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【徹底解説】人に頼む技術

こんにちは、あさとです。

今日はアニメでわかる本のまとめシリーズ、第41回、ハイディ・グラントさんの人に頼む技術を紹介します。

ハイディ・グラントさんは社会心理学者でコロンビア大学で博士号をとっておられる、モチベーション分野の世界的な権威です。

 

人に頼むことができるかどうかで、冗談抜きに人生は全く変わったものになります。

桃太郎を思い出してみましょう。

桃太郎は最初1人で鬼退治に出かけます。

鬼ヶ島に向かう道中、猿、キジ、犬に一緒に鬼退治に行ってほいしいと頼み付いてきてもらいます。

結果、仲間の助けを借り、鬼退治ができました。

頼むことで自分の目的を達成することができたのです。

 

また、Apple創業者のスティーブ・ジョブズはこんなことを言っています。

僕は日常的に、助けを求めれば人はそれに応えてくれるということを実感している。

でも電話をかけて誰かに助けを求めようとする人は少ない。

それが何かを成し遂げる人と、夢を見るだけで終わる人の差になることもあるのではないかと思う。

 

この動画を見ているあなたは、人に頼むことに罪悪感を感じていたり、人に上手に頼みたいと思っているのではないでしょうか。

この動画を見終わったら、あなたは人に頼むことに罪悪感を感じなくなり、なおかつ人に頼むことが上手になっていると思います。

それができればあなたの人生は好転します。あなたの人生を良くするために、あなたの目的を達成するために、この動画をみて人に頼む技術を身につけてください!

それでは、行きましょう!

 

この動画では3つのステップで人に頼む技術を紹介します。

1ステップ目は、人に頼むことに罪悪感を持つ理由を知ることです。

あなた自身がなぜ人に頼む時に億劫になるのかを紹介します。これを理解することで、あなたは頼むことに罪悪感を感じなくなります。

2ステップ目は、人が他人を助けたくなる理由を知ることです。

人は他の人を助けたいと思っています。それはなぜでしょうか。その根本を知ることで、頼むことであなたは助かるし、それによって相手も嬉しい気持ちになることを理解できます。

3ステップ目は、具体的な頼み方の方法を知ることです。

1、2ステップ目であなたの人に頼むことへの価値観が変わったあとに具体的な頼み方を紹介します。

この方法を使って、人に頼みあなたの生活をより良いものにしていってほしいと思います。

 

では、まず1ステップ目、人に頼むことに罪悪感を持つ理由です。

あなたは人に頼む時に申し訳ないな、とか、不快だと感じるのか。

それはあなたが断られることを怖いと思っているからです。

人に頼むということをした時に、すでにあなたは相手の意見を受け入れることしかできない立場です。

断られると、それを受け入れるしかないのです。

これによって無意識に不公平だと感じたり、自分が軽蔑されているのではないかと思うことがあります。

こういう気持ちは人間にとってとても不快な気持ちです。

この気持ちは脳の中で体で痛みを感じる部分と同じ部分で処理されることがわかっています。

つまり、タンスに足をぶつけ痛いという感覚と人に断られる感覚は脳にとっては同じだということです。

わざと、タンスに足をぶつけに行く人はいないですよね。

同じ理由でわざわざ人に断られるリスクを取りに行く人はいません。

 

しかも人に頼み事をした時に断られるだろうと思う確率は実際に断られる確率よりも高いことがわかっています。

実はあなたが思うよりも、相手は頼み事を聞いてくれるということです。

では、どうしてあなたは相手から断られると感じてしまうのでしょうか。

それは、頼み事の負担の部分にばかり目がいって、この頼み事は相手にとって嫌なことだと感じているからです。

これらの理由によって、あなたは人に頼むことに罪悪感を感じてしまっています。

 

しかし、相手はそれほどあなたの頼み事を断りません。

その理由の一つは相手にとって断るという行動はとても負担になるからです。

あなたも人の頼みを断ったことがあると思いますが、その時にどんな気持ちになりましたか?

あとで後悔したり、悪いなと罪悪感を感じたりしたのではないでしょうか。

あなたに頼み事をされた人もそう思っているのです。

このプレッシャーがあるので、あなたが思うよりも相手は頼み事を聞いてくれます。

そしてもう一つの理由は、あなたの頼み事を聞くことで、相手も嬉しい気持ちになることがあるということです。

ここがとても重要です。

頼み事をきくことで、相手が嬉しい状況とはどんな時でしょうか。

 

これが2ステップ目で人が他人を助けたくなる理由を知るという部分です。

人が他人を助けたくなるのは、自分の意思で人を助けたことに満足感を得られるからです。

本当に多くの研究が人に与えることで、自分自身に良い影響があることを教えてくれています。

例えば、寄付。寄付を自分の意思で行うことで、自分の幸福度が大きく向上したというデータがあります。

人間はどうやら人のために良いことをすると自分が嬉しくなるようになっています。

さて、ここで大事なことは「自分の意思で」という点です。

人から親切になることを強要されると、たちまち人間は不快に感じます。

これを頼み事をした時に当てはめてみましょう。

頼み事をして相手が自発的に手伝ってくれた場合は、相手にとってもそれは報酬になります。

自分は自分の意思で手伝ったという感覚が相手にも心地よい気持ちをもたらします。

一方で、相手に頼み事を強要するような頼み方だと、相手は一気にその気持ちが冷めます。

頼み事をしたあとでも、不快な感情しか残りません。

頼み事をする上で最も大事なこと、それは相手が自発的にあなたの頼みを聞いてくれることです。

この動画の最も大事なところなので、もう一度言うと、相手に自発的にあなたの頼み事を聞いてくれることが大切です。

これさえできれば頼み事をすることで、あなたも相手も良い気持ちになります。

さらにこの場合、相手は頼み事をしてくれたあなたのことを好きになるという研究結果もあります。

おそらく頼み事を聞くことで良い気持ちになったので、そんな気持ちにさせてくれたあなたのことを好きになるのでしょう。

頼み事を聞いてくれて、さらに自分のことを好きになってくれるなんて、最高ですよね。

 

では、ここから後半です。

どうすれば相手に自発的に手伝ってもらえるのか。その具体的なポイントを5つ紹介します。

 

1つ目のポイントはあなたが困っていて、相手に助けてほしいと思っていることを伝えることです。

人はあなたが思っているほど、あなたのことを注目していません。

だからこそ困っていても、困っています、と言わなければ基本的にあなたのことを助けてはくれないのです。

また、相手にとっては助けるのは自分じゃなくてもいいと思うという習性があります。

街中でおばあさんが足をくじいて困っていても助ける人はそんなにいません。

一方で誰もいないような田舎の道端で同じようにおばあさんが困っていたら人はおばあさんを助けようとします。

それは田舎の人があったかいというわけではなく、街中だと人が多いので、自分じゃなくてもいいと思うという習性を人は持っているからです。

頼み事をするときも同じです。

「あなたに頼みたい」としっかり言いましょう。

 

2つ目のポイントは頼み事は相手ができることにすることです。

現代はとても忙しいです。

あなたが頼み事をしている相手にも予定がびっしりだということを忘れてはいけません。

相手の心が重たくならない範囲で、相手ができそうなことを考えることが大事です。

自分が負担にならない範囲で人の助けになれるなら相手もあなたの頼み事を聞こうかなという気持ちになります。

 

3つ目のポイントからはこの動画の最重要ポイント、相手に自発的に動いてもらうために大事なことです。

では、3つ目のポイント、それは仲間意識を活用する、です。

人間は社会的な動物と言われるように、自分がどこに所属しているかについて非常に敏感です。

それは集団の一員であることが自分のアイデンティティになっているからでしょう。

大学生から社会人になった時の自己紹介で、大学の名前を出す人が多いことも一つの例です。

集団の1人であるという感覚を持っていると、人間はその集団の中にいる人が助けを求めると、その人を助ける傾向が高まります。

だからあなたは相手に頼み事をするときにあなたと相手が仲間だということを認識できるようにすることが大事です。

例えば、一緒にという言葉を使うこと、この言葉は相手の脳にとって嬉しい言葉なのです。

あなたが自分と仲間だということを意識できるからです。

他には共通の経験や目標を持つことも有効です。

この場で女性は私たち二人だけだね、一緒に何かやろうよといえばそこで仲間意識が作られます。

一緒にという言葉や共通の経験について語るなど、仲間意識を持ってもらうことであなたの頼み事は聞いてもらいやすくなります。

 

4つ目のポイントは自尊心を刺激するです。

人は自分のことをいい人だとみなしたいという欲求を持っています。

この欲求を刺激した頼み方が大切です。

例えば、子供が親から親切なことをしなさいと言われるよりも、親切な人になりなさいと言われた方が親切な行動をすることがわかっています。

親切な自分でいるためにはどうすればいいかを考えるからです。

頼むときも相手がこの頼み事を通してどうなりたいかを考え、その自尊心を刺激できるような頼み方にしましょう。

頼み事を聞いてもらったあとの感謝を伝えるときにもポイントがあります。

感謝を伝えないのは論外ですが、感謝を伝えるときに助かったよ、ありがとう。と多くの人は言うと思います。

これでは普通です。

相手に頼み事を聞いてよかったと思ってもらうためには、ここでも相手の自尊心に響く言い方をします。

助かったよ、あなたはとても親切な人ですね。こう言います。

そうすれば、相手は自分の価値を感じることができます。

自尊心を刺激することを覚えておいてください。

 

最後の5つ目のポイントは頼み事を聞くことの有効性を感じさせることです。

あなたも自分がしたことで相手が喜んでいたら嬉しいですよね。

あなたが頼み事をした相手も同じです。

頼み事を聞いてもらうことで、どんな結果が出るかをわかりやすく感じさせましょう。

頼み事をするときに、それをしてもらうことによってどんな影響が出るのかをしっかり伝えましょう。

そして、できればそのための方法は相手に委ねましょう。

方法を委ねることによって、相手はより自分の行動が人のためになっていると実感することができます。

 

では、動画をまとめます。

まず、人に頼むことで罪悪感を感じる必要はなく、むしろ頼むことで相手を喜ばすことができるということ。

次に、相手に頼むときに最も大事なことは相手に自発的に動いてもらうこと。

最後に、自発的に動いてもらうためには、相手に負担がかからない程度の頼み事であり、仲間意識を活用する、自尊心を刺激する、有効性を意識させるなどのポイントを抑えることが大事ということ。

 

頼み事をするということはあなたが助かるだけではなく、相手も嬉しい、まさにwinwinnな行動です。

でもwinwinになるためには頼み事をするときに相手のことを考える技術が必要なこともわかりました。

一生使える技術だと思うので、わからなかった人はもう一度この動画を見てみるなどしてもらえれば、日常生活でも使えると思います。

 

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