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年収2000万円稼いでも自由にはなれない中編

まず、サラリーマンのお金のもらい方と自由に生きている人のお金のもらい方についてです。

この違いを知るためにお金はどうやって自分のところに来るのかを考えてみましょう。

現代は資本主義です。

資本主義の世の中ではみんなが市場と呼ばれるところに商品を持ちよっています。

そしてその商品を誰かに買ってもらうことでお金をもらうことができます。

例えば、メルカリであなたが読み終わった本を売ろうと思い出品します。

それを欲しいと思った人がいれば、買われ、あなたにお金が入ります。

この資本主義の原理をもとに、あなたの給料について考えてみます。

あなたのもとに給料という形でお金が振り込まれているので、あなたは何かしら人から欲しいと思われるものを提供していることになります。

それは、なんでしょうか。

答えは労働力です。

あなたの労働力を欲しいと思っているのがあなたが働いている会社ということになります。

会社は労働力を上手に使っています。

例えば製造業で時計を作っていたとします。

もしあなたが1時間で時計を組み上げることができたとします。

時計の材料費は千円で、あなたの時給は二千円だとします。

その時計がもし1万円で売り出されたとすれば、ざっくりと会社は売り上げの1万円から材料費千円と人件費二千円を引いた七千円が利益になります。

つまり、あなたの労働力を買った方があなたの会社は儲かるということです。

 

この仕組みを理解できれば、なぜ高い給料をもらっているサラリーマンでも自由になれないかがわかります。

それは会社が会社の利益を最大化するために給料を調整するからです。

どういうことか説明します。

会社が自分の利益を最大化しようと思った時に一番困ることは労働力がなくなることです。

先ほどの時計の例で行くと、材料があってもそれを時計に加工できる労働力がなければ、市場で売れる時計という商品を作ることはできないのです。

一方で会社は時計を売って利益を出そうとしています。

そうなるとあなたの給料の決まり方はあなたが体を壊さずに働けるギリギリの額になります。

給料が低すぎると体を壊し、労働力を提供してもらえなくなりますし、給料が高すぎると、会社の利益が少なくなります。

あなたの給料は会社が一番得をするように決められているということです。

例えば、高い給料の代表は商社や広告代理店ですよね。

ここで働く人たちは、かなりの激務です。

激務で働きながらもずっと働いてもらうためには、たくさん給料を上げて、会社の近くに住んでもらうとか、良いものを食べてもらう必要があるわけです。

そうしないと、激務の会社で働き続けることはできないからです。高い給料をもらっても、そのお金は自分が明日も激務をこなすために必要なものに消えていくのです。結局、高い給料をもらっても消えていくので、自由にはなれません。

また、定時で帰ることができるような、楽な会社ではそんなに会社の近くに住まなくてもいいので、給料が低くなります。

そこそこの給料でも、仕事自体がそんなに辛くないので、長く働くことができるからです。

 

この常に会社が得をするように給料を決められているのがサラリーマンという働き方の特徴です。

さらに、給料を会社が好きに決めているだけでなく、あなたがサラリーマンならあなたは大事な時間、つまり命を会社の利益のために捧げています。

その大事な時間があなたが市場に売りに出している商品ということです。時間を売るということは、あなたが自由に過ごせる時間が少なくなるということです。あなたの時間を会社に握られている時点で自由にはなれないのです。

 

次に自由に生きている人のお金のもらい方を考えます。

サラリーマンが自分の労働力を商品にしているのに対し、自由に生きている人というのは労働力以外の商品を持っています。

それはAppleiPhoneを売っているように、TOYOTAが車を売っているのと同じ状態です。

 

個人で自由に生きている人は必ず労働力以外の商品を持っています。

例えばYouTuberのマナブさん。マナブさんは日本トップクラスのブロガーで、YouTuberです。

彼のブログを読んだり、YouTubeを見たりした人もいると思います。

今はタイに住んでいるようで、自分の好きなように自由に暮らしておられます。

マナブさんはブログやYouTubeの広告費でも稼いでいますが、自分で商品も販売しています。

その商品はブログやYouTubeの始め方、プログラミングの始め方などです。

マナブさんはブログやYouTubeからの広告費もすごいと思いますが、それでもマナブさんの主な収入は商品からの収入です。

その証拠にマナブさんはYouTubeの収入を視聴者に還元するキャンペーンを行なっています。

商品を持っているから自由に暮らせるのです。

 

他にも竹花さん。

若くして圧倒的な成果を上げている起業家です。知っている方も多いのではないでしょうか。

竹花さんもYouTubeをされていて、そこから広告費をもらっていますが、

竹花さんはMUPというビジネスを教えるサブスクリプションサービスを運営しています。

YouTubeでMUPの宣伝を行なって、どんどん自分の作ったサービスに集客しているのです。

竹花さんにとってもYouTubeは収益を上げる場所ではなく、宣伝媒体なのです。

竹花さんの商品はこのMUPというサービスということですね。

 

もふもふ不動産のモフさんも労働力以外の商品を持っています。

モフさんもYouTuberですが、収益源は不動産です。

働かなくても、不動産からの収入があるため生活に困らないということです。

 

彼らは誰にも拘束されず自分の好きなことを自由にやっています。自由に生きることは、生きるために時間を売る労働から解放され、自分の商品を持つことで可能になるのです。