お金の真理
こんにちは、あさとです。
今日はアニメでわかる本のまとめシリーズ、第44回
与沢翼さんのお金の真理を紹介します。
まず著者の与沢翼さんは秒速で1億円稼ぐ男としてメディアに多く取り上げられましたが、その後会社が破綻状態になります。
しかし、そこから再起を図り現在では純資産70億円を投資で築いています。
そんなお金に対して常人とは違うレベルでの挫折と成功を経験している与沢さんのお金に愛されるルールをこの本は教えてくれます。
この動画を見ている方は少なからずお金に興味や不安があると思います。
今回の動画では、これからの時代に必要になってくる、お金を作る方法、お金を守る方法、お金を増やす方法を本の中から紹介します。
それではいきましょう!
まず、お金を作る方法は軍資金を貯め、商売をするです。
この本では非常に現実的なところを教えてくれていて、それはサラリーマンの人はまず貯金をしましょうということです。
与沢さんは現実的に1年で100万円、3年で300万円貯めるところがスタートと言っています。
これを貯めるためには自分の支出を抑える必要があります。
実はしっかり考えてみると、お金が貯まらない人ほど無駄なものを買っています。
家に帰れば飲み物があるのに、自動販売機でジュースを買うとかですね。
小さな出費が積み重なり、大きな費用になっているのです。
まずこれを見直しましょう。
そうして3年で300万円を貯めることがスタートです。
これでずっと貯金をしていけというわけではありません。
このペースでずっと貯金をしても、定年退職をした時にそんなにお金があるわけではないからです。
では、なぜ300万円を貯めたのかというと、これを元手に商売をするためです。
商売というのは、まず初めに自分の出費から始まります。
飲食店を経営しようと思ったら、土地代がかかったり、冷蔵庫や食洗器などの経費、また広告宣伝費などがかかります。
この出費を賄うためのお金をまず貯めましょうと与沢さんはいっています。
つまり、貯金というよりは軍資金、お金を作るためのお金ということです。
これで商売を始めるわけですが、ここで大事なのは商売はうまくいかないことがよくあるということです。
つまり頑張って貯めた300万円が利益を産まずになくなってしまう可能性もあるのです。
そういうこともありますが、それでも軍資金を貯め、商売をやらないとお金持ちへの道は開けないのです。
次にお金を守る方法、これは会社を作る、です。
会社を作ることは大きな節税対策になります。
個人のサラリーマンではほとんど節税対策はできません。
なぜなら、自分の手元に給料が届く時にはすでに税金が抜かれている状態だからです。
サラリーマンなら自分の給料明細を見た時に、給料と手取りの額があまりに違っていることに驚いたことがある人もいると思います。
しかし、自分で会社を持てば、売り上げから経費を引いた金額に税金がかかるので、合法的に節税することができるのです。
税率も個人と会社では全く違います。
個人は累進課税なので、稼げば稼ぐほど税率が高くなる仕組みです。
一方で会社はどれだけ稼いでも、そこにかかる税率は変わりません。
だから稼いだ額が大きくなるほど、会社を持っている方が手元に残る額が大きくなるのです。
もう一つ、会社を作るメリットは自分が行なっている商売への感度が高くなるからです。
与沢さんが言うには、人は箱があればその中にものを入れたくなる習性を持っているそうです。
一度会社を作ってしまえば、その中に多くの売り上げを入れたくなるものなので、自分の商売について真剣に調べるそうです。
これによって、どんどん自分の商売に対する感度が上がり、実際に商売がうまくいきます。
与沢さんはこれからは一人一人が会社を持つ時代がくると言っています。
その理由はサラリーマンの給料だけでは、豊かに暮らすことが難しくなってきているからです。
会社を持つと言うことはお金持ちになるためには必要です。
自分の商売を持ったら会社を作る、これがお金を守るための方法です。
最後はお金を増やす方法です。
これは稼いだお金を使わず、再投資することだそうです。
与沢さんのお金に関する考え方は徹底していて、稼いでもそれを贅沢には使いません。
稼いだお金は投資に回します。
それによってさらに稼げるお金が増えます。
与沢さんが思う基準は純資産1億円以上になるまでは贅沢しないということです。
純資産とは資産から負債を引いた額です。
つまり資産が多くてもそれに伴い負債も多ければ、それは本当の意味でお金持ちではないということです。
不動産投資では銀行からお金を借りて、物件を購入します。
例えば1億円を借りて、1億円の物件を購入したとします。
そうすると、1億円の物件を買っているので、資産は1億円分増えますが、それと同時に1億円の借り入れをしているので、負債も1億円ということになります。
つまり純資産は資産1億円から負債1億円を引いた0円とういうことになります。
このことからもわかる通り、純資産1億円と言うのは多くの人にとって、大変な道のりですが、それほど贅沢をしないこと、再投資することが大事なのです。
さらに与沢さんは純資産1億円を超えた後でもそこから得られたお金の半分は再投資するそうです。
純資産として1億円の株を持っていたとして、その配当が3%なら1年間で300万円の配当が入ってきますよね。
与沢さんは、そのうちの半分は再投資、そしての残りの半分で初めて少しの贅沢をするそうです。
それは例えるならコップに入った水は絶対に飲まず、コップから溢れた雫をすするようなものです。
これが現実的に、お金を増やす方法です。
では、動画をまとめます。
まずお金を作るにはしっかりと軍資金を貯め、それで商売をすることが大事ということ。
次にお金を守るためには、個人で会社を作ることが必要ということ。
最後に、お金を増やすためには、純資産1億円になるまで稼いだお金は再投資し続けることが大事ということ。
商売がうまくう行かなくても、それを引き受け、たとえうまく言ってもそのお金を大事に再投資し続ける
これがたくさんお金を使ってきた時代の失敗から学んだ、今の与沢さんの哲学なのだと感じました。
今日紹介したもののほかにも、与沢さんのお金に関する考え方が本にはたくさん書かれているので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
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