うかもしれませんが、日本人の平均年収が400～500万円と言われていますので、この数字を使えば大学卒業からこのやり方をやっていれば約20年後には経済的に独立して自由な生活を送ることができます。

すぐ独立できるわけではなく、非常に現実的な年数ですよね。

また、さらに生活費を切り詰めたり、収入の高い仕事に転職すればさらにスピードアップします。

今回の動画では本の概要をざっくりと説明しましたが、本にはもっと細かに、どうやって早く経済的に独立するかのテクニックや独立までに必要な年数の計算の根拠が書かれています。

もし、本気で経済的に独立したいと思う方は本を読めば、さらに早く独立を達成できる方法を知ることができると思います。

世の中にお金持ち本がたくさんある中で、貯めることが得意な人に向けて書いてあるものは少ないと思います。自分は貯めることが得意で、かつお金持ちになって早く自由な生活がしたいと思う方はぜひチェックしてみてください。

では、動画をまとめす。

まず、世の中には稼ぐことが得意、投資が得意、貯めることが得意な人がいて、それぞれお金持ちになるための方法は違うということ。

次に、貯めることが得意な人がとる戦略はまず、収入をあげ、支出を減らすという貯蓄を最大化することだということ。

最後に、その貯蓄を安定している債券とインデックスに投資することで経済的独立への道が開かれるということ

最後に、宣伝です。

この動画の大事な部分として支出を減らすということがあります。

大学を卒業して社会人になった人が思うことの一つに奨学金の返済は大変、というのがあります。

一方、僕あさとは大学院を卒業した時に大学院での奨学金を免除になり、他の人に比べて支出が少なくお金がたまりやすい状況です。

僕がどうやって奨学金を免除になったか、その方法をnoteで徹底解説しました。

無料部分と300円の有料部分があるのですが、無料部分だけでも結構ためになると思うので、大学生、大学院生のみなさんはよかったらみてみてください。概要欄リンクを貼っておきます。

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