労働組合を抜ける後編
一つ目は、会社で自分がプロになれる仕事を作ることです。
会社の人事は当然ですが、会社が円滑に回るために行われます。
その人事で動かされず、今の部署にいたいなら今の部署で必要な人間になれば良いのです。
そうすれば、その部署で会社に貢献している人という風にみなされてほかの部署には動かされません。
動かすと、会社として損害が出てしまうからです。
僕はこの前、長期の研究テーマを持つことになりました。
長期のテーマなので、僕が数年間そのテーマを持つことになる予定です。
そうなると、その期間中に僕をほかの部署に動かしてしまうと、そのテーマが遅れてしまいますよね。
会社としては、それは損害なわけです。
そう考えると、僕が労働組合を抜けたからといって、人事が簡単に動かされる訳ではないと考えました。
こういう自分だけができる仕事というのを作ると、会社もその部署からあなたを動かしにくくなると思います。
二つ目は不労所得を作ることです。
不労所得を持っていると、会社を辞めても生きていくことができます。
僕は不動産からの不労所得があるので、労働組合をやめて例え人事異動が行われてやりたくない仕事をさせられたとしても、簡単に仕事を辞めることができます。
こういう選択肢があると、行動を起こすことができます。
ここで一つ、不動産を持っている人のあるあるを紹介します。
僕はまだ経験がないことですが、僕の周りにいる不動産を持っている人たちが経験していることです。
その人たちが不動産を持つまでは、所得はサラリーマンからの給料しかなかったので、何かあってサラリーマンを辞めさせられるのが怖いと思って、
会社の決定に従うしかありませんでした。
例え、お客さんとためにならないと思う営業でも、会社がやれといったらやるしかなかったのです。
でも、不動産を買って、不動産からの不労所得を得るようになり、会社に頼らなくても生きていけるようになると、嫌なことは嫌と会社に言えるようになったのです。
お客さんのためにならない営業なら、「これはお客さんのためにならないと思います」としっかり会社に言えるようになりました。
その結果、逆に信用できる人、しっかりお客さんと向き合っている人という風に会社から見られるようになり、逆に出世して、良い給料をもらえるようになったという話です。
こういう類の話はよくあります。
こういうのは、すべて不労所得があるから、いつでも辞めることができるという、選択肢の数からくる余裕がもたらしてくれます。
行動の選択肢を増やすためにも、自分が困った状況にならないためにも不労所得を持っておくというのはとても大事なことです。
この二つのことがあったので、僕は労働組合をやめても特に何を怖がることもなく普通にサラリーマンとして生活をしています。
こういう行動をとることで、組合費の分を毎月使うことができるようになったので、このお金を組合費ではなく有意義なものに使いたいと考えています。
では、動画をまとめます。
まず、昔と現代では環境が変わっているので、組合に入る意味が昔に比べ弱くなっているということ。
次に、会社で自分しかできない仕事を作ると、異動させられにくくなるということ。
最後に、不労所得を作ることで、自分の行動の選択肢を増やすことができるようになるということ。
経験談になってしまって、皆さんに直接役立つ情報ではないかもしれませんが、
みなさんも自分に置き換えて、組合をやめるかどうか考えてみて欲しいと思います。