セミリタイアへの一歩目は残業をしないこと中編
残業をしてしまう人の特徴は、頼まれたことを何でもやってしまうことです。
会社であなたがやらないといけない業務というのは、本当はそんなに多くないです。
ちょっと考えてみてください。
あなたが今週やった仕事で、あなたが責任を持っていたり、あなたじゃないといけない仕事というのはいくつありましたか?
そんなにないですよね。
もし、いやいや自分じゃないといけない仕事ばかりだと思う人にもう一つ質問です。
あなたが今の仕事を辞めたら、その仕事は止まりますか?
あなたがやった書類作成や、取引先との会議、部署同士のやりとりは本当にあなたじゃないとできませんか?
おそらく今はあなたがやっているだけで、あなたがいなくても多くの仕事は回っていきます。
会社はそういうところです。
もし、本当にあなたじゃないと仕事が回らないなら、その会社は危ないです。
一人の人に仕事を頼ってしまっている会社は会社として機能していないからです。
普通の会社にいれば、自分が本当にしないといけない仕事というのはそんなに多くありません。
じゃあ、どうして残業してしまうかというと、たくさんの雑用をしているからです。
ここでいう雑用とは、あなたじゃなくてもできる仕事のことです。
仕事をしていると、どうしても雑用が出てきます。
あなたは上司や同僚から、ちょっとこれやってよ、なんていうふうに言われた仕事を簡単に引き受けていませんか?
それを引き受けることで、自分がしなくてもいい仕事をしないといけないことになるのです。
さらに、一度雑用を引き受けると、あー、この人は頼んだら雑用をしてくれる人だという変な信頼がついてしまって、さらに雑用を任せられます。
よく、仕事ができる人のところには仕事がたくさんくるといいますが、まさに雑用をこなせばこなすほど、雑用ばかりをお願いされるのです。
それで、どんどん残業が増えるというわけです。
例えば、誰でも作れる書類を作ってと言われたり、各部署から社内行事に一人参加しないといけないから出てくれないかと言われたりします。
それを引き受けていては、どんどんそういう種類のお願いがあなたのもとに入ってきてしまうのです。
みなさんはどうですか?会社で変な雑用の仕事を受けていませんか?
このようなセミリタイアの動画を見ている人は自分の人生について、自分で責任を取ろうとしている人たちだと思います。
年金がどうとか、社会がどうとかではなく、自分の力で自分の人生をなんとかしようとしていますよね。
そんな人たちだからこそ、仕事ができる人たちではないでしょうか。
だからこそ、雑用仕事を任せられることも多いかもしれません。
では、どうしたら良いかというと断ることが大事です。
何でも受けるのではなく、本当に自分がやるべきことだけを会社でやるようにしましょう。
そうすれば、残業になることはほとんどないと思います。
少なくとも、残業時間を減らすことくらいはできます。