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世界を作った6つの革命の物語 要約

こんにちは、あさとです。

今日はアニメでわかる本のまとめシリーズ、第40回、スティーブン・ジョンソンさんの世界を作った6つの革命の物語を紹介します。

ティーブン・ジョンソンさんはこれまで何冊もベストセラーを世の中に出している作家です。

 

あなたは世の中の発明がどのように起きているか知っていますか?

この本が教えてくれる答えはハチドリ効果です。

この効果はあるイノベーションが全く違う分野のイノベーションに影響を与えていることです。

 

この本にはその例が6つ出てきますが、この動画では世界を作った革命の一つ、ガラスについて紹介します。

ある発明がガラスと組み合わさることで、今の世の中にすごい影響を与えています。

きっと、この動画を見終わったあなたは世の中で起きた出来事の連鎖が今の世界を作っていることを知ってびっくりすると思います。

それでは行きましょう!

 

ガラス、これが最初に人類に知られたのは、砂漠の中だったと言われています。

砂漠にとんでもない熱風が吹いて、砂が溶けたのです。

それがもう一回冷えてできたのがガラスです。この砂漠でできたガラスを誰かが見つけたのですが、おそらく感動したのでしょう。

なぜそう言えるのかというと、そのガラスは最終的にエジプトの王様の宝飾品になっているからです。

 

ガラスは美しく、人の心を掴んできましたが、一つのイノベーションが起きます。

それは透明なガラスを作ることができるようになったことです。

ヨーロッパでガラス工芸が盛んになっていたころ、より綺麗なガラス製品を作るためにと試行錯誤されたから起きたイノベーションです。

 

ところが、この透明なガラスはただ綺麗で終わることはありませんでした。

ここでハチドリ効果が起きます。

ハチドリ効果はあるイノベーションが全く違う分野のイノベーションに影響を与えることです。

ガラスのイノベーションに影響を与えたのは印刷機でした。

みなさんはガラスと印刷機の間にどんな関係があるかわかりますか?

 

グーテンベルクという人が印刷機を開発した後、みんなが本を読むようになりました。

すると、みんな思ったのです。「文字読みにくくない?」

この時代の人はみんな遠視だったのです。

普段の生活で近くのものをずっと見るという習慣がなかったので、遠視であることに気がつきませんでした。

印刷機が発明され、みんな文字を読むことができるようになると、遠視であることが文字を読む障害になってきたのです。

 

そこで、あるガラス職人が透明なガラスを通して文字を読むと、文字の大きさや形が変わることを発見しました。

そこから形を整えることで人間の視力を矯正するガラス、すなわちメガネを初めて開発したのです。

 

見にくいものを見やすくする、これを一度経験した人類はまた考えます。

メガネが作れるならもっと小さいものを見やすくすることもできるんじゃない?

そうして開発されたのが顕微鏡です。

顕微鏡が開発されたおかげで、人間は小さいものを見ることができるようになりました。

それによって、科学が発展していきます。

今、人間の寿命を伸ばすのに一役買っている抗生物質も顕微鏡がなければ見つかることはなかったでしょう。

人間の寿命をガラスが伸ばしてくれていたのです。

 

他にもガラスが生み出したイノベーションはたくさんあります。

例えば望遠鏡、遠くのものを近くにあるように見ることができるのはガラスがあるからです。

他にはインターネット、今世界中の情報を手元で見ることができるのはガラスファイバーがあるからです。

これはガラスで作られた細い繊維で、この中を情報がたくさん駆け巡っているのです。

他には鏡、これがあったから人間は自分と向き合うことになり、その習慣はたくさんの文学の元になっているそうです。

 

いかがだったでしょうか、ガラスのイノベーションと、印刷機イノベーションが混ざることで、現在の世の中が作られています。

このハチドリ効果から学べること、それは、新しいことに興味を持つことでイノベーションを起こすことのできる可能性を上げることができるということです。

イノベーションはこのハチドリ効果のように他のイノベーションんと混ざることで大きなインパクトのあるものになります。

 

新しいアイデアを思いつきたい、誰も考えていないことを考えたい、そう思っても普通はそんな考えは出てきません。

何かと何かを掛け合わせることが新しいアイデアですが、その材料を常に探しておくことが大事なのです。

 

では、動画をまとめます。

まず、世の中のイノベーションは何かと何かの掛け合わせであるハチドリ効果で起きることがあるということ。

次にその例としてガラスのイノベーション印刷機イノベーションとの掛け合わせによって現代に多大な影響を及ぼしているということ。

最後に、個人としても新しいことに興味を持つことで、イノベーションを起こせる確率が上がるということ。

 

ガラス以外にもたくさんのハチドリ効果が現代の世の中を作っていることを教えてくれる本書、気になった方はぜひ、チェックしてみてください。

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