あさとの月収100万円を達成したら閉鎖するブログ

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キャッシュフロー・クワドラントを読んだ後にどう行動するか

みなさん、こんにちは。

この動画を開いたあなたはサラリーマンをしているけど、副業をし てみたいとか、もっと給料を上げたいとか、思っている方ではないでしょうか。

今日はそん なあなたにロバートキヨサキさんが書かれた金持ち父さん貧乏父さんのキャッシュフロー クワドラントから、サラリーマンがお金と時間を持つための第一歩と題して、具体的にサラ リーマンがお金と時間を持つための方法を紹介します。

具体的にというのは私あさとが実 際にやっている方法ということです。

サラリーマンのあさとがどうやってサラリーマンか らビジネスオーナーになろうとしているか、その一歩目を紹介します。

あさと自身も完全にサラリーマンからビジネスオーナーになったわけではなく、まだサラ リーマンをしている状態ですので、サラリーマンをやっているけど、副業したいとかもっと 給料を上げたいと思っている人の参考になればと思います。

この動画は前編と後編に分かれていて、前編ではキャッシュフロークワドラントってな に?とか、サラリーマンとビジネスオーナーはお金の流れが全く違うなどを紹介していま す。

もし、このあたりが分からなかったり、知りたいと思われるかたは概要欄の方から前編 の動画をみていただければと思います。それでは行きましょう!

この後編の動画ではまずサラリーマンとは何か、ビジネスオーナーとは何かということを 前編に引き続きもう一度お話します。

サラリーマンとは自分の時間と引き換えにお金をも らっている人のことです。

自分の働いている時間に応じてお金をもらっているので、働ける 時間が決まっている以上、もらえるお金の上限が決まっています。

また働かなければ給料は ゼロです。

一方でビジネスオーナーとは自分以外の商品やシステム、あるいは人を使って自 分が働かなくても自分にお金が入ってくる状態にある人です。

例えばある会社のオーナーは自分が働かなくても、その会社を回すために、従業員の人たち がしっかり働いてくれています。

だから利益があがるのです。

また自分の体験やノウハウを電子書籍として売っている人たちもビジネスオーナーです。

この人たちも商品を作る時間は働いたとはいえ、自分が働かなくてもインターネット上に 商品を置いておけば、買いたい人が買いたいときに買っていくので、自分が働かなくてもお 金が入ってくる状態です。

サラリーマンからビジネスオーナーになるためには自分が働かなくても自分にお金をもた らしてくれるものは必要です。

私あさともビジネスオーナーになるための一歩を踏み出し ており、自分が働かなくても自分にお金をもたらしてくれるものを持っています。

それが不動産です。

この不動産の収入が月に 5 万円あります。

この 5 万円を得るために今の私がしていることは何もないです。

これはこの不動産が働い てくれているからです。

これが今の私が持っている商品です。

これを一つ持つ方法が分かれば、あとは同じ方法で少しずつビジネスオーナーのクワドラ ントからの収入、つまり自分が働かなくても自分にもたらされる収入が増えていくと思っ ています。

最後はこの不動産増やす、もしくは他の商品を作ることで、自分が働かなくても 生活することができるようになる程度の財政基盤を作ることがあさとが持っている一つの 目標です。

同じような考えを持っている人のためにどうやってあさとが不動産を得たのか?について お話します。

不動産が数千万円、数億円するもので、普通のサラリーマンには買えないと思っている人は 多くいると思います。

こういう不動産ももちろんあります。

あさとが買った不動産の価格は 250 万円です。

これくらいの値段なら買える人もいると思います。

250 万円の不動産は地方にいるとあります。地方で、ボロボロの戸建てを買いました。これ を自分で少し手入れをして人が住んでも嫌じゃないレベルまで直します。

そうすれば住ん でもいいよという人がでてきます。

住んでもいいといってくれる人さえ見つかればその人 に住んでもらって、その人から毎月家賃という形でお金をいただくのです。

不動産は投資するものと思っている人が多いと思いますが、私が持っている不動産に関し ては商品だと思っています。

その理由は自分で不動産の手入れをすることで、その家を人が 住んでもいいと思えるレベルまで直しているからです。

投資の代表として株や債券があり ます。

これらは自分で何かできるわけではありません。

株を持っていても市場の調子が悪け れば株価は下がります。

しかし、私がもっているようなボロボロの家は自分でその家の価値を上げることができま す。

家に手入れをすることで、もともとは人が住みたくないと言っていた価値のない家を住 みたいといってもらえる価値のある家に変えることができます。

仕入れが 250 万円という不動産としては安い家であっても、修理することで立派に月 5 万 円稼いでくれる商品となるのです。

基本的に商品をつくるときには仕入れが必要です。

この仕入れするというのは自分の身銭 を切るということです。

わたしの場合はボロボロの家の仕入れ 250 万円が必要でした。

この 250 万円をどうやって集めたかというと貯金です。

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、貯金できることは非常に重要です。

貯金をすることができないと仕入れをすることができないからです。

逆にしっかりと貯金できさえすれば仕入れをすることができ、商品を作ることができるよ うになっていくのです。

私は地方都市でサラリーマンをしているので、東京のことは分かりませんが、地方都市に住 んでいれば物価も安く、給料の中からお金をためることはできると思います。

お金をためるコツはまずひと月にためるお金を決めることが大事です。

例えば手取りで 20 万円もらっている人なら月に 5 万円貯める、と決めてしまいます。 そして残りの 15 万円でどのように生活していくかを考えるのです。

まず貯金する。この習慣が大切です。

次に生活費を下げる、もっと言えば固定費を下げることが大事です。

固定費は毎月引かれるお金なので、その痛みに気づきにくいです。

例えば家賃、家賃が毎月 5 万円とかだと、それが当たり前と感じますが、毎月 4 万円のところに引っ越すだけで、毎 月 1 万円が残ります。

他にもスマートフォン、これも高いものは高いですが、プランが複雑 なので、見直そうとはなかなかならないですよね。

でもしっかりと見直せば、月に 5000 円くらいは変わるかもしれません。

格安 SIM に変えるなどの方法があるかと思います。

あさとの場合は貯金をする、ボロボロの家という仕入れをする、自分で手直しをして家に価 値をつける、人に住んでもらうという流れでビジネスオーナーとしてのスタートを切りま した。

どんな家を買ったかを動画で紹介していますので、気になる方は概要欄の方から見て みてください。

このように、貯金、仕入れ、商品を作る、商品を売るという流れを作ることでサラリーマン からビジネスオーナーになる第一歩が踏み出せると思います。

では、動画をまとめます。

まず、サラリーマンからビジネスオーナー、つまり自分が働かなくてもお金が入ってくる状 況を作ることは可能だということ。

次にそのためには自分の代わりに働いてくれる商品、システムが大事だということ。

最後に商品を作るためにはとりわけ不動産では仕入れが必要であり、まずは貯金をしない といけないということ。

商品は不動産以外にもたくさんあります。

この動画を見て、今のサラリーマンをしている状況を打破したいと思っていた人たちが何 か考えるきっかけになってくれれば嬉しいです。

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【具体例あり】金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

こんにちは。今日は金持ち父さんのキャッシュフロークワドラントを紹介します。

この本は金持ち父さん貧乏父さんシリーズの中でも人気の高い本です。

キャッシュはお金ですよね。フローは流れという意味です。

クワドラントは 4 分割という意味なので、この本はお金の流れを 4 つの種類に分け、それ ぞれを説明してくれています。

お金の流れに 4 種類あるということが分かれば、どうしてサラリーマンの多くはお金がな いといっているのか、そしてお金持ちと言われている人たちは何をしているのかというこ とがわかります。

できればもっと生活に余裕が欲しい、お金のことを考えない生活がしたい、という方に見て いただきたいです。

サラリーマンをしている方でも、お金持ちになることは可能です。

この動画は前編と後編の 2 本に分けて紹介します。

前編の動画では、まずお金の流れの 4 種類を紹介します。

後編の動画では、サラリーマンがお金持ちになる方法を具体的に説明していきます。

具体的というのはあさとが実際に行っている方法ということです。

あさとは現在サラリーマンをしています。

サラリーマンである一方でお金の心配をしない 生活をしたいと思っています。

行動を始めたばかりで、まだまだお金持ちというにはほど遠いですが、最初の一歩は踏み出 していると思います。

まだ学生の方や社会人になりたてでなんとなく将来に不安があるという方の参考になれば と思います。

では、まず前編の動画キャッシュフロークワドラントの説明から行きましょう!

お金の流れは従業員、自営業、ビジネスオーナー、投資家という4つに分類できます。 左側に従業員と自営業、右側にビジネスオーナーと投資家があります。

それでは一つずつクワドラントを見ていきます。

まず従業員です。

多くの人はこのクワドラントに属しています。

従業員のお金の流れは自分の時間を払って、お金をもらうという流れです。

サラリーマンは基本的にめちゃくちゃ仕事をしてもさぼっていても同じ給料をもらいます。

それはサラリーマンが時間に応じて給料をもらっているからです。

そういうお金の流れなのです。

このクワドラントを見ればなぜサラリーマンがいつもお金がないと言っているかが分かり ます。

それはサラリーマンとは従業員のクワドラントに属していて、給料は働いた時間に応じて もらっているからです。

働いた時間に応じて給料をもらうということは、自分の働くことのできる時間が決まって いる以上、もらえるお金の上限も決まっているということです。

だからお金がないのです。

では、医者や弁護士はいっぱい給料をもらっているからそれでいいのでしょうか。

この答えを見るために、自営業のクワドラントを見ていきましょう。

この自営業のクワドラントに開業医や弁護士などが含まれています。

この人たちのお金の流れは自分の成果に応じて給料をもらうという流れです。

親切で優秀なお医者さんにみんな診てもらいたいので、そういうお医者さんのところには 患者さんがたくさんきますよね。

その分報酬も大きくなります。

この従業員のクワドラントと自営業のクワドラントの特徴は自分が働かないと給料がもら えないということです。

従業員は自分が働いた時間に応じて給料をもらっているので、自分が働かないと給料がも らえません。

また自営業のクワドラントでも成果で給料をもらっているので、自分が働かな ければ成果がゼロになり、給料ももらうことができません。

このクワドラントはある意味で最も大変なクワドラントです。

なんといっても自分の成果 に応じて報酬が決まるからです。

自分が成果を出さないと給料がもらえないというのはつ らい人にとっては極めてつらいことだと思います。

また成果を出せる人であっても、病気に かかってしまって 1 年間動けなくなったりしても収入が途絶えてしまいます。

そんな不安 を抱えるクワドラントと言ってもいいでしょう。

自分が働かないと給料がもらえないというのが、左側のクワドラントにいる人つまり従業 員と自営業の特徴です。

では次に右側のクワドラントの特徴をみていきましょう。

右側のクワドラントの特徴は自分が働かなくてもお金が自分のところに入ってくるという ことです。

家で読書やゲームをして暮らしていても、南の島でのんびり暮らしていても、勝手に自分の ところにお金が入ってくるひとたちが右側のクワドラントにいる人たちです。

これがいわゆる本当のお金持ちで、この本の著者であるロバートキヨサキさんによると、医 者や弁護士など、お金を持っているような人でも本当のお金ももちではないと言います。

それは時間を持っていないからです。

右側のクワドラントでは自分が働かなくてもお金が 入ってくるので、お金も時間もあるという状態になることができるのです。

では、まずビジネスオーナーを見ていきます。

ビジネスオーナーとはその名の通り、ビジネスを持っている人のことで、それを持っている ことで自分が働かなくてもお金を手にすることができます。

どうやって働かずにお金を得ることができるかというと、自分以外の人やシステムに働い てもらっているのです。

例えば、お医者さんを考えてみます。

さきほどお医者さんは自営業のクワドラントに属して いるといいました。

でも、自分の病院のオーナーで自分が現場にいっておらず、自分がいな くてもその病院が上手に経営できる状態ならビジネスオーナーです。

自分がオーナーという立場でかつ働かなくても給料が入るからです。

他にも、自分で商品を持っている人も当てはまります。

例えば、note や brain などのインターネットツールを使って自分の体験やノウハウを電子 書籍として売っている人がいますよね。

この人たちもビジネスオーナーです。

なぜなら自分 は働いていなくても商品が売れさえすれば自動的にお金が入ってくるからです。

お金が入 ってくるシステムを持っているのです。

あさとのようにサラリーマンをしている人が目指すべきなのはまず、このクワドラントで す。

最後に投資家のクワドラントです。

ここはお金がお金を生み出す世界です。

株や会社の売買など、お金を使ってさらなるお金を生み出す場所投資家のクワドラントで す。

世界的投資家ウォーレンバフェット、マイクロソフト創業者ビル・ゲイツなどがこのク ワドラントにいます。

本当に世界的な大富豪の仲間入りをするためにはこのクワドラント に行く必要があります。

投資家のクワドラントにいる人の多くはビジネスオーナーを経て投資家になっています。

その理由は投資家はビジネスオーナーが作ったビジネスやシステムを買って運用するため、 そのビジネスの中身がわからにといけないからです。

ビジネスがどんなものかをわかっていないのにお金を出しても失敗するのが関の山です。

この動画の目的はお金の流れは 4 種類に分けられる。

そして自分がもらっているお金が、 もしくは学生さんならこれからもらうであろうお金がどのような流れからきているのかを 分かることでした。

後編の動画ではあさとのようなサラリーマンがどのように従業員からビジネスオーナーに なるのか、その一歩目を紹介します。

誰でもできる方法です。

あさともまだ完全にビジネスオーナーにはなっていないので、まだサラリーマン以外に何 も収入がないという方に見ていただきたいと思います。

では前編の動画をまとめます。

まず、キャッシュフロークワドラントで分けられるようにお金の流れは従業員、自営業、ビ ジネスオーナー、投資家という 4 種類あるということ。

次に従業員、自営業は自分の働かないと給料がもらえないのに対し、ビジネスオーナーと投 資家は自分が働かなくてもお金が入ってくるということ。

サラリーマンが自由なお金と時間を持ちたいなら目指すべきはまずビジネスオーナーとい うこと。 ここまで動画をみてくれた方は今の仕事に疑問を持っていたり、もう少し生活にゆとりが ほしかったりする人だと思います。

ぜひ、後編も見ていただければ何か参考になるかと思います。

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メモの魔力

こんにちは、今日は前田裕二さんの書かれたメモの魔力を紹介します。

前田裕二さんは早稲田大学を卒業後、外資投資銀行に入られ、その後に企業してshowroomを作りました。

今は社長業の傍らテレビに出たり公演を行ったりと精力的に活動されています。

あの堀江たかふみさんや、秋元康さんが「天才」と呼ぶほどの人です。

そんな前田さんですが、メモには人生を変える力があると言っています。

 

この動画ではメモにはどんな力があるのか?そして具体的なメモの取り方について説明していきます。

このメモの取り方を実践することで、あなたの人生は大きく変わっていくことでしょう。

 

まず、現代がどんな時代かというとAIやロボティクスによって単調な仕事は置き換えられてきています。

これからもどんどんどの流れは進み、人間は知的な生産しか行わなくなると言われています。

また、人間の選択の幅もどんどん広がり、どこで誰と何をしていても良いというようになっています。

こんな時代において、大事なことは抽象化であると前田さんは言っています。

抽象化することによって、知的生産する力が上がりますし、自分についての抽象化を行うことでいわゆる自分探しになり、自分がどんな人間かを知ることで、決断に迷いがなくなります。

この抽象化する力が現代においては非常に重要です。

抽象化というと難しく聞こえますが、これは誰でもやっていることです。

例えば、空からポツポツと降ってくる液体は私たちは雨と呼びますが、これも抽象化です。

水滴の一つ一つは大きさも形も違うのですが、これを一つずつ呼んでいたら大変です。

そこで、まとめて雨という言葉にしたのです。

 

この抽象化を行うときに便利なツールがメモです。

メモを適切な方法でとることによって思考が抽象化されていきます。

 

それでは前田さんが行っている具体的なメモの取り方を説明します。

メモを取る時のノートは見開きで使います。

そして、ファクト、抽象化、転用、と書きます。一番左はその話の題名などを書く欄です。

ここからがメモのスタートです。

まず、人から聞いた話、見たものなど、事実をファクトの欄に書きます。

次にそこから導き出されることはどんなことなのか、なぜそうなのか、など抽象化した事柄を書いていきます。

そして、その抽象化されたことをどのように具体的な行動にしていくかを転用の欄に書きます。

具体的に説明します。

例えばあなたがポケモンのゲームをやっていたとします。

このゲームでのファクト、つまり事実は、ポケモンのゲームではそれぞれのキャラクターに属性があり、その属性に応じた攻撃にをすることによって効果が増大するということです。

火の属性を持つポケモンに対して水の属性を持つポケモンが攻撃すれば効果が大きくなりますよね。

そしてこのファクトから抽象化します。すると相手に応じて攻撃を変えることが大事だということがわかります。

最後にこれを転用します。抽象化された言葉をどのようにあなた自身が行動に移すかを考えます。

すると、例えば就職活動をしていても、会社によって、もしくはどの立場の人が面接官かによって話す内容を変えることが大事なのではないか、と思うことができます。

これが具体的なメモの方法です。

 

これは日常でも自己分析でも同じです。

具体的に前田さんの事例を紹介します。問いは幼少期に苦しかった経験は?とします。

前田さんは過去に家にお金があまりなく、塾に行けないが、塾に行っている子の方がどうしても賢い。

でもその後、死ぬ気で勉強して追い抜いたということがあったそうです。

これは事実なので、ファクトの欄に書きます。

次に抽象化です。

なぜ、自分は頑張ることができたのだろう?と考えます。

そうすると、自分は運命を努力で覆したい、逆境はバネになることを証明したいという強烈なモチベーションを持っているとわかります。

最後に転用です。

この抽象化した自分の気持ちをどのように今後の自分の行動に活かしていくかを考えます。

そうすると、逆境がバネになることを証明したいという自分のモチベーションを原点に置くことのできる事業を作る。

また同じような憤りを持っている人に自分の体験を伝えて勇気を与える、ということを思いつきます。

このメモによって前田さんは自分のモチベーション、逆境はバネになることを証明できる事業としてshowroomを立ち上げたのです。

つまりファクト、抽象化、転用の流れを使うことによって、本当の自分を知ることができ、さらに今後どうしていくかも決めることができたのです。

この方法のすごいところは自分の深いところからくる気持ちを自分で理解した上で次の行動を起こすために自分の行動に迷いがなくなるところです。

自分で自分の人生における羅針盤を作っていると言っても過言ではないでしょう。

 

では動画をまとめます。

まず、これからの時代においては抽象化を行うことで、知的生産する力を上げたり、自分が何をしたいのかを理解したりすることが大事だということ。

次に、物事を抽象化するためのツールがメモだということ。

最後に、メモの取り方はファクト、抽象化、転用という順で行うことが良いということ。

 

メモという誰でもやろうと思えばできることを使って、人生を切り開いた前田さん。

まさに努力で運命に打ち勝ちたいという思いが体現されていると感じました。

やってみたいと思ったかたはぜひ、今日からメモを取ることを初めてみましょう!

 

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【人生のバイブル】幸福の資本論 要約

こんにちは、あさとです。

 

今日は橘玲さんの書かれた幸福の資本論を紹介します。

橘さんは多数のお金に関する著書を出版しておられます。

その橘さんが書かれたこの本ではお金のことだけでなく、もっと大きなテーマ「幸福」について書かれています。

橘さんは幸福を分解して構成要素に分けます。そして、どうやって幸せに向かっていくか具体的な方策を教えてくれています。

では、具体的に見ていきましょう。

 

まず、橘さんは幸福には3つの条件があると言っています。

それが、自由、自己実現、絆です。これは皆さんも納得なのではないでしょうか。

これを言い換えると、金融資産、人的資本、社会資本となります。

ちなみに資産とは富を生み出す方法、資本とは富を生み出す力のことです。

つまり自由を生み出す方法が金融資産、自己実現を生み出す力が人的資本、そして絆を生み出す力が社会資本というわけです。

この3つをどのように持っているかで幸せかどうかが決まるのです。

例えば、一代で会社を大きくした創業者を考えてみます。

この人は会社を持っていて、そこからたくさんの金銭を得ることができるので、金融資産を持っています。

また、自分で会社を作り、社会に貢献しているので、人的資本も持っていると言えそうです。

しかし、一生懸命会社を大きくすることに人生を使ってきたので、友達が多くなく、週末は趣味の読書をしているとします。

こうなると社会資本はあまり持っていないかもしれません。

まとめると、金融資産と人的資本は持っているが、社会資本は持っていない状態です。

一方で、マイルドヤンキーと言われる人たちを考えてみると、いつも地元にいる人で遊んでいます。

週末はみんなでBBQに行ったり、仕事の相談なんかをします。

これは社会資本のある状態です。

しかし、マイルドヤンキーと言われる人たちはそこまで仕事に生きがいを求めていないので、自己実現という意味での人的資本は持っていないですし、

お金をたくさん得ようとも考えていないので、金融資産も持っていません。

まとめると、金融資産と人的資本は持っていないが、社会資本を持っている状態です。

この両者はどちらもある程度は幸せなのです。

本当に不幸なのは金融資産、人的資本、社会資本のどれも持っていない状態です。

そして最も幸せな状態は金融資産、人的資本、社会資本の全てを持つことですが、これは原理的に不可能だと橘さんは言います。

なぜなら金融資産を持つと、その資産に群がり、自分にとって嫌な人が寄ってくるからだと橘さんは言います。

 

この金融資産、人的資本、社会資本をどのように組み合わせて幸せを作っていくかは個人の自由です。

ここからは一つずつ、それらを増やしていくための方法を紹介します。

そして、先ほどこの3つ全てを持つことは原理的に不可能と言いましたが、ある方法を使えばこの3つを持つことが可能になります。

そちらも合わせて紹介します。

 

まず、金融資産です。

お金で幸せにはなれない!という方がいらっしゃるでしょうが、おそらくこの動画を見ている方はお金が幸せに必要なことを薄々は気づいている方だと思います。

ある研究があります。

それは幸せとお金の関係を調査した研究です。その研究によると、年収800万円を超えたあたりから人の幸福の大きさがほぼ変わらなくなるというものです。

この研究を持って、やっぱりお金と幸せは関係ないと言いたくなる人もいるかもしれません。

しかし、大事なことは年収800万円まではお金と幸せの間に相関関係が大いにあるということです。

やはり、幸せになるためにはある程度のお金を増やすことは大切です。

この金融資産を増やすための方法を3つ紹介します。

まず、この本で言われていることは日本では金融資産を増やすことは難しいということです。

なぜなら投資先がないからです。ですが少しでも増やしたい人は上場インデックス世界株式に投資することをお勧めされています。理由は特定の国や企業にリスクを集中することを避けられるからです。

次に支出を減らすことです。

手元に残るお金は本当に簡単な式にすると収入ー支出です。

収入を上げようとする人はたくさんいます。しかし支出を減らす努力をしている人はなかなかいません。

スマートフォン格安SIMに変えてみる、使わないアプリを解約するなど、固定費を見直してみると良いかもしれません。

そして、最後は働くことです。

先ほどもお話ししたように現在の日本で金融資産を増やすことは難しいので、働いた方が良いということです。

しかし、どうしても金融資産を持ちたいとかお金持ちになる方が幸せだという方には以前に金持ち父さん、貧乏父さんという本を紹介しています。

概要欄にリンクを貼っておきますので、そちらをご覧ください。

 

さて次に人的資本です。

この本で言う人的資本は自己実現です。

しかし、先ほどの金融資産のところでも説明した通り、現代の日本では働くと言う選択は金融資産を得る意味でも合理的です。

つまり、人的資本の役割は働いてより多くの金銭を得ること、そして自己実現できることということになります。

この二つを同時に得ることがためにはどうすれば必要なことを2つ紹介します。

一つは、自分の好きなことをすることです。

人間は昔から自分が目立つためにはどうしたら良いかを考えてきました。

そうでなければ異性を獲得して子孫を残すことができないからです。

だからこそ他者との差別化を図ることは生物としての本能であり、得意なことを楽しいと感じるのはごく普通の感覚です。

そうであるなら好きなことに、時間や労力を集中させることは合理的な選択であり、自己実現のための方法なのです。

もう一つはその好きなことをお金にできるニッチなポジションを見つけることです。

先ほど説明した通り、働いてお金を稼ぐということは合理的な選択なので、自己実現とともにお金を稼ぐ必要があります。

そこで大事なことはニッチなポジションを見つけることなのです。

現代は資本主義社会で、この社会では会社が大きな力を持っています。

この会社がどうやって意思選択をするかというと、より合理的な方へ労力を集中させるのです。

どういうことかというと、最初はA、B、Cの事業をやっていたとしてもAとBがあまり効率が良くないと感じたらCに労力を集中させることがあります。

会社はそのような意思決定をするという性質を持っていますので、個人の戦略としては企業がやらないことをやるということが大事です。

会社としてAとBは割に合わないと思っても、個人としては十分にやる価値のあることだということはよくあります。

ここをやっていきます。自分の好きなことと、企業がやらないことの交差点を見つけることが人的資本を大きくするためには大事です。

これをフリーエージェント戦略と本書では言っています。

 

最後に社会資本についてです。

この本では人間である以上、幸福は社会資本からしか生まれないと言います。

なぜ、社会資本つまり絆が幸福を生むのかは、人間がそのように設計されているからとしか言いようがないそうです。

でも、なんとなくわかりますよよね、人は1人ではいきていけないので、どうしても人との繋がりが大事です。

ではまずどんな繋がりの種類があるかを見ていきましょう。

まず、愛情空間があります。これは家族や恋人など、本当に近い存在です。

次に友情空間で、これが親しい友人との関係です。

その外には友達ではないけど、他人ではないという政治空間が広がっています。

会社の同僚やSNSでつながっている人たちのことです。

そしてその外には他人の世界が広がっています。この他人の世界も無関係というわけではありません。

例えば、昨日食べたご飯の原料は他人が作ってくれているわけですが、それはお金を払うことによって自分の元に来ているのです。

無関係というわけではなく、お金でつながっているという意味でこの空間を貨幣空間と言います。

ここで友情の正体を見ていきます。友情の正体は平等体験です。

この動画のはじめの方でマイルドヤンキーの話をしました。

この人たちはなぜ地元を離れないのでしょうか。もちろん地元にいることが楽しいのですが、地元を離れてしまったら友情関係が壊れることをわかっているのです。

なぜなら友情とは平等体験だからです。同じ境遇で同じことを経験しているということが彼らの繋がりを作っているのです。

金融資産や人的資本を作ろうと思うと、社会資本が壊れてしまうというジレンマです。これがあるから3つの両立は難しいのです。

しかし、それを克服できる方法があります。

それが、人的資本のところでも説明したフリーエージェント戦略です。

これは自分の好きなことと企業がやらないことの交差点を見つける戦略でした。

この方法の良いところは他にもあります。

それは、プロジェクト単位で人間関係が変わることです。

フリーエージェントは会社のために仕事をしているわけではなく、その仕事が楽しいから仕事をしています。

だから、仕事が終われば、その仕事で関わっていた人とは関わらなくなるのです。

また仕事をしたいと思う人がいれば、また仕事をすれば良いし、そう思わなければそれっきりで構いません。

これは友達と仕事をしているという感覚なのです。

そしてその友達はまた変えることもできます。

その時その時で平等体験をしている人と関わり、そうでなくなったら他の平等体験をしている人と友達になることができます。

つまり、広い意味で言えば、先ほどあった愛情空間、友情空間、政治空間、貨幣空間の、友情空間までを貨幣空間と置き換えるのです。

本当に大事な人だけを大事にし、他の人たちはその時の自分の価値観にあった人に変えていく。

このフリーエージェント戦略によって、金融資産、人的資本、社会資本の全てを手にいれることができるということです。

 

動画をまとめます。

まず、幸福を分解すると金融資産、人的資本、社会資本になるということ。

次に、その3つを組み合わせることで、自分なりの幸せを構成することができるので多様な生き方があるということ。

最後に、フリーエージェント戦略を取ることによって金融資産、人的資本、社会資本の全てを手にいれることが可能だということ。

 

橘さんは日本に生まれたということは途轍もない幸運で、しっかりと人生を設計すれば幸福になることができると言います。

幸福を目指すのはみんな同じでしょうが、どんな幸福を目指すのか、それを考えるきっかけになればと思っています。

 

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売り上げを減らそう

みなさん、こんにちは。今日は売り上げを減らそう。という本を紹介します。

この本を書いたのは中村あけみさんという方で佰食屋というステーキ丼を売っている飲食店の経営者です。

この佰食屋はとてもユニークな経営方針を持っています。

それは、売り上げを上げないというもので、一日100食を売ったらそれでその日の営業は終了というものです。

 

この方針なので、売り上げはそんなに高くはありませんが、黒字ですし、何より働いている人が幸せそうです。

もちろん中村さんも全く売り上げを追い求めてはいません。

このやり方がとても時代にあっているなと思ったので、今回紹介します。

 

中村さんが売り上げを求めない会社を作ったのは、売り上げを求める風潮に疑問を持っていて、売り上げを求めない方が幸せに働けると思ったからです。

中村さん自身もお子さんが脳性まひを持っていて、リハビリの手伝いをしないといけませんでした。

そんなこともあり、自分が本当に働きたい会社はどんな会社かということを考えると、「家族みんなで晩御飯を食べられること」だったそうです。

そんな自分が求める会社を作っていったということですね。

 

では、そんな新時代の飲食店、佰食屋さんの特徴を5つ紹介します。

 

一つめは早く帰れるということです。

佰食屋の目標は100食売って、来られたお客様を最大限喜ばせるということです。

従業員からしてみれば最大で一日100食しか売らないので、終わりが見えますよね。

あと10食売れば終わりと分かるわけです。終わりが見えるから生き生きして働くことができているそうです。

この早く帰れるというのは人を動かす大きな要因になっていて、従業員が自分で行動を起こすようになります。

例えば、残り10食となったら、次の日の準備を進めることができます。

先を見越して行動できるようになり早く帰ることができるのです。

 

二つめはフードロスがほぼゼロということです。

これもまた100食しか売らないことで、食材を買い込む必要がありません。

これには卸先の人も助かっているようで、常に100食分材料を購入してくれるので、卸先の人の安定収入にもつながっているのです。

 

三つめは圧倒的な商品力です。

中村さんがお店作りにおいて大事にしていることは4つです。

月に1回行きたいと思うか、家庭で再現できないものか、大手に算入されにくいものか、みんなのご馳走であるかです。

これを主婦の目線になって考えます。

まず月に1回行きたくなるかですが、ここで大事なのがコストパフォーマンスです。この佰食屋は関西にあるのですが、関西の主婦目線でも行って損はないと思わせるようなステーキ丼にしています。

また、特殊な機械を入れて作っているので、これは家庭では真似できません。

次に佰食屋では商品の原価率が50%を超えています。これは飲食店ではあり得ない数字らしいです。

大手の飲食店では真似できません、なぜかというと原価率が高すぎて本部を賄うことができなくなるからです。

そしてステーキというみんなのご馳走を提供しているということです。

 

4つめはやる気のある人はいらないということです。

よく世間でいうできる人は佰食屋さんではできる人ではないと言います。

どういうことかというと、佰食屋さんでは同じことをしっかりとできる人が働いています。

世間でいうできる人はやる気があって、百食じゃなくてもっと売りたいという人がいるそうです。でも売り上げを求めていないので、そういう人は他のところで働く方が向いているとのことでした。

 

5つめは売り上げ至上主義からの解放です。

これは百食限定で売っていることももちろんですが、佰食屋さんは従業員も多めに採用しているそうです。

これは働いている人が自由にシフトを選ぶことができるようにとか、何かあった時にすぐに休むことができるようにと考えられています。

 

売り上げを求めないことで多くのメリットを作っている佰食屋さん。従業員さんも幸せそうに働いているようで、今の時代にあった働き方をしている企業だと感じました。

 

特に印象に残ったことは優秀な人材を定義するということです。

佰食屋さんでは一般的に優秀と言われている人材はとりません。それは世の中では優秀と言われていても、佰食屋さんにとってはそうではないからです。

私たちも生活する中で、もっと仕事ができるようにならないといけないといったことがあるかもしれませんが、そもそも自分はどんな仕事をしたいのか、どうなりたいのかという根本を考えて、

そのために必要なことはなんなのかということを考えないといけないです。

周りの声に流されず、自分自身が求めるものに沿った意思決定をしていきたいですね。

あなたの人生の舵を切っているのはあなたですから。

 

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人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

みなさん、こんにちは。

今日はフロムダさんが書かれた、人生は、運よりも実力よりも、「勘違いさせる力」で決まっているを要約します。

この本は本当に面白い本で、悪魔の書とか、こんなに実用的な心理学の本は初めてだ、とか色々なところで話題になっています。

そんな本を書いたフロムダさんですが、何社も会社を作っており、そのうち一つは上場させているという経歴を持っています。

またブログも書かれていてそのブログは述べ数百万人に読まれている人です。

 

そんなフロムダさんの主張は、タイトルの通りで世の中は勘違いさせる力で決まっているということです。

もちろん実力の要素もあるのですが、フロムダさんがいうには実力も勘違いさせる力があれば後からついてくるということです。

勘違いさせる力はあまりにすごい力なので、この本では一つの資産として扱っています。名前は錯覚資産。この動画でもこの錯覚資産という言葉を使って説明していきます。

 

あまり納得していない人も多いと思います。

実力が人生を大きく決めているに違いないとか、世の中上手くいっている人はみんな実力があるとか思いますよね。私も思います。

でも、この本の目的はまさに、そんな気持ちと向き合うことです。

この世の中のほとんどは錯覚資産に基づく運によって決まっていることを理解して、その錯覚資産を上手く使えるようになること大事なのです。

 

この動画では、なぜ人は世の中実力で決まると思いたいのか、錯覚資産を持つ人が成功する理由、そして錯覚資産を使う側に回る方法について説明していきます。

まず、なぜ人は世の中が実力で決まっていると思いたいのか、です。

ある実験があります。

老人ホームで植物を育てることになり、職員が育てるのを見ている人と、自分で水をあげる人に分けました。

それを半年間続けた結果、職員が育てているのを見ていた老人の死亡率は30%だったのに対し、自分で水をあげた老人の死亡率は15%だったのです。

また、老人ホームで学生ボランティアがくる時間を自分で決めていた老人の死亡率は低かったのですが、その学生たちが来なくなってしまうと、老人の死亡率は上がっていたのです。

これらの実験からわかることは人間にとって、コントロールできること、というのはとても切実な欲求であるということです。

もし、世の中が実力で決まっているで決まっているなら自分の努力次第で実力はコントロールすることができますよね。

しかし、実力以外のもの例えば運で決まっているとしたら、自分ではコントロールできないと思いますよね。

人間にとってコントロールできるというのはとても大事なことなので、実力以外で決まっていると思いたくないのです。

まずこの本能ともいうべき気持ちに向き合いましょう。

 

次に錯覚資産を持つ人が成功する理由です。

一言で言うと、錯覚資産を持つことで実力もついてくるからです。

この錯覚資産ですが、心理学用語でいうと「ハロー効果」です。これはある一点が優れていると、それに引っ張られて他の部分もすごいだろうと思ってしまうことです。

例えば、あの人は社長だからすごい人だろうと考えることです。

社長とすごい人の間に因果関係はないので、だからという言葉はおかしいのですが、多くの人は同じような言葉遣いをしていると思います。

このような、すごそうとかできそうとか思われることを錯覚資産と言います。

まず、錯覚資産を持っていると、人から環境を与えられます。

「この人ならこれくらいの仕事はできる「だろう」」と思われることで立場が与えられるのです。

この段階ではこの立場に実力がついてきていないこともあります。

しかし、人間の実力は環境が作るものだとフロムダさんは言います。

そして環境が与えられるから実力がついてきて、結果として成果が出ます。

その成果がハロー効果になり、また錯覚資産が増え、より大きなやりがいのある環境が与えられ、それに見合う実力がついてきて、といった流れです。

このように錯覚資産はその人の実力をあげることにも役立ちます。

俺は錯覚資産なんかに頼らないと思っていても、この世の中の全ての人がこの錯覚資産に縛られている以上、それを使わないと圧倒的に不利になります。

わかっていても抜けることができないのが、この錯覚資産の特徴です。

 

では、この錯覚資産を使う側に回るためにはどうしたら良いのでしょうか。

それはたくさん実験をして、少し成果が出るものを探しましょう。

ここまでの動画でもお話ししてきた通り、成功の大部分は錯覚資産や運によって決まっており、実力はほとんど関係ありません。

錯覚資産であるハロー効果はある程度の実績があって初めて機能します。

では、その最初の実績はどうやって作るかというと運です。

たくさんのことを試してみて、その中から少し芽の出るものを探します。

そして芽が出たものに対して、時間や労力などを集中的に投下していきます。

こうすると、芽が一回出ていますからそこに錯覚資産の力が働き、かんきょうが整えられて、実力が上がり、成果が出安いといった流れになります。

この流れのすごいところは、錯覚資産により、大きな成果をあげると、より大きな錯覚資産になり、さらに大きな成果が得られるといった良いサイクルに入ることができる点です。

つまり、錯覚資産や運は複利で増えていくことになります。

この複利の効果はバカになりません。

例えば、子供が1ヶ月の30日間で最初の一日目は一円のお小遣い、次のひはその2倍の二円のお小遣い、三日目はその二倍の四円のお小遣いというよにもらって行ったとすると、30日間でいくらのお小遣いをもらえると思いますか?

約5億4千万円です。これが複利の力です。

こんな風に錯覚資産や運も大きくなればなるほど、そのなり方がすごい勢いで変わってきます。

この人生は運で決まるゲームだということを直視しつつも、しっかりと運を運用していくことがこの錯覚資産を使う側に回るためには大事なことです。

 

まとめます。

まず人間は、人生が実力で決まると思いたい生き物であり、人生の大部分が運で決まっていることを自覚することが大事だということ。

次に、錯覚資産を持っている人は環境を与えら得やすいために、実力がつき、結局成果が出るということ。

最後に錯覚資産を使うためには、初めに小さく色々なことに挑戦し、芽が出た分野で大きく時間や労力を投下することが大事だということ。

 

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危機と人類まとめ

こんにちは、今日はジャレド・ダイアモンド先生が書かれた危機と人類という本を紹介します。

この本は国家の危機にどう対処すればよいかを書いた本で、なんとなく堅苦しい感じがするのですが、結論としては個人の生き方に非常に役に立ちます。

何か人生でうまくいかないと思った時にどう対処すればよいかのヒントを与えてくれる本です。

今回の動画では、まずこの本の概要を説明し、その中でAsatoが大事だと思ったことを日常生活に生かす方法とともに説明します。

 

まず著者のダイアモンド先生は一言で言うとすごい人で、ハーバード大学を首席で卒業した後、ケンブリッジ大学で生理学の学位をとります。

そのあと人類について興味を持って、いろいろ研究されあの「銃・病原菌・鉄」を書かれました。この本は知っている人も多いのではないでしょうか。

現在は80歳を超えていますが、現役で大学生に地理学を教えるかたわら、週に何回かはトレーニングしたり、イタリア語のレッスンを受けたりしてさらにはクラシック音楽室内楽団でピアノを担当したりと、

もうすごすぎてよくわからない人です。

あまりに博識なので、ジャレド・ダイアモンドという名前は多くの専門家を集めたグループが使っているペンネームなのではないかと言われているほどです。

そんなダイアモンド先生がこの本で主張していることは個人の危機と国家の危機は似ているところがあり、個人の危機を脱出するアプローチを活かせば、国家の危機を乗り越えることができるのではないかということです。

 

まず、個人の危機の例としては事業を起こしたが失敗して借金を背負ってしまったとか、失恋してしまったとかがあるかと思います。

ここでいう危機とは現在何かしら問題を抱えている状態で、このままいけば状況が悪化するであろう状態のことです。

一方で国家の危機は例えば、江戸時代末期の黒船襲来などがあります。黒船が来て、鎖国していた江戸幕府が開国を迫られます。

それまでの安定した政治が脅かされている状態で、まさに危機です。

そして、ダイアモンド先生が言うには、これらの危機に対処する方法は個人と国家で類似点があるということです。

 

まず、個人の危機に関してですが、こちらはすでに心理療法の専門家たちが個人の危機を脱するための12の方法を見つけてくれています。

それがこちら。

1、危機に陥っていると認めること

2、危機を起こすのは自分であるという責任

3、囲いを作り、解決に必要な個人的な問題を明確にすること

4、他の人々のグループからの物心両面での支援

5、他の人々を問題解決の手本にすること

6、自我の強さ

7、公正な自己評価

8、過去の危機体験

9、忍耐力

10、性格の柔軟性

11、個人の基本的価値観

12、個人的な制約がないこと

一方でこの本で扱う、国家が危機を脱するための方法がこちら

1、自国が危機にあるという世論の合意

2、行動を起こすことへの国家としての責任の需要

3、囲いを作り、解決が必要な国家的な問題を明確にすること

4、他国からの物質的・経済的な支援

5、他の国々を問題解決の手本にすること

6、ナショナルアイデンティティ

7、公正な自国評価

8、国家的危機を経験した歴史

9、国家的失敗への対処

10、状況に応じた国としての柔軟性

11、国家の基本的価値観

12、地政学的制約がないこと

これらを比べると、個人の危機に対する対処方法と、国家の危機に対する対処方法がほぼ同じであることがわかります。

これまであった国家の危機を見ると、うまく危機を乗り越えた国家はこの対処方法を実践しているとこの本には書いてあります。

また、過去にうまく危機に対処した国に比べて、現在問題を抱えている国はこの対処方法を実践していないことを指摘しています。この動画ではこの中で公正な自己評価という点に焦点を当ててお話ししていきます。

この本には7つの国が例として出てきますが、過去に危機を乗り越えた一方で、現在の危機に対処できていない国として本に登場する国が、日本です。

過去の日本の危機は黒船がやってきた時です。このとき日本はどうやって危機を乗り越えたのかを見ていきます。

 

江戸時代の日本は鎖国をして本当に安定した生活を送っていました。

そこに突如やってきたのがペリーの黒船です。彼らの目的は日本を開国させることでした。

このペリーが来航したことがこの時期の日本にとっての大きな危機でした。

それまで非常に安定していた鎖国という制度をやめ、積極的に外国と関わりを持つことは日本にとって多くの不安要素がありました。

この頃から外国との衝突も度々起こり、西洋の武器が強いことを日本人は身にしみて感じるようになっていきました。

このままでは日本が危ない、そんな空気が日本に流れている中、明治時代に入っていくのです。

しかし、日本はこの危機を見事に乗り越えます。

まず、日本は外国の方が日本よりも優れている点があることを認め、多くのことを外国から取り入れます。

憲法はドイツから民放はフランスから、そして教育はアメリカからというように世界で最も優れているものを世界各国から取り入れていきます。

しかし、日本はその中でも多くの伝統を残しています。

日本語がそうです。教育はアメリカから取り入れましたが日本語は残りました。

他にも天皇崇拝の心も同様に残ったと本書には書かれています。

日本はどの国にも劣らず優れているというアイデンティティを捨てることはありませんでした。

そのアイデンティティがあったからこそ、政策で意見が割れることがあっても、日本をもっと良くしたいという思いは共通でした。

その思いがあったからこそ、明治維新と呼ばれる改革を成功させることができたのです。

この例から学べること、それは明治日本が国家の危機を脱する方法を踏襲していたということです。

まず、ペリーが来航した際に日本はこのままでは危ない、日本は他国よりも劣っているという公正な自国評価がありました。

その自己評価があったからこそ、他国の良いところを手本にすることができたのです。

次に現代日本を見ていきます。

こちらはまだまだ課題が解決できていない状態だとダイアモンド先生は言っています。

その問題の一つは少子高齢化です。日本では何年も議論になっていますよね。

日本の人口は2060年までには現在の人口から4000万人減少して8000万人になると言われています。

日本がこの問題を大きく扱うのは労働の原動力である人口が増えなければ、人の減った日本は貧しくなり、世界での影響力が小さくなると考えているからです。

しかしダイアモンド先生は、人が減れば日本は貧しくなるどころか豊かになるという意見を持っています。

理由は必要とされる国内外の資源が減るからです。

実際に日本よりも人口が少なくてもそれでいて富裕な国はいくつもあります。オーストラリア、シンガポールスウェーデンシンガポールなどです。

このように少子高齢化が日本にとって恩恵をもたらす面を考えず、一方的に解決すべき課題と位置付けることは、国家が危機を脱するために必要なことのリストに入っている公正な自国評価がでできていないとダイアモンド先生は言っています。

人口が減ることを悪と捉えているのです。

もちろん反論もあると思いますが、これがダイアモンド先生の意見です。

 

では最後にこれらの例から個人が日常に活かせることについてAsatoが思うことです。

それは現実を公正に見るということでが非常に大事だということです。

明治の日本ではこの現実を見るということができていました。

外国の技術や制度を見て、日本が劣っていることをしっかりと自覚した明治政府は外国の良いものを積極的に取り入れていきました。

一方で、現代の日本は少子高齢化が悪ということを信じており、少子高齢化が日本にとって恩恵をもたらすのではないかということを考えません。

これは、少子高齢化が良いと言っている訳ではなく多くの人が知らず知らずのうちに少子高齢化は悪いことなのではないかと思っているということです。

Asato自身もなぜ、少子高齢化が悪いかということを真剣に考えたことはなかったと今思っています。

他にも例えば風力発電について、鳥が風力発電器にぶつかって死ぬということが世界各地で起こっているようです。

だから、風力発電をやめるべきだと考える人もいます。

しかし、風力発電器で死ぬ鳥よりも、猫に殺される鳥の方が圧倒的に多いのです。

この現実を知らずに風力発電をやめるべきという議論をする人がいるとダイアモンド先生は言っています。

他にも日本は沈没しているという人がいますが、世界的に見れば日本は超大国で、多くの指標で世界トップクラスであるとダイアモンド先生は言っています。

多くの人はメディアで見た情報をそのまま鵜呑みにして、それに基づいて行動します。

日本が沈没しているというのはある面では正しいのかもしれません。しかし、多くの面では例えば技術・経済などではいまだに日本は優れているのです。中国にGDPを抜かれたから日本は地位を脅かされているなど、一部の情報に振り回されることなく多面的に情報を見て、しっかりと現実を捉えましょう。

現実を見て、自分の頭で考えてから行動すると結果は違うものになるかもしれません。

現実をしっかりとみるということは実はなかなかできていないし、国家だけではなく個人としても生きる上で重要なことだと感じました。

 

では、動画をまとめます。

まず、個人の危機と国家の危機への対処方法は似ているということ。

明治時代の日本は自分たちへの正当な評価をできたために危機を乗り越えることができたが、現代の日本は自分たちへの公正な評価をできていない面があるということ。

個人としても現実を見て、公正な評価をすることがとても大事になのではないかということ。

 

非常に面白い観点で国家について論じた本です。

日本だけでなく、アメリカやフィンランドなど、様々な国の危機について書かれた本です。気になった方はぜひ読んでみてください。

 

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