ボロ戸建ての買い方ステップ4
ボロ戸建てを1戸買うまでの手順、ステップ4、物件を見に行くについてお話します。
このステップ4は物件を購入するかどうかを決める最後のステップです。
不動産は買うまでにうまくいくかどうかがほとんど決まると言われています。
良い物件を買うことができるかどうかが、ほぼ全てといっても過言ではありません。
それではステップ4の説明をしていきます。
ステップ3までの手順で良いなと思う物件があれば、不動産会社さんに連絡を取ります。
だいたい不動産サイトには、その物件を扱っている不動産屋さんの名前と連絡先が載っていますので、連絡すればよいです。
最初は、不動産の間取りや写真などをメールでもらい、だいたいの外観や内観を見ておきます。
ここで大事なのは、あなたが手直しできそうか、手直しして住んでも良いと思えるかどうかです。
この感性は結構大事です。
最後にその家に住んでくれるのは、人です。
人が住みたくないと思う家ってだいたい共通していますよね。
少なくとも、不動産事業をやろうと思っているあなたが住めると思う家ならかなり高い確率で住んでくれる人は見つかります。
世の中には本当に色々な人がいて、こんな家絶対に住みたくないと思う家でも、金銭的な事情で住ませて欲しいという人はいます。
そういう人もいるので、あなたが住んでも良いかなと思う家なら、住みたいといってくれる人が出てくることでしょう。
写真を見て、よい印象を持ったら不動産会社さんに電話をしましょう。
電話をして、不動産物件を実際に観にいきたいということを伝えましょう。
そして、日時を調整してみにいきます。
見にいった時に僕が特に注意するのは、水回りと駐車場、そして修理が必要な箇所は何箇所あるかです。
水回りはもし壊れていた場合、修理に大きなお金がかかります。
台所の周りを見てみて、水漏れの跡がないかや不動産会社さんに質問したりして、できるかぎり水回りの修理が少なくなるようにしましょう。
もう一つの注意点は駐車場です。
地方はいまだに車社会です。
駐車場があるかどうかは、借りてもらえるかどうかの大事なポイントの一つになります。
車を2台停められるスペースがあればベストです。
特にこの2つに注意した上で、写真の時も確認した通り、あなたがその物件に住んでもよいと思えるかどうかを確認してください。
やっぱり写真で見るのと、実際に行くのでは違うことがあります。
写真で見ると、少しくらい感じだったけど、実際に来てみると落ち着いていて暮らしやすそうとか、その逆のこともあります。
実際に物件に足を運んだ時の感覚を大事にしてください。
この2つに特に注意したら、あとは他にどれだけ修理しないといけない場所があるかどうかをチェックします。
水回りでなければ、修理はそんなに大きなお金はかかりません。
たとえば、窓ガラスが割れていたらそこを修理しないといけません。
高くて2、3万円程度だと思います。
こんな感じで修理する場所を探していきます。
これらをチェックして、人が借りてくれそう、払うお金に対して見合っているとあなたが感じることができれば、いよいよ購入のステップに進んでいきます。
ここでいう払うお金に対して見合っているかどうかは僕の場合は利回り20%を目安にしています。
家の購入と修理にかかるであろう代金を足したお金を一年間の家賃収入の値が20%を超えているかです。
家賃をいくらに設定するかは他のステップで紹介します。
それでは、ご視聴いただきありがとうございました。